いつ終わりが来ても
ご報告。
想いを込めた手紙、彼に読んでもらうことができました。
驚くくらい涙をぽろぽろと溢すわたしのそばで、
''俺も泣いちゃうよ〜、、''
と言いながら丁寧に手紙を読んでくれる彼。
''ありがとう。すごく読みやすい、分かりやすい手紙だった。時間をかけて書いてくれたんだよね''
そう言って受け止めてくれた。
彼の好きなところ、大切だからこそ幸せな結婚をしてほしいということ、それができないならわたしが幸せにするからわたしを選んでほしいということ、などを書いた手紙。
伝わったかな。
ドライブデートの1日、ほんっとうに楽しかった…!
行ってみたかった家具屋さんに行って、美味しいピザを食べて、美術館に行って、海を見て。
計画通りやりたいこと全部できて大満足◎
移動の車の中でもずーっと話していたな〜彼といると話が尽きないから不思議。
無事ドライブを終えて、いつもの街で居酒屋に入る。
気になっていたお店に入れたのだけど、お料理もお酒もとっても美味しかった!!
良い感じに酔いが回ってきた頃、わたしたちが使う電車が運転を見合わせているとの情報が入る。
''帰れないね''
''朝まで飲みますか''
''今日はもう仕方ないよね''
なんとなく、朝まで一緒にいることを覚悟する。
その後、結局運転は再開してしまった。
残念。
その時点で終電まで30分を切っていて、わたしの予定は狂っていた。
本当は終電より1時間くらい早くお店を出て、近くの公園で手紙を読んで渡し、早めに解散するつもりだったのに。
お店を出たのは終電10分前。
もう無理だ、このまま手紙を渡せずに今日が最後になってしまうかもしれない。
駅のホームに向かうエスカレーターで、涙が止まらなくなってしまった。
''え〜!なんで泣くのよ〜''
と驚く彼。
そりゃそうよね、、
''すみません。大丈夫なので!''
と強がったけれど、涙は止まらない。
''大丈夫ならそんなに泣くわけないでしょ''
泣いているわたしの目の前で、最後の電車のドアが閉まる。
結局、彼もわたしの家まで来てくれることになっていた。(このあたり記憶が曖昧、、)
家についてもわたしはまだ泣いていて、彼のことが好きだとかなんとか言っていたみたい。
ここからは覚えてる。
''なんでそんなに俺が良いの…?''
と彼が言うので、
''それ全部手紙に書いたの。今日本当は渡そうと思ってた。''
''え!読む''
いつか、大好きだった人に''手紙を書いた''と伝えたら''え、重!''と言われたことがあり、少しトラウマだったのだけど
彼は驚くことなく受け取ってくれた。
またわたしの涙腺が緩む。
そして、冒頭の言葉をわたしにくれた。
''今日1日一緒にいて、ずっと楽しかったもんね。こんな1日過ごしちゃったらさ、、ね。''
彼も心からわたしとの時間を過ごしてくれたこと、形はどうであれ愛おしく思ってくれていることは伝わった。
そんなわたしたちが、お互いを求めないはずがなかった。
''都合のいい相手だと思ってるわけじゃないからね''
彼の言葉を信じて、彼の腕の中に堕ちる。
結局その夜ほとんど眠れないまま、仕事へ向かう。
出勤してからも、今までと変わらず仲の良い2人だった。
昨日楽しかったね、とか
ごはんが美味しかったね、とか
家での出来事などを普通に話すから
余計にどきどきしてしまう。
''手紙、hnさんの家に忘れた!''
''え、いります?恥ずかしいからもういいよ''
''え、いるでしょ。せっかく時間をかけて書いてくれたんだから。''
大切にしてくれようとする姿勢が嬉しい。
これからどうなるのか、すぐに答えは出ない。
彼も、
''どうしたものかな〜、、''と溢すくらいには、わたしに揺らいでくれているのかな。
仲が良いことは変わらないし、きっとこれからも2人で遊んだりするのだと思う。
でも、わたしが出来ることはやりきったから、いつ終わりが来ても大丈夫。
彼と過ごせる日々を目一杯楽しんで、愛していこうと思います。
いつも見守ってくださる皆様のおかげで、勇気を出して気持ち伝えられた〜〜( ; ; )
本当にありがとうございます。
自分本位な恋だけど、わたしにとっては大切なものなので
もう少しだけ、この恋を抱きしめさせてください。
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