ほっけ・バジーナ17歳(僧侶枠)

お人形観察業。

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ドール写真の関節レタッチ入門

はじめに割と人口が増えつつあるドール写真ですが、「あの球体関節がちょっとなー」といった感じで、非ドール界隈の方からはネガティブなご意見を頂く事が多々あります。 そこで今回は、ドールおじさんが球体関節に悩んで魔女化する前に、すべての球体関節を人力で写真から消し去ってしまおうという主旨でございます。いわゆるレタッチと言われる類の作業です。 関節レタッチの是非写真を人間の手で大幅に改変するものなので、一部の自称写真の大先生方からは大きな不評を買う可能性大であります。悩ましい限り

    • 鏡の世界のドールさん

      あれから随分経ちましたご無沙汰しております。前回のドール記事から随分と間があきました。 今回はドール撮影倦怠期の御仁へ贈る変化球系の撮影ネタ、ほっけ流「鏡を取り入れたドール写真撮影」であります。 とはいえ特に特殊な事をしている訳でもないので、ふーん程度にお読みいただけたらと思います。 今回の趣旨今回の趣旨ですが、「何の為に写真の中に鏡を持ち込むの?」といった事をお伝えできればと思います。撮影に鏡を取り入れる際のポイントが伝わればいいな位の、いささかゆるふわな内容でございます

      • やってしまった

        新年早々やってしまいました(幸せ)。 Fender American VintageⅡ 1957 Stratocaster (LH)アメビンⅡストラトは基本的にボディはアルダーなのだけれど、Vintage Blondeを選択するとボディがアッシュだという事に気付いてしまったせいで、物欲が止まらなくなってしまいました。 なんでもVintage Blondeの場合は、塗装から木目が透けて見える為、あえてアルダーより木目が綺麗なアッシュを使うのがFenderの伝統なのだとか(すい

        • American Acoustasonic Telecasterのヘッド落ち対策

          American Acoustasonic Telecasterのヘッド落ち病が酷いものの、お尻側にバランスウェイトを載せるのが一番自然な解決策だとおもいますが、それだと折角のAcousutasonicシリーズの軽量さをスポイルするような愚行ではないかと思った(ほんとは…おっさんてのは肩が痛むんですよ)ので、違う方法で対策してみました。 エレキ用のストラップをアコギのネックに取り付ける為のアレを使ってみました。体に対するギターの位置が若干寄ってしまいますが、これはこれであり

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        • ドール撮影
          8本
        • ギター
          2本
        • ADV150
          7本

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          ドールの写真、みんなちがって、みんないい

          お久しぶり長らくの間noteを放置しておりました。 今回は技術的にどうこうというお話ではありません。ある種の思考訓練みたいなものをしてみようというお話です。 撮影会あるあるとして、同じ場所を複数の人が順番に撮影する事が多々発生します。同じ日でなくとも、同じスタジオで別の日に同じ場所を撮る、なんて事も当然ながら起こります。 今回はそんな「同じ場所」で撮った写真たちを眺める事で、撮影者さんの違いから生じる特徴やテクニック?を写真から見つけ出す訓練をしてみようというお話でございま

          ドールの写真、みんなちがって、みんないい

          ADV150にTANAX プレートフック3を取り付けてみた

          荷掛時の固縛場所に悩むADV150に荷物を積もうとした際に、ツーリングネットや紐の固縛場所は、わりと悩ましい問題であります。部位的に下の方で言えば、前はタンデムステップあたり、後ろはナンバープレート付近に固縛できると安定しそうです。 ナンバープレート付近に固縛場所を作る方法としては、既存のボルトをアイボルトに置き換える方法、既存のボルトと荷掛フックを共締めする方法、ナンバープレートベースを荷掛フック兼用タイプに交換する方法等が考えられます。 今回はナンバープレートベースを取

          ADV150にTANAX プレートフック3を取り付けてみた

          ADV150で撮影旅に出る準備をしたのだ

          ADV150を買った理由以前のnoteでも書きましたが、拙者はドール(お人形)の写真を撮る事を趣味としております。どういうものかというと…こんな感じです。 で、このような写真を撮る為には、そのシチュエーションに合った場所へ撮影しに行かねばなりません。これが結構面倒くさかったりします。いままでの撮影はクロカン四駆で行ってたのですが、場所によっては車が進入するには道路的に厳しい場所や、駐車が困難な場所があります。 そこでADV150の出番です。 何故スクーター?ドールおじさん

          ADV150で撮影旅に出る準備をしたのだ

          ADV150にTOURATECHのナックルガードを付けてみた

          似非アドベンチャーバイク風味ADV150というバイクは、PCX150にそこはかとなくアドベンチャー風味を加えた乗り物なのですが、つるしのままではそれほど差別化がなされている訳でもないので、後付けで色々と似非アドベンチャーバイク風味を増していきたいところであります。 で、アドベンチャーバイク風味を増して行くには何をおいてもナックルガードを装備せねば!って感じだと思います。 そこで今回はナックルガードを取り付けてみた経緯と詳細をご紹介しようかと思います。 経緯最初は他社のナッ

          ADV150にTOURATECHのナックルガードを付けてみた

          ADV150にエンデュランスのスクリーンとキジマのGPSバーを付けてみた件

          ADV150のスクリーン、高速に乗るとその無能っぷりを実感できます。風が顔面あたりに来ます!まるで嫌がらせかよ!って感じになっております。 そこで早々にスクリーンをロングタイプの社外品に交換いたしました。 youtuberさん達を見ていると、わりとスモークタイプの方が多いように見受けられますが、拙者の場合は純正風のままロングにしたような雰囲気が好みなので、今回はクリアを選択してみました。同時に、スクリーンを外す作業ついでに、スクリーン上方へマウント用のバーを増設するやつを取

          ADV150にエンデュランスのスクリーンとキジマのGPSバーを付けてみた件

          ADV150にスロットルアシストを取り付けた

          手が痺れる拙者ADV150で高速道路を使って少し長めに連続乗車していると、何となく右手の平が痺れてきます。昔カワサキに乗っていた頃にも長時間のツーリングでは振動で手の平が炎症を起こす事がしばしばありましたので、今回は早めに対策を考えてみました。 スロットルアシスト過去の経験上、要はあまり握りこんだり押しつけたりしないようにするのが一番だと思います。そこで、アチコチでよく見かけるアクセルグリップに取り付けるアレを導入してみました。手のひらを乗せて押し下げれば速度をキープ出来る

          ADV150にスロットルアシストを取り付けた

          ADV150のシート蒸れ対策

          暑いのださいたま地方はバイクの温度計を見ると38~40度を超える日々が続いております。走行している時はまだ良いのですが、停車したり渋滞に巻き込まれると、途端に灼熱地獄と化すさいたまなのであります。そうこうして渋滞を抜ける頃には、ぱんつまでびっしょりになってしまいます。今回はぱんつ対策としてアレを購入してみました。 こちらはコミネの3Dエアメッシュシートカバーというものです。伝説のvtuber東雲レミさんもご愛用との事ですが、拙者の場合はサイズが判らなかった為、とりあえずMサ

          ADV150を買った理由

          リターンライダーこんにちわ、ドールおじさんです。 この度、数十万年ぶりに軽二輪車を購入してしまいました。いわゆるリターンライダーおじさんです。ホンダのADV150というスクーターを衝動買いしました。 何故衝動買いしたのかこのADV150ですが、拙者のニーズにがっちりはまっていたのです。どんな所がツボだったのか、以下お話していきます。 高速に乗れる最小サイズバイクの選定に際して、当初ははやりのハンターカブも良いなって考えておりましたが、排気量的に高速道路に乗れない点と、カ

          ”置物”とドールの狭間について

          ~ドールと現実世界とのスケール差を克服する~綺麗にキマったドール写真、素敵ですよね。ドールさんが醸し出す、人間とも、おもちゃ等の”物”とも違う立ち姿には独特の世界観や魅力が溢れていて、見る人を惹きつけます。 でも実際に自分で写真を撮ってみると結構上手く撮れないものです。かく言う拙者も、当初は何故残念な写真しか撮れないのか、その理由が全くわかりませんでした。理由については撮影機会を重ねていくごとに、何となく色々な法則が見えてきます。…見えてきますが、その頃には自身にとっては無意

          ”置物”とドールの狭間について

          ドールスタンドの消し方

          はじめに写真集を出版されている巨匠クラスのドールおじさん達の写真に魅せられて自分でも写真を撮ってみようと始めてみたものの、最初は眼前に立ちはだかる壁が多すぎて何をどうして良いか判らないものです。「髪の毛やスカートを風になびかせているけれど、あれははどうやるの?」、「建造物や室内などがドールサイズに見えるけれど、どうやって撮っているの?」、「かばんが空中に浮いてる!」…そして「スタンドが見えないけれど、どうやっているの?」などなど。 今回は、以前のnoteをお読み頂いた方から

          ドールスタンドの消し方

          ドール撮影者のためのスタンド使い分け入門

          はじめにドールさんをいきいきとしたポーズで撮影する為には、キメキメのポーズのまま安定して立っていてもらう事が大切です。その為には適切なスタンドを選択する事が重要です。 しかしドールあそびを始めたばかりでは、スタンドの種類や使い分けのポイントを知る機会が中々得られないかもしれません。 そこで今回はうちでよく利用しているドールスタンドについて、拙者がどう使い分けているかについて書いてみたいと思います。また入手方法についても、できる限りフォロー出来たらと思います。 注意事項サドル

          ドール撮影者のためのスタンド使い分け入門

          ドール写真に前ぼけを入れよう

          概要ドールって、思わず写真を撮りたくなる位かわいいですよね。気がつくとあーだこーだ考えながら沢山の写真を撮っているのですが、そのうち段々と物足りなくなったり、何となくコレジャナイと感じるようになる時期が訪れます。いわゆる倦怠期であります。 今回はそのマンネリ感を打破する為のちょこざいな技である”前ぼけを入れる”という手法をご紹介いたします。 前ぼけとは写真では、ピントが合っている場所(通常は被写体であるドールさん)を境にして、奥の方と手前側がピンボケになります。このうち手

          ドール写真に前ぼけを入れよう