情景236.「気だるい静けさ」【掌編小説 at カクヨム】
今回ご紹介する掌編小説は、カクヨム投稿の『あなたが見た情景』から「けだるい静けさ」です。
ふしぎと、小雨や曇りの印象がつよい。
ここからあそこまで、結構離れているんですよね。
だからみんな、妙な静けさを保ったまま、じっと着くのを待ってる。
静けさにも色々。
耳がキィンと鳴るような、淀みのような静けさを感じたことってありますか?
どこかぎこちなくて、なんとなく居心地がよくない。
だけど、やることは決まっているから、流れに沿って進んでいくだけ。
こういうとき、空はふしぎと薄鈍びている印象があります。
どんな情景を指しているのか。
それはこの「けだるい静けさ」を読めばきっとわかります。
場が場だけに、独特な空気感がありますよね。
読んでいるうちについ、参列している気分になるかも。
ともあれ。
いまいち座りの悪い雰囲気を味わえる情景。
お楽しみください。
『あなたが見た情景』は、目の前の景色を眺めるように情景を思い描ける、ちょっとしたお話のあつまりです。
どこからでも何話からでも好きなところから読みはじめて大丈夫。
気になったタイトルをひらいてみてください。
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