見出し画像

企画の提案には、事前に根回しが必要?

組織内で新たに物事を始めたり、改善するときには企画書や上司にプレゼンをする機会があると思います。

その時に事前に根回ししていますか?
また根回しをする必要があると思いますか?

結論からお伝えすると、私は必ず必要だと思います。

その理由は現場としては、必要な改善、提案でも上司にとっては、必要性が理解できないことも多く、またその企画の決定権を持っておらず、上司の上司に直属の上司がプレゼンすることになり、より伝わらないことも多いからです。

根回しというと悪いイメージをもつ方もいるとは思いますが、根回しは企画を通すために必要な手段です。
もちろん誰も嫌な思いを通すように心がける必要があります。

ではどのように行うのか。

まずは決定権を【誰】が持っているか確認します。
決定者によって、必要な情報が変わってくるためです。

例えば、営業部に出す情報であれば、その改善によって売上がどれだけ変化するか伝えると通りやすい。
一方、経理にはこの企画を通すと売上も上がると伝えても正直あまり興味がないところがあります。
そのため、視点を変え、経費明細も明確になり、処理がしやすい。など伝え方を変えることが必要となります。

決定者が何をもとに、企画を通すかを知ることが必要です。

次にその決定者が承認しやすい状況を作ることです。
社内にkeyになる人がいると思います。
良く意見を求められている人です。
決定権を持っている人の近くにいる人ともいえます。

その人に事前に、根回ししておくのです。
「こういう企画を考えているのですが、どう思いますか?」
「少し意見くれませんか?」
など、企画を当てておき、了解を取っておきます。

そうすることで上司から「○○さんは何っていうかな?」と聞かれたときなどに、「○○さんは、良い案だと思う。」と言われたことを伝えることが出来ます。

また、○○さんから、事前に決定権のある上司に伝えておいてくれるかもしれません。

これが根回しです。

もっと複雑なことが多いですが、この作業が増えるだけなので、企画を通したければ、ぜひ行うべきだと思います。

自分の企画を通し、より良い組織を作っていきましょう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?