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インターホンで飛び起きて…

今朝、インターホンが鳴って私は飛び起きた。

ご近所さんが焼きたての『ブレッド』を持ってきてくれたのだ。
彼は『パン』とは言わない。

『お外に出ないと具合が悪くなるよ』

彼がそう言ってくれた日に、私の具合の悪さがだだ漏れていたのだろう。


あれから、雨降りが多くて外出できなかったけど、ウォーキングは一度できたので
『ありがとう。
あのね、
あの後、外を歩いたよ』
『それはよかった』

私は小麦が苦手だけど、食パン一枚分なら食べても平気だ。

受け取ったパ…ブレッドはまだ温かい。

スライスして一枚食べたらラップに包んで冷凍しておこう。

大事に食べよう。


『今、起きたの、あはは
5時に寝付いて…』
『ワォ、同じ。
〇〇、髪のびたね。
カッコイイ』
『ボサボサだよ』
『いや、ワイルド
カッコイイよ』

地球の裏側で母親に引っ叩かれて育った彼も、ひどい入眠困難なのだ。

すごい反骨精神とぶっちぎりの体力で世界を渡ってきた彼は、親世代なのに子供のようにピュアだ。

私は『長い髪は不潔だ』と言われて育ってきたので、自分が髪を長くおろした姿も、手入れされてない髪も、『いい』とは思っていない。

自分が映る鏡に向かって『不潔じゃないよ』と唱えてみたりしたが、なかなか『いい』までたどり着かない。

ぷふっ、カッコイイのか。

そっか。


『5時から…ネ。
しばらく寝るか?』
『いや、せっかく目が覚めたから、
もう起きるよ。
今日は天気がいいからウォーキング行く』
『いいね、
風強いから気をつけて』
『ありがとう』



昨夜は泣いていた。
辛くて泣いたわけではなく『自分に対する過小評価…まだしてたのか…』『まだ自分をいじめてるのか…』

と、自分を…いじめて……ますね😅



ウォーキングに出る前に、パンを一枚。
コーヒー。

今朝はあまり空腹ではなかったようだ。
いつもはけっこう食べる。
朝から丼物イケるタイプだ。

窓辺でストレッチ…

顔洗って、スキンケアして、日焼け止め塗って、眉描いて。



風は強いが、陽は暖かかった。




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