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日本と未来教育先進国NZの幼児教育を比較by現役保育士

ブログで書いてるだけじゃ物足りないので、もっと情報量が多くラジオやYouTube感覚で聞いてもらおうと定期購読マガジンを作りました!内容は
①僕が日々の保育で思う事(ブログには書けないようなこと 笑)
②世界が注目するNZの保育(テファリキ)の実践と、英語の文献解説
③日本の保育と教育、どうやって良くしていこう会議 etc.


日本で7年保育士をしたあとNZ(ニュージーランド)の保育園に来たら、「保育士なのにヒゲ生やしてもいいんだ」「苦手なピアノは弾かなくてもいいんだ」など、驚く事がたくさんあり、ブログに書いて、それを電子書籍にもしました。違う文化や環境での生活は、いつも驚きに満ちています。

しかし、NZに住んで5年、僕は人口の3分の1が集中する都市オークランドでしか生活していません。今は園での勤務を週4にしてもらって、平日は1日いろんな園に見学に行きました。難民受け入れの園、デジタル化が進んだ小学校、特別支援学校、ホームベースの保育園、お母さんたちが主で作っているプレイグループ。とても勉強になりました。ただ、旅先で会った色んな人が「オークランドはニュージーランドじゃない」と言うのです。都市と地方の生活や人々の価値観は全然違うという意味だと思いますが、その違いを体験せずに俺はNZの保育を語れるのか?と前から思っていたので、しっかり知見を広げてこようと思います。

そのため、この7月には今の職場を辞め、家も家具も手放して、約1ヶ月日本に帰って7つの大学で特別講義を行い(中には面識もないのに講義の枠を作って下さった学校も!日本の教育業界の、ニュージーランドとテファリキ保育への注目の高さを感じます)、NZに戻ったら3か月~半年ずつ地方に住み、その場所場所の幼児教育施設で働こうと思っています。

正直に言うと、家も職場も決めないで辞めるのは初めてのことで、大丈夫なのかどきどきしてます!怖いですけど、ずっとやってみたかったことなので、楽しみでもあります!だから皆さん応援よろしくお願いします。登録して頂いて、損はさせませんので。(^^)

さて、上の③の日本の保育と教育、どうやって良くしていこう会議について少しお話すると、これは、ダメな点ばかり挙げるので終わるのではなく、マガジン購読者の皆さんと保育や子育ての悩みを解決していこうという考えです。
 これまでオンライン、オフライン両方で保育士の皆さんと研修をしたり、海外で働きたい保育士のFacebookグループを作ってみたりした中で、安心して意見が言い合えるコミュニティーに属することは、現場の先生や教育学科の学生、保護者にとっても大事だと分かりました。

特にオンライン研修では、僕がテファリキ保育について話すだけでなく、日本にいる先生たちがお互いの保育の実践や問題点を話す場を設けたことで、皆が安心できる場所を作れた実感がありました。お子さんがいる参加者の方は、保育士がこんなに子どもの事を考えてくれていることを知って感激したと言ってくれたり、「参加する前は日本の保育の問題点ばかりが見えて、NZに憧れを持っていましたが、日本でもまだやれること、いい所があると思えた」という保育士の人もいたので、もっとこういう場を作ろう!と思ったのが今回の定期購読マガジンを作ったきっかけです。

今はFacebookのアカウントを使用するオンラインサロンが主流ですが、勤務先が特定されたら不都合な場合や、保護者や同僚の先生がいたらどうしようという理由で意見が言いづらい人も多いと分かったので、このnoteなら個人のアカウントや写真のアイコンを使う必要もなく、ピッタリ!定期購読の審査に通してくれたnoteさんに感謝です^^

購読者の皆さんには、疑問に思っている事を遠慮なく質問してもらい、僕が音声と動画でお答えしたり、購読者の方限定のミーティングなども企画していきたいと思っています。(質問はニックネームなどで質問できるようにします)

では、さっそく、最初のレクチャーに入っていきましょう!

テファリキって何?社会の変化に敏感なNZの幼児教育

という内容で、ちょっとお話しますね。

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