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細田先生の講義への潜入レポート 最終回(国土学とグローバル社会)

豊穣センター広報担当の ふるかわ です。
今回は3回目の講義「国土学とグローバル社会」のご報告です。

3回に渡る先生の講義でインフラの重要性を主に話されてきました。

インフラは人々の日常生活を支えるだけでなく、国内での経済活動を円滑に進めるためにも必要不可欠です。

特に私が思ったのは、鉄道です。

自然災害の多い日本で、日本の地形に合わせたインフラとして、先人の偉大なエンジニア達は、鉄路を作りました。

明治、大正時代に日本には多くの鉄道の骨格が出来て、人々の暮らしを支えました。

地震大国の日本では、地震により古い鉄道構造物の倒壊や脱線も起こりましたが、そのたびに、適切な補修や補強、次の防災へ対策を行ってきました。

便利に感じる日本ですが、他国のインフラ整備が加速している中、まだ圧倒的にインフラ不足ということが講義でわかりました。インフラ不足は、社会の中でのアクセス力を妨げ、貧困層を拡大し、社会不安の増大なども生み 出し、そして人々の生存すら脅かすこととなります。

それでは、どうすれば良いのか・・・。

細田先生の講義は、前回の講義での学生たちからの質問に対して、先生が次の講義で答えられます。ですが、完全な一つの答えではなく、いくつかの考え方を示し、学生自らで考え、自ら答えをだす・・といった形をとられます。

4月から入学してきた学生さんは、今回で3回目となり、授業に慣れてきた頃かと思われます。もう、教えられるだけではなく、自分で考えることができる年齢でもあります。

少し考えたくらいでは、今回の講義の答えはでないと思います。相当な知識が必要で勉強することは山程あります。ですが、知らない事に対して楽しく勉強してほしいと細田先生もおっしゃっていました。

次代の担い手である学生さん達が正しい知識を身に着けて、全てがネットワークになって進化を発揮する未来の架け橋になってほしいと思いました。

私も今回の講義で終わりではなく、ずっと続く講義だと感じました。
ありがとうございました。


2024.4.24 ふるかわ


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