時流に乗れるか?
訪問看護ステーションが増えはじめ、もう10年が経過しています。
一部では訪問看護ステーションが儲かる時代は終わったと言われており、売りに出したいと言われる事業所も少しずつ出ています。
私も今のタイミングで独立・企業される訪問看護ステーションは何らかの確信がないと難しいと考えております。
例えば、マーケット状況がまだまだ良いとかです。
競業他社が居ないが、需要がまだあるなど。
でもなかなかそんな地域は減ってきていると思います。
特色ある訪問看護ステーションは増えてきていますが、特色をどう評価するかは、在宅医や病院相談員、ケアマネです。
そこからみて差別化するのは難しいと思うわけです。
と考えたとき、今後時流にのるためには、何が必要なのか?
一つ言えることは、訪問看護ステーションだけではだめということでしょう。
社会保障費の財源がない中で、今後抑制されることは間違いありません。
医療サービスは薄利多売が原則になるでしょう。
そう考えたときに、訪問看護ステーションの人材マネジメントは難易度がとても高いため、訪問看護ステーションだけで規模を出していくことはなかなか難しでしょう。
その為、訪問看護ステーションと親和性の高い何かを行う必要がある。
そこに何を加えていくか。
ビジネスの先見の目がある方は、ここが良く見えているのではないでしょうか。
以前も書きましたが、デイサービスを併設した訪問看護ステーションは増えていくと思います。
その背景には、看護師とリハ職の割合の調整もあると思いますが、訪問看護ステーションだけに頼らない経営的な視点もあると思います。
ただ、デイサービスだけで良いのか?
私個人的な考えは、もっと複合的な方が強いと思います。
そこで何を複合的に行うのか。
答えは分かりません。
弊社も時流にのっていきたいですね。
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