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編集者。雑誌を20年くらい、今はITメディアにいます。毎週1冊ビジネス書を読むのを目標…

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編集者。雑誌を20年くらい、今はITメディアにいます。毎週1冊ビジネス書を読むのを目標に。書評というよりは要約。自分メモ。子連れ旅についても書きたい。

最近の記事

こんな人がいたのね!「1兆ドルコーチ」

今回読んだのは「1兆ドルコーチ」。 恥ずかしながら私は、その指導で1兆ドル分以上の価値を生み出したと言われるビル・キャンベルについて全然知らなかった。 アップルのスティーブ・ジョブズ、グーグルのラリーペイジ、アマゾンのジェフベゾスなど、超有名な起業家達がみな同じ人にコーチングされていたなんて! どんな恐ろしいヤリ手のコンサル的コーチング?かと思いきや、彼のやり方はとても共感できるものだった。 人がすべて。 マネージャーの仕事は、部下が仕事で実力を発揮し、成長し、発展

    • 未来を見通す力をつける本「ハイコンセプト 新しいことを考え出す人の時代」

      今の仕事をそのまま続けても良いのか、を考える時のチェックポイントは3つある。 ・他の国ならもっと安くやれるか ・コンピューターならもっと安くやれるか ・自分が提供しているものは、この豊かな時代でも需要があるか 上の二つはYes、三つ目はNoであれば、仕事は変えるべき。なぜなら、早晩食べていけなくなるから。 先週のテーマ本「直感と論理をつなぐ思考法」の中で著者がおすすめしていたので「ハイコンセプト」ダニエルピンク著を読んだ。10年以上前なのでかなり古い本だけど、今でも

      • カイゼン、戦略、デザイン思考に続く4つめ「直感と論理をつなぐ思考法」

        読み慣れないビジネス書をとにかく読む!ために始めたこのnote。週1なので、とりあえず目についたり耳に届いたものを読むことにしています。つまり売れてるものか、人のおすすめ。売れているものはなんとなく「今」輝いている感じがあり、人のおすすめは名著に近いものが多い印象。 今回は、ラボ同期友人Jさんのおすすめ。 「直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN」左宗邦威著 一時期話題だったようで、家にあるのを見て夫も「それさー」と、コメントしてきました。 最初にハッと

        • 人間の心理って単純!「売れる広告 7つの法則」

          「テレビショッピングって、観る人の気がしれないし、何がいいのかわからない」 そう思ってないですか。私はそう思っています。観てない。なのに、なぜかテレビショッピングの一連の流れは知っている。「みなさん、この女性は何歳に見えますか?」から始まって、成分や効果を説明し、「東京都在Aさん@才」が登場のVTRで「これを使って夫に綺麗になったねと驚かれました」などと言い、最後に値段を発表して、「安い〜!欲しい!」と盛り上げてから「今なら2本で〜〜円!そして〜〜もつけちゃいます!」と言う

        こんな人がいたのね!「1兆ドルコーチ」

        • 未来を見通す力をつける本「ハイコンセプト 新しいことを考え出す人の時代」

        • カイゼン、戦略、デザイン思考に続く4つめ「直感と論理をつなぐ思考法」

        • 人間の心理って単純!「売れる広告 7つの法則」

          あたりまえって怖い。「リーダーの基準」

          読んでからnoteを書き出すまでに1週間経ってしまった。 リーダーの基準 見えない経営の「あたりまえ」 「戦略と実行」の清水勝彦著。 「戦略と実行」が面白かったのと、それとならんで会社の本棚にたくさんあったので、なんとなく手に取った1冊。 リーダーに必要なことは何か。 最新の戦略や、一般的な成功例を知ったり勉強していても、それでわかったつもりになっているだけではないか。そもそもそれぞれの「あたりまえ」が違うことを認識しているのか。という本。 本当に必要なのは、本質

          あたりまえって怖い。「リーダーの基準」

          他者から真似されない仕組みを作る「ストーリーとしての競争戦略」

          上司にオススメされた本2冊目。 最近この手の本をよく読むのは、「戦略のたてかたがわからん」「フレームワーク難しい」とずっとモヤモヤしているから。まだまだだけど、少しずつ読んだことがある内容や言葉が増えてきて、読みやすくなってきた気がする。 ストーリーとしての競争戦略 楠木建 著 この本は数年前に出た本で、先日、上司に「僕が読んだ時は新しいことがなかったけれど、(わからないことだらけの私には)ちょうど良いかもしれません」と言われたやつ。そして、付箋付けたものをテーブルに置

          他者から真似されない仕組みを作る「ストーリーとしての競争戦略」

          イノベーションとは何かがよくわかる「ビジネスモデル全史」

          先日、私より随分年下で、IT生え抜きのデキる上司に言った。「戦略とか、フレームワークとかが分からなさすぎるんです。」その時にオススメされた本の1冊。様々な、その時代に革新的だったビジネスモデルがずらっと紹介されている。古くはメディチ家や日本では越後屋から、現代ではFacebookやアリババまで。 ビジネスモデル全史/三谷宏治 この著者は、ビジネスモデル革新時期を3期に分けている。 1期(1990年ごろまで)  この頃までに、基本的なビジネスモデルはほとんど出来ている。

          イノベーションとは何かがよくわかる「ビジネスモデル全史」

          アクセンチュア流生産性を高める「働き方改革」

          アクセンチュアの方に頂いたので、読んでみた。 アクセンチュア流生産性を高める「働き方改革」 政府が働き方改革を進める前から、改革に取り組んでいた同社社長による著書。 あまりにハードワーク、男社会だった同社が、3年間かけて利益を出しながら改革を進めていった軌跡とノウハウが書かれている。 おおまかには、まず方向性を決め、仕組み化とリーダーのコミットの両軸で進め、そこから風土として定着させていくという流れ。 そのノウハウが細かく書かれているのだけれど、私が特に納得感があっ

          アクセンチュア流生産性を高める「働き方改革」

          上司に「仕事させる術」そうか!ボスマネージメント!

          リーダー塾を開催している知り合いが、おすすめしていたのでポチった本。私自身手探りで行なっている1on1にも役立つとのことで、読んでみた。 上司に「仕事させる」技術 そうか!ボス・マネジメント! もともと、日本では上司を嫌う割合が他国に比べて高いらしい。それは日本ではマネジメント職という捉え方ではなく、「単に個人業績を上げた年齢が上の人」が上司である割合が高いからだそう。そして、上司を仕事の邪魔だと思う人が多いんだとか。ちなみに私は上司運が良いのか、邪魔だと思った経験はほと

          上司に「仕事させる術」そうか!ボスマネージメント!

          アマゾンで学んだ!伝え方はストーリーが9割

          12冊目。家族が買ったらしく、リビングに読みかけで置いてあったのを拝借して読みました。 端っこながらも伝える仕事についていながら、人に伝えるということに苦手意識がある私。特に大きな絵をかき、戦略的に伝えることが苦手。部分じゃなくて、全体を俯瞰して見られてその中で伝えたい部分をきっちり伝えることがいつでも出来るようになりたいと常々思っている。 とはいえ、この本を読んでみたら主に広報活動についての内容だったけれど、日々の仕事に生きそうなこともあった。著者は、日本のamazon

          アマゾンで学んだ!伝え方はストーリーが9割

          子どもが勝手に学び出す!ハーバード式子育ての公式

          週1ビジネス書のはずが、これは育児書だしビジネス書じゃないけど、よく平積みで見かけるのと、育児系コンテンツを作ってるのでこんなのも良いかなと。 「子どもが勝手に学び出す!ハーバード流子育ての公式」ロナルド・ファーガソン、ターシャ・ロバートソン著 世の中で活躍している人たちの育てられ方に、隠れた公式があるんじゃないかという仮説の元にリサーチされ、書かれた書籍。ハーバード出身の人たちの協力の元に書かれたので、同大出身者の話が多い。 シェルター出身や貧困街出身者も含み、経済状

          子どもが勝手に学び出す!ハーバード式子育ての公式

          人がうごくコンテンツのつくり方

          近々、著者の話を聞く機会があるので予習として手に取った。 「人がうごくコンテンツのつくり方」高瀬敦也 人がうごくコンテンツ。コンテンツを作る仕事をしていると、よく話題に出るフレーズ。 タイトルだけ読んで、うごく=人に話す、商品を買う などの行動を起こさせるコンテンツ作りのハウツー本かと思ったら、シンプルに面白いコンテンツの作り方がメインだった。 ものすごく大まかに言うと 目的(想い)を持ち、それにむかって削ぎ落としていくこと で、それは20年コンテンツを作ってきた

          人がうごくコンテンツのつくり方

          「戦略と実行 組織的コミュニケーションとは何か」

          お恥ずかしながら、出版社で働いていた20年くらい、コンサルという職業の人たちのことをほとんど知らなかったんです。2年前に、わりとメジャーなIT企業に転職した時に、会社の経営陣がコンサル出身者だらけでびっくり。その後ようやく読み始めたビジネス書たちの著者は、コンサル出身者ばかりで。 「戦略と実行 組織的コミュニケーションとは何か」清水勝彦著 この本もコンサル出身の著者ですが、いわゆるコンサルが今までは戦略重視だったのに、戦略ではなく、その後に続く実行こそが大事なのだ、と言っ

          「戦略と実行 組織的コミュニケーションとは何か」

          「NEW TYPE ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式」

          週1ビジネス書8冊目。昨日慌てて購入して慌てて読んだ。 とても読みやすく、わかりやすい1冊。 今は、時代の大きな転換期であり、今まで活躍出来ていた人=オールドタイプとこれから活躍出来る人=ニュータイプ とで、大きな違いがある。これからのあるべき姿といえるニュータイプとはどういう姿か、という書籍。 ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式 まず、前提として、問題がたくさんあり、「問題を解決する力」が重宝されていた時代は終わった。大抵の問題は解決されている

          「NEW TYPE ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式」

          サブスクリプション

          7冊目。もともとIT系ビジネス書をメインにしようと思っていたので、久々にそのものな書籍。 サブスクリプション「顧客の成功」が収益を生む新時代のビジネスモデル お恥ずかしながら、「サブスクリプション=定額制サービス」としか思っていなかった私。重要なことは、 ・製品中心から、顧客中心のサービスへと移り変わった ・顧客へはデジタルでサービスが提供され、利用データが生み出され、データ活用により、より一層顧客へのサービスが充実する というサイクルが生まれる ・この仕組みにより

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          PLAY WORK 仕事の生産性がグングン高まる「遊びながら」働く方法

          グーグル流の働き方で有名なピョートル・フェリクス・グジバチさんの1冊。1時間もかからずサクッと読めた。 PLAY WORK 仕事の生産性がグングン高まる「遊びながら」働く方 すごく真っ当な話。 人生100年時代、働く時間(期間)はどんどん長くなる。これからは仕事と人生がもっと密接になっていくので、ワークスタイルを変えていく必要がある。好きなことを仕事にし、楽しんで効率よく仕事をするのが、自分の人生にも社会にも良いので、自分にしか出来ない仕事をして社会に貢献できる状態を目指

          PLAY WORK 仕事の生産性がグングン高まる「遊びながら」働く方法