心に響くコピーライティングの起源は「勉強しなさい!」の説得力
こんにちは、ひろです。今日は心に響くコピーライティングに関する考察です。
結論から言うと「自分のストーリーに基づいた言葉を伝えよう」と言うお話です。
一般的にコピーライティングって魔法のようなチート技だと思われている気がします。
まあヒトの心を操る禁断のコピーライティングってかっこいいですよね。
「え?!それだけで売り上げが激変するの!(◎_◎;)」と思ってしまいます。
たしかに、ほんのちょっとした工夫でCVRが劇的に変わるのは事実です。
キャッチーな言葉とかマジックナンバーを使えば、良さそうなイメージを植え付けやすいですし。
ただこれらのテクニックだけ磨いても、正直言ってあまり効果はありません。
恋愛に例えますね。
多くの人が「異性にモテたい」と思いますよね。特に男性。
そしてネットで「女性にモテる秘訣」って調べます。
すると「清潔感を出そう!」とか「見た目を整えよう!」って書いてあります。
そこで髪型とか服装とか気をつけようとします。
さらにメンズエステやメイクを始める人も多いみたいですね。
「とにかくカッコ良くなってモテよう!」みたいな。
たしかに見た目にこだわるのも、一概に悪いとは言えません。
相手に失礼のない身だしなみは、社会人として最低限の礼儀ですし。
ただ、いくら見た目が良くても中身が伴っていないとモテないですよね。
同様にコピーライティングも、見た目の良さだけでなく中身の充実度も磨いていかなければいけません。
そしてコピーライティングにおける中身とは言葉の説得力です。
表面的なテクニックだけでなく中身が伴ったコピーライティングには、他の人とは違うオーラが感じ取れます。
それは、威風堂々としたオーラにもなれば、ポップでキャッチーな雰囲気にも変容します。
つまり言葉に莫大なエネルギーが宿っているのです。
では、どうしたら言葉に莫大なエネルギーが宿るのでしょうか?
その秘密こそ「背景にあるストーリーの多重構造」です。
分かりやすい例を挙げます。
全然勉強してこなかった大人が「勉強しなさい」と言っても説得力がありません。
一方、ちゃんと勉強してきた大人が「勉強しなさい」と言ったら、かなり説得力があります。
なぜなら「勉強しなさい」の言葉の背景に、その人がこれまで経験した勉強のストーリーが込められているからです。
少し脱線しますね。
僕が大学受験の大手進学塾で校舎運営を行っていた時のエピソードです。
保護者説明会や保護者面談をするわけですよ。
そこで「家で全然勉強しないんですが、どうしたら良いですか?」と相談を受けるわけです。
「勉強しなさい!って言っても、全然言うことを聞かない」みたいな。
その答えって決まってるんですよね。
子供が家で勉強しないのは、両親が勉強してないからなのです。
子供は親の背中を見て育ちます。
言い方がキツイかもしれませんが、親がグータラしてたら子供もグータラします。
なので保護者の方々には、次のようにお伝えしていました。
「言い方は少々厳しいかもしれませんが、お子様がご自宅で勉強しないのは親御様にも原因があります。お父様やお母様がご自宅で読書や勉強などに勤しむ姿をお子様に見せますと、お子様も変わります」
(#保護者の方々にそれくらい言えるよう、自分も努力しなきゃいけないわけですが...)
生徒が勉強しないのは先生にも原因があります。
勉強しなさいって言うだけじゃ、生徒は勉強しないですよね。
なので僕が講師だった頃は、生徒に勉強しなさいとは言いませんでした。
自分が生徒だったら、「うるせ〜(¬_¬)」って思うからです。
その代わり、誰よりも率先して掃除したり、生徒が喜ぶ企画を考えたり、集客のためのマーケティング戦略を練ったり、自分にできることは120%やりました。
その姿を見れば、生徒も「自分も頑張らなきゃ!!」と思って勝手に勉強します。
生徒の進学実績が良かったのも、講師スタッフが持てるチカラを出し切っていたからでした。
余談が終わりました。話を戻します。
コピーライティングも同じです。
ライティングに自分のストーリーを込めることで、言葉の説得力が上がります。
本に書いてあることや誰かが言ったことをそのまま引用しても、言葉の説得力は上がりません。
なので自分のストーリーを思い浮かべながら、自分だけの言葉で書いていきたいですね。
ということで今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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