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1月1日に出勤する地域包括支援センター保健師の話


あけましておめでとうございます
ペーパー保健師の黒井です。
今日は1月1日に出勤したときの話。(大晦日、お正月の連日出勤)

その前日、12月31日に出勤した話は下記リンクより。
https://note.com/hokenshi_kuroi/n/n912d0c2121fd?sub_rt=share_crp

出勤したときの挨拶はもちろん「あけましておめでとうございます」。
挨拶をする半分くらいの職員さんは「昨日も会いましたけどね(笑)」という言葉がつく。
年末年始出勤できる人は限られているので、大晦日とお正月の連勤となることは珍しくないのだ。
黒井も気持ち的には大晦日もお正月も休みたいのだが、出勤できなくはない家庭環境なので、「休みたいです!」と強く言えない。
(遠方へ帰省したい人が優先で休むのだが、そうなると地元出身の黒井は毎年固定で年末年始出勤しなければならない。若干の不公平感を感じていた。)

事務系職員も1/4くらいの人数が出勤。
だが、正月は会社の謎風習により、デスク上に白い布をかぶされているため、PCが使えない。
出勤しても包括の業務としてできることがほとんどない、というのが1月1日出勤の恒例。

そんな1月1日の出勤だが、一応特有の仕事もある。(包括の業務ではない)
まずは施設長がお屠蘇を持って特養入居者さんを全て回るので、その付き添い。2時間もあれば十分終わるので、施設長は午前中で帰宅。(いいなぁ)

お屠蘇回りの後は年賀状の仕分け。
介護や福祉業界特有なのかはわからないが、年賀状はいまだにかなり届く。
仁義の世界。
部署ごとに振り分けて、各部署に届けるのも事務系職員の仕事。
この振り分け作業、色んな事業所の年賀状を見ることができるので楽しい。
事業所によっては、同じ絵柄で違う部署からそれぞれ送られてくるので、5枚くらい同じ年賀状が手に入ることもある。

午前中の恒例行事が終わるとお楽しみのお昼。
大晦日に自分が詰めるのを手伝ったお節料理が食べられる。
社員用はお重ではなくて、バイキング形式。
お昼の時間が近くなると厨房さんが並べてくれる。
年明けから3~4日間くらいおせち料理が並ぶが、最終日近くなると売り切れの料理が出てくる。
1月1日に出勤すると、好きなもの食べ放題!
これはお正月勤務の特権。

そして、お昼を過ぎたころからは特養入居者の方の家族の面会が増えてくるので受付の対応。
入居者の方もご家族と会えて嬉しそう。
中にはご家族と一緒にお出かけしたり、お正月だけ家族の家にお泊りする人も。
様々な理由により年間通して全然面会に来られないご家族もいる。
この仕事をしていると、色んな家族の形があるなと改めて実感する。

何はともあれ、1月1日出勤は気持ち的にはがっかりするけれど(手当も特に出ないし)、のんびり過ごせるので悪くはないと思う黒井であった。

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