ストイック味噌汁
相葉マナブというテレビ番組を見ていたときのこと。
味噌作りの回だったか、バイきんぐの小峠さんが
ただのお湯に味噌だけ溶いたものを「ストイック味噌汁だね」と言っていた(気がする)。
毎朝、お湯に自家製味噌を溶いて飲む私。
そうか、私が飲んでいるのはストイック味噌汁だったのか!と番組を見ながら膝を打った。
以前、
こちらの記事で、朝はお味噌汁にギーを入れて飲んでいますと言ったが、あれから1年経って私のMorning MISOSHIRU Routine も少し変わったので改めて記録しておく。
1、マグカップにお湯、きなこ、黒胡麻、凍み豆腐、近所の乾物屋さんで削ってもらった鰹節、手前味噌、サラダのレタスを投入。
以上。
…1も2もなかった。
前日の残りのお味噌汁があれば、きなこと黒胡麻、凍み豆腐、鰹節だけ加える。
とは言いつつも、自分も寝ぼけているので大抵何かを入れ忘れる。
入れたい意欲はあるが、朝は頭がついていかない。
朝からくるくる冷蔵庫や戸棚を行ったり来たりするうちに目が覚めてきて、食卓について3口すすったところで入れ忘れに気がつくが、立つのも面倒なので食事を続行させる。
凍み豆腐や鰹節は戸棚で寝坊。
私の気が向けばマグカップへ遅れて出勤。
フルメンバーが最初から揃うのは週に数日といったところか。
食べすぎた翌日はここに黒胡椒や七味唐辛子も加えて消化をプッシュアップする。これは一年前と変わらぬ習慣。
これが最近の私のストイック味噌汁事情である。
いや、いろいろ入れすぎでもはやストイックとは言えない。単に横着、欲張りか。
このあいだ、「武将メシ」という本を読んだ。
名高い武将がいるところには必ずいい味噌があるという。
豆味噌は信長、秀吉、家康。
仙台味噌は伊達政宗、などなど。
秀吉や信長は胡麻などを混ぜた”焼き味噌”を携えて戦へ赴き、ある武将は鰹節も携行していたという。
あら偶然。私も毎朝似たようなことやってるんじゃない?
けれども一介の素浪人のような域を行きつ戻りつ留まりつつ。
なれど毎日食う寝る所に住む所があるのだから有難き幸せに御座候。
というわけで天下をとる予定のある方もない方も、朝のお味噌汁、おすすめです。
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