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「ママが喜ぶ家」というコンセプトに時代錯誤を感じる私。

こんにちは。今日はちょっとだけ、ブツブツ言わせてください。
お散歩中に見かけた看板についてです。

「ママが喜ぶ家」とデカデカと書いてある文字の背景にはキッチンが映り、あたかもキッチンに立つことは母親の仕事であり、それを推奨すると言わんばかりのテキスト。.

これを考えた工務店は、大概が男性で占められているのだろう。しかし、数人でも女性はいるはず。そこにいる女性はなんの違和感もないのだろうか。

.速水もこみちさんの「モコズキッチン」(古い?)や、男性料理家を売りにメディアでは取り上げているが、メディアの中は結局別世界で、視聴者は自分を重ね合わせてはいない事が伺える。むしろ、この類の料理番組を見ているのは、女性なんじゃないのか?とさえ思う。.

ノルウェーでは、パパでもママでもキッチンに立つ。むしろ、かなり個人主義なので、自分のご飯は自分で作ることはごく普通だ。その代わり、日本の様に一汁三菜ではない。オートミールとコーヒーだけ。など超絶シンプルがデフォルトだと思う。ランチは、茶色のパンにハムとチーズに、フルーツを添える程度。蒸し野菜をカットしたものを入れたりするが、基本的に「時間をかけずに準備する」が一般的である。ちなみに、会社員もランチの時間は15分〜20分が普通だった。さくっと食べて、サクッとコーヒーを片手に残り数時間の業務に励むのだ。

ここで一番大切な事は、パパがキッチンに立つ重要性ではなく、女性=キッチンで料理をする対象という構造が未だに生きている日本。この看板のデザインをした人間は、何の悪気もなく選んだと思うし、承認した会社も違和感ゼロだったのだろう。

ここを崩すためには、どうした方が良いのか。。。

そして、この話題の後には、次の疑問が湧き出る。

「世の中のパパは、ママ同様に、キッチンで料理をする時間は持てているのだろうか?」

友人の男性も、キッチンに立つことに違和感はないし、むしろ料理は好きなのだが

男性が、家事や子どもの世話をする為に、時短勤務や、定時で上がることに何の疑問も持たずに

承認してくれる会社はどのくらいあるのだろう?


男女平等・・・ぶっちゃけ、私は、生物学的には不可能だと思っています。

でも、男女平等にチャンスを与えられる必要性はすごく感じでいます。

性別でその人のリミットを周りが決めるのはおかしいし、チャンスを奪う権利はないと思うから。

あなたはどう思いますか?

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