ひなてゃ

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夏の光に灼かれると

今年もまた夏がきた。今年の夏のモグコレはヒドゥンゴージがなく、せっかくのモグコレ期間もほとんど集めずに終わった。代わりに夏らしくバーベキューに行ったり、野球場で花火を見たり、ffシリーズのオーケストラコンサートに行き、触発されてff9を数年ぶりにプレイしたりしている。 ff14内においても数年ぶりに紅蓮祭でのアスレチックが復活し、イベントでもらった水着を着て楽しんだ。結局最上段まで踏破はできなかったものの、風物詩を楽しむことができた。 前ほど何も気にせずというわけにはいか

    • しばしのお別れ

      邂逅出会ったのは別になんとでもなかった。いつだかのイベントで、参加報酬を集めると珍しいものと交換できるということを聞き、そのコンテンツだと効率がよいとのことで触れてみただけだった。ff14のpvpコンテンツ、ヒドゥンゴージとの出会いだった。 最初はどのジョブで参加したかも覚えていない。何をしたかも思い出せない。ただなんとなく参加し、報酬のためにプレイし、負けることのほうが多かったものの、とりあえずで参戦していた。 報酬がもらえるのが何ヶ月に一度かあるイベントだったので、そ

      • 晩秋の暁月

        1日目 暑い季節はとうにすぎ、目覚める時間の曙色の日差しが秋から冬に変わっていく日々を感じさせていた、2021年11月19日の13時ごろ。 誰もいない秋葉原のホテルのロビーで、一本しかないフロントへの動線を睨むかのように見つめていた。 初対面の面々がほとんどのオフ会の初日待ち合わせだ。 初対面ということもあり、どういった心持ちで望めばいいかすこぶる悩んだ。悩んだ結果、することもないので動線を見つめていることにした。インパクトは大きい。 エレベーターの音が鳴り、2人やっ

        • 感傷的に、夏。

          夏が来た。ff14を始めてから2回目の夏だ。また今年も花火はあがっているし、海辺に討伐対象も出ている。まだ頭上に若葉マークがついていた去年とは違い、すっかりとログインすることが生活の一部として溶け込んでしまっているし、年初に激情を消したくて始めた釣りも日課として楽しめている。去年と一番変わったと言えるのは、自宅から花火が見えるようになったことだ。 大型アップデートがあと3ヶ月ほどで来る前なので、人はだいぶ減るのかなと思いきやそんなことはなく。新しく始めてみるような人もそれな

        夏の光に灼かれると

          アラサーからはじめるバイオリン

          夏だ。 なんとなく新しいことを始めたいなと思っていた。 語学の勉強でも楽器でも何か始めたいなと思っていると、ふと思いだした。 もらったバイオリンが数年放置してあることを。 高校を出るときにもらって、時間があったら練習しようと思ってそのままになってしまい、全く手をつけずにいた。 ケースを見つけ、どのような状態になっているか恐る恐る開けると、当然メンテナンスも何もしていなかったのでペグの木も回らず、弦は緩く、弓の毛は切れている。 そもそもバイオリンに疎すぎて現状どうい

          アラサーからはじめるバイオリン

          虹を超えたら

          突然の知らせ2021年が始まり、今年の年末年始の休みは少ないなとかコロナ関連で人と会えなくてあまり楽しくなかったなとか相変わらず寒いななどと考えていた1月4日。なんとなくinstagramを見ると、好きなミュージシャンが投稿をしていた。何か新しい活動の情報かなと思い英語を流し読みすると、衝撃的な文章が並んでいた。そこまで英語力に自信があるわけではないので、読み間違いであることを祈りながら他SNSでそのミュージシャンについて調べてみると、やはり読み違えではなかった。既にそのミュ

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          推しについて

          誰しもが影響を受けている人であったり、あるいは様々な点で好みであるといった理由だったりで好きな人物、ひいては推しといえる人物がいると思う。 自分にとってメタルギタリストのAlexi "Wildchild" Laihoは、紛れもなく推しであり、好きなギタリストを挙げるとしたら真っ先に名前が出てくる一人だ。 このフィンランド出身のギタリストは、メインのギターを驚くような技術で弾きこなしながらボーカルを歌うだけでなく、作曲能力にも優れていた。 20歳の時に発表したシングルでフ

          推しについて

          さよなら、新緑の日々

          人生は選択の連続であると、シェイクスピアは言った。 生きていく上で様々な選択肢を選ぶなか、自分がff14をプレイしたというのも、選択の一つだ。 誕生振り返ると、元来あまり自発的にはゲームを始めてはいなかったように思う。パズドラのときもそう、モンストのときもそう、ラブライブのときもそう、グラブルのときもそうだ。周りに勧められて始めるのが主で、自発的にゲームを開始するという習慣はほぼない。皆が楽しそうにプレイしているのを見て、一緒に遊ぶためにプレイすることを選択するのがこれま

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