ミス思考からの脱却【迷惑かけてもいい】
私は学生の頃からミスや忘れ物が多かったように思っていました。
(今考えると思ってるよりはそんなことなかったと思います。)
その度に病気なのかなとか思ったりして、申し訳なさで動けなくなることもありました。
対人関係が上手く出来なくなるほど落ち込んでしまうことが昔から多かったように思います。
今あの頃に比べると立派に仕事をこなしてる私が振り返って考えるとそれに対する対策や方法が上手でなかったのです。
ただそれだけ。経験が足りなかっただけです。
他人の感情的なものに敏感だったため、自分が迷惑をかけたりすると「ミスしたからもうやらないでおこう。」と早い段階で諦めることが多かったように思います。
なので物事を極める前に脱落する傾向にありました。
大学がかなりの競争の世界だったのもあり、大学在学中は1個間違えただけでこの世が終わるんじゃないかという恐怖がずっと拭えずにいました。
学生時代は、自分の仕事のコンディションが今よりもとんでもなく感情的なものに左右されやすかったです。
例えば、アルバイトで10円をレジで差異を出して、ショックで寝れなくて、また次の日パニック発作みたいなのを起こしてさらに差異を出したことがあります。笑
「〇〇さんにこないだ迷惑かけちゃったしできるだけやりたくないな」
「またミスして迷惑かけたらどうしよう」
と怯えると私はパニックになり、余計そのミスをします。(やりたくないのに何故かまたやってしまう負のループです。)
説明し難いのですが、私はこのモードになると血圧が上がったような凄く焦る感覚になり、冷静に判断が出来なくなります。
このモードになるとどれだけ気をつけても全力で走ってるくらい頭が忙しいので、もう思考が停止してしまっています。
最終的には、何かミスしてしまう度に涙が止まらないところまで来てしまっていました。
あまり理解されない感覚かもしれません。
しかし今の会社に入って学んだのは、迷惑をかけてもいいからできるようになりたいということで随分ミスは減るということ。
これを劇的に変えたのは
「迷惑をかけてもいいから出来るようになろう」という言葉です。
最初からできる人なんて居ないのです。
みんなある程度誰かに迷惑をかけながら出来るようになっているはずです。
今書いてたら笑ってしまうくらい当たり前の言葉なのですが、当時の私は1ミリも周りの人に嫌な顔をさせたくなかったので思いつきもしなかったです。
迷惑をかけてもいいからできるようになる。
だって本当はできるようになってミスしない自分になりたいはず。
習得するまでは、人に迷惑かけてもいいんだ。
と考えてからは、
「ミスしないようにする」
のではなく、
「周りにどう思われてもいいから、できるようになるにはどういう対策をすればいいのか。」
を冷静に考えれるようになったのです。
その視点を変えれるようになってからは少しずつ、間違えても謝りながら、自分がどうしたら出来るか対策を沢山考えれるようになりました。
この経験から思うのは、昔から人を気にしすぎて生きているのだなということ。
他人と比べたり、他人がどう思うかだけで過ごしすぎていると、自分が本来どうしたいかを見失い続けるということでした。
この会社に入って、やっとその思考から抜け出せたことに感謝しています。
他人は気にせず、まずは自分が怒られてもいいから、迷惑をかけながら出来るようになること。
直したくて色々対策してるのに、ミス思考の負のループで辛い思いをしてる人に知って欲しいです。
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