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『素』の要素が…いずれはそれだけに 

日曜の夜にパソコンに向かって久々のテキスト投稿です。

今回は内々のことを失礼致します。
うちの家族構成ですが夫と私、義父の三人(猫2匹)で一つ屋根の下に住んでおります。
この三人と二匹の生活はまだ8ヶ月しか経っておりません。
昨年7月に前の家が丁度10年になることを機に2軒目の家を建てました。
建屋も新築から10年も経ってくると水回りに何らかの気になる点がぽつぽつと出てくるものなんですね…、排水口あたりが匂いがしたり、お風呂のサーモスタット?とか外の水栓を締めても水がぽたぽたしてたり、北側の外壁はボードが膨らみや反り、北側や水回りって本当に時の経過通りにちゃんと声を上げて知らせてくれますね💦
あちこち直すより建てちゃうかとなりました。
何より脱衣所の洗濯物を2階へ持って行き干す工程が失敗だったとずっと言い続けてきたこともありました💦歳を重ねていったら洗濯物を抱えて毎日階段はきついな~(-_-;)が私の口癖でした。
一番の理想は洗濯が終ったら洗濯機から取ってそのまま直ぐに干す&乾いたらウォーキングクローゼットへ収納。そんな広々ランドリールームにすればよかったなぁ~とほんとによく諦めずに言ってました。
何故初めから要望出さなかったのだろう💦
家を建てて暮らしてみて初めて気付くという・・想像力の欠如というしかなかったです。

以前の家の10年間は夫と二人でおりましたが75歳当時の義父が一人暮らしというのもなんだから義父の部屋もつくろう?
設計の変更可能最終日に切り出したのは私でした。それはなんとなく、この先義父がいつまで一人で暮らしていけるのかは、はっきり言って誰も判らないのが現実でこれから若くなっていくわけじゃないし…、また夫は三男で長男と二男は義父とそりが合わず『お父さんの面倒はみない』と義父に真っ向から公言したという間柄だったというのもあったからです。
三男である夫は元々そんな上二人を見ていたからか、はたまた同情からか?話をすることも苦にならない?(しょうがなくだったかも…)
まあ夫も自分の父親の事だから気にはしていたに違いないはずですが、私への気を使って言い出せなかったのかな…と感じました。『そうだな、部屋一つ追加しようか・・』と簡単に広い玄関ホールを夢みていたのですがそれは諦めて、そこに一部屋追加する運びとなり、あっという間に打ち合わせから一年の月日が経ち今のお家が建ちました。

昨年9月末よりお義父さんとの三人での初めての共同生活の始まり始まり~。
私『お義父さん?お義父さんにはずっと健康で長生きしてもらわないとならないので添加物とかトランス脂肪酸とか糖尿病なんかにならない様に今日から私が食事を作っていきますから…。』
義父『・・・』←無反応

無反応?ん?
メデタシ、メデタシ?

いやいや、そんなメデタク終わらないですよね、違う環境で暮らしてきた人間が絵に描いたようにいきません💦実際は次の通りでした。


うまく行かない点の一つに食事面があります。
その当時は毎朝主人が6:30前にはお弁当を持って家を出ます。
その後、私と義父との朝食。義父のお昼ご飯は冷蔵庫に作り置きし、夕食は私も夫も遅くなるので何かあるもので食べてて下さいと何度か伝えるも何も手を加えることが嫌な様子でしたので結局のところ私と主人が帰ってくる21時前後に夕食となりました。
その夕飯時間も義父には合わない生活スタイルだったと思います。

ここまで読んで頂いて、ご想像通り徐々に無理が重なりボロが出てきてほころびが大きくなりました💦
ただその一番の問題点は食事時間の問題もさることながら、実際は私が義父に作っていた食事そのものだったという痛恨のものでした(><)

前述の通り、メニュー自体が義父とって嬉しくないものだった!というかどちらかと言えば嫌い?なのだと悟らされることになりました。

私の作る朝ご飯は米飯(時折玄米、雑穀、麦等含む)+魚のタンパク質、卵、おひたし、納豆、豆腐、豆類、ポテトサラダ、みそ汁等を日々飽きない様にまた野菜を用いる様に心掛けブロッコリーやオクラ、ごぼう、人参、里芋、ネギ、油揚げ、海藻、キノコ…等の食材を少量ずつで多品目を常に提供出来るように主たる朝ご飯は和食を心掛けました。
それは主人と二人の時よりずっと健康を意識して作っていましたが…1ヶ月半が経った頃それは起きました。

夜冷蔵庫をみると義父に作り置きしたお昼ご飯が残っていました。
ふとゴミ箱に目が行きみるとコンビニの鶏南蛮弁当というラベルが目に飛び込んできました。
えっ?
えーっ??
作り置きのおかずはそのまま、ゴミ箱に鶏南蛮弁当のカラ?私の脳内は…なぜ??なぜなの???の状態です。
『お義父さんのご飯作ってたけど食べなかったの?なんで?』
『作ってあると思わなかった』
『・・・?なんで?毎日作って冷蔵庫においたでしょう。』
『いや・・なかったよ』
『作ってたでしょ』
『いや、ない』

『へ?何なの?お義父さん何言ってるのか意味わかんない!
もうそんな私作っても作ってないって言われ、そんなコンビニのお弁当買って食べるならもう作らないですよ!』
『おー、作んなくてカマワナイぞ!出ていく!!』

それから一気に決裂、夜も作んなくていいし、何も用意しなくていいとなり、自分の部屋で全食を摂っています。毎朝前の日に買って来たパンを食べ、おそらくランチパック?お昼コンビニ弁当、夜コンビニ弁当・・。
午前中買い物に行き翌日の朝食、その日の昼食、夕食と全てコンビニ&業務スーパー等へ。

結局私の作るご飯より食べなれたコンビニ食が快適な義父ということが判明し、夫とも話した結果もう何を食べようがお義父さんの勝手にさせよう・・となりました💦


そして・・その後も『出ていく』は一度口にするも、この生活は現在に至るのでありました。

義父は認知力が斑であると感じます。
更に元々周りからあーしろ、こーしろ指図されるのが嫌で健康で長寿して欲しい話、食品添加物の話等々そもそもこの類の話等に全く興味がなくカマワナイで欲しい性格…。
ここ3,4年一人暮らしですっかりコンビニご飯が非常にお口に合うようになってしまったのです。

夫や私の父の最後のひとときを一緒に暮らそうと思った気持ち、また当初義父に話した食育の話等々私の思いはどこにも届かなかったという…ちょぉーと悲しい今の思いですが、こちらの思いより義父がさみしかったり悲しかったっりしないで居てくれたらそれで…、

また義父がこの先もしかすると、昨日までの自分はもう終わり…と気付き、ころころと回って柔らかくしなやかで弾むボールの様に全く違う表情を見せてくれるかもしれないから…それでいいんじゃないかな…。



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