会社員とフリーランスを経験した私が考える仕事で一番大切なこと。
私は今年で社会人7年目になる。
そのうち4年間はアルバイトも含め会社員として生活して、3年間は独立してフリーランスで仕事をしていた。
右往曲折あって今は会社員に戻ってその傍らで創作活動を続けている。
今のライフスタイルがどうやら自分には合っているみたい、数年はこの生活を続けていく…予定。
「正直、会社員もフリーランスもあまり変わらない。」
これが2つの異なる働き方を経験した私が出した結論だった。
どちらが辛かったかと言えばフリーランスの方がダントツきつかったけれど、組織の中で働くことだっていいことばかりでもないのが現実。
そもそも理想の働き方は誰かが用意してくれるものでもない。
まずは将来のライフプランだったりやりたいことを軸にして、自分から組み立てていくべきであって働き方や労働条件なんかはそのあとの話。
会社員もフリーランスもそのための手段だと思うと、ぶっちゃけどっちでもいいのかななんて思ったりもする。
職務経歴書はずたぼろの私だけれど、社会人生活を重ねてきた中で仕事に対するスタンスが定まってきた。
『仕事をすることで誰かの役に立つことができる。
誰かのために頑張ることも私の幸せにつながっている。』
たとえ会社員であろうとフリーランスであろうと対価をもらって仕事をすることに変わりはない。
ただ、お金を稼ぐこと以上に自分が頑張ったことで間接的にも誰かの役に立てていることが嬉しいのだ。
コンディションがよくない日も仕事に向かっているだけで忘れられる。
特にサービス業をしているとお客様からの労りの言葉だけでその日の辛いことが吹き飛んで頑張れてしまう。
私が単純思考なだけかもしれないけれど、そんな経験をしたことがある人って多いんじゃないかな。
世の中にはたくさんの仕事があって時代と共に消えていく職業もあれば、新たな職種もどんどん増えていくだろう。
どんな仕事も必ず誰かの生活の支えにつながっていて、日々私もたくさんの人に仕事を通じて支えられていると実感する。
コンビニのカップラーメン1つだって、食材を育てて出荷してくれる人がいて、工場の人が製造してくれて、配送の人がお店に届けてくれて、店員さんが並べてくれて、レジのシステムを管理してくれる人がいなければ私は手にすることすらできないのだ。
たとえ私がお金を払う側だとしても誰かが働いてくれていることへの敬意は絶対に忘れたくない。
「仕事をすると強くなれるよ。」
仕事が辛いなと感じる日はいつも尊敬している人の言葉を思い出す。
確かに学生の頃から比べたら優しさにも厚みが出て、随分とタフになってしまった。
きれいごと、と言えばそうなのかもしれない。
自分のためやお金のためだけに働きたいと思う人も間違いじゃない。
それでも私は誰かのためにも生きていきたいのだ。
働いている全ての人へ。
いつも働いてくれてありがとう。
頑張ってくれてありがとう。
私はみんなのおかげでほがらかに過ごせています。
ほがらか
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