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これからの働き方サロン発!リモートワーク研究会

こんにちは!これからの働き方サロン運営担当です。
前回のサロン勉強会ではゲストをお招きし、リモートワークの取り組みについてお話をお伺いしました。メンバーもサロン運営側も共に、働き方について知見を深められる会になったと感じています。
そこで、今度はメンバーが2つのチームに分かれて「リモートワーク導入ガイドライン」を作成する運びとなりました!ガイドラインは完成後に当サロン外にも公開する予定ですので、乞うご期待ください。

それでは現在のプロジェクトの進捗状況や、プロジェクトについて勉強会でディスカッションした様子を、一部ご紹介します。

リモートワーク導入ガイドライン作成チーム

リモートワーク導入ガイドラインは、2つのチームに分かれて作成しています。
リモートワークを導入できてない企業が、スムーズに導入できるようにする為のガイドライン作成を行う「toBチーム」、そしてリモートワークができる環境下にいながらリモートを選択しない(抵抗がある)個人に向けたガイドライン作成を行う「toCチーム」です。

リーダーは「toBチーム」吉永さん、「toCチーム」宮部さん。
お二人共メンバーを牽引しプロジェクトを遂行してくださっています!それでは各リーダーのプロジェクトへの意気込みとリーダー就任の挨拶をご紹介させていただきます。

toBチームリーダー 吉永さん(twitter:@fina_assam119 )
これからの働き方サロンに参加しており、リモートワーク導入ガイドラインを作成するにあたり、toBチームのリーダーをさせていただきます吉永祐樹です。チームの皆さんは優秀な方が多いので、意見の出しやすい環境作りに注力して、色んな企業で取り組めるリモートワーク導入ガイドラインを作成したいと思います。よろしくお願いいたします!
toCチームリーダー 宮部さん(twitter:@kkkaoryyy )
これからの働き方サロンで、リモートワークのガイドラインを作成するにあたり、toCのチームリーダーを担当します、宮部です。
フリーランス、会社員、経営者、と属性も環境も多様なメンバーで議論しながら、世の中のリモートワーク普及に少しでもつながるような、ありそうでなかったガイドラインを作るべくみんなでチャレンジ中です!

アンケートで実態解明@toBチーム

では各チームがどこまでプロジェクトを進めているのか見ていきましょう。

toBチームは手始めに、企業向けにアンケートを実施することにしました。何がリモートワークを導入しない、もしくはできない要因となっているのか、懸念点は何かを明確にしていこうと考えています。

現在は絶賛設問設計中!アンケートが完成しましたら、当通信やtwitterでもご案内させていただきます!(twitter:#これからの働き方サロン)

ご協力いただける方は、ぜひよろしくお願いいたします。

「サボる」ってどういうこと?@toCチーム

続いてtoCチームの取り組みをご紹介します!
このチームが最初に取り組んだのは、個人がリモートワークを実施する時の課題の洗い出しです。その中でもメンバーが特に着目したのは、各自がリモートワークを提案・実行しようとした時に実際に企業から言われることが多かった「サボる問題」。手始めにこの「サボる」という言葉の定義を明確にすることにしました。

Tさん:知り合いの社長に聞いたところ、サボるとは『パソコンの前に着席していない・いつでも繋がることが出来るという状態ではない』という認識だったようです。

Sさん:サボる・サボらない以前に『仕事が見えないことが不安だ』という現場の言い分があります。

石倉:もしかしたら世間ではタスクが進んでいるかより、連絡が取れるかどうかが重要だと思われている気がします。サボるって言葉を抽象的に考えると、『連絡が取りたい時に取れない』ってことなんじゃないでしょうか。チャットって非同期コミュニケーション手段なのに、対面のような同期コミュニケーションを求めているといった話だと思います。

オンライン・コミュニケーションのコツ

サロン内で「サボる」の定義が共有できたところで、それならどうすればサボっていると思われないようにできるか・工夫できることはないか、議論を進める事にしました。

toCチームは個人事業主・フリーランスないし週何日かリモートワークができている会社員が多いため、既に豊富なノウハウやコツがあり、書ききれない程のお話が出て来ました。石倉も思わず「それ賢い!」と唸った意見をぜひご紹介させてください。

Tさん:こまめな報連相をするようにしています。仕事をしている姿が見えない分、不安に感じるのだと思うので、言わなくても良いレベルの事もあえて言語化するようにしてます。
それでも毎日の報告というのは監視されている様に感じるので、業務の区切りを細かくし、その区切りが終わった段階で報告する様にしています。また取り組み始めた業務で分からないことがあると質問としてすぐに投げ、取り組んでいる姿勢を示します。それによってボールが相手に渡るので、その間他の仕事がこなせます。
あとはなるべく早く返信するように心がけています。すぐにきちんとした回答が返せない場合はいつまでにきちんとした回答をするか言語化して伝える。内容を返すというより、ちゃんと分かっていますよというサインを伝え、相手に余裕を与えてあげる工夫をしています。

石倉:それ賢いね。笑

仕事の流れを止めない為のコミュニケーションという認識を持つ事・意識的に言語化し、意思疎通を図る事・やり取りの頻度をあげる事がリモートワークのコツということでした。
更にコツの話を進めていく内に、オフラインコミュニケーションの問題点も浮かび上がってきました。

Tさん:オフラインコミュニケーションを大切にしている人が『細かい報告をしなくてもその人の様子を見たら分かる。わざわざ言うことの方がめんどくさい』と言っていましたが、私にはそっちの方が分かりませんでした。

石倉:みんなが黄色いものを見たら、みんなが黄色と捉える』社会の中でしか働いていないからじゃないでしょうか?言わなくても分かるというのは本当は分かっていない事が多いのですが、それを認識できていない。相手がどう受け取ったかなんて確かめようが無いし、全員に同じ認識を与えることなんてほぼ不可能です。
とはいえ、オフラインでは表情で誤魔化せてた、視覚と聴覚以外で、ニオイや場の空気感、イライラしているなど対面だと感じられるところがオンラインだと感じられないから、その足らない部分をテキストでカバーする必要性が出てくるんですよ。そこへの慣れ・チューニングはちょっとオンラインとオフラインで違うんだろうなと思います。

オンラインコミュニケーションのマインドセット

結局のところ、オフラインでもオンラインでも、きちんと言葉で伝えなければ相手に正確には伝わらないということなのですが、オフラインではなんとなく「感じられる」ところがオンラインでは「感じられない」という点はあるかと思います。

Tさん:オフラインだと、すごく忙しそうにしている様子って分かりやすいですよね。そうした時、リマインドや連絡するのは後にするといった対応ができます。
ですがオンラインだと相手がどういった状態にあるのか分からず、たまたま忙しいタイミングでリマインドを送ってしまうこともあるかと思います。この場合、受け手は面倒だと思ったりしないのでしょうか。

石倉
:(タイミングが悪い時に連絡やリマインドがくると)煩わしいと思う人もいるだろうけど、それは個人に依るし、それこそ非同期コミュニケーションの良さだからドンドン発信した方が良いと思います。要するに、来たものを無視しようがすぐ返そうが受け手側に選択肢があるわけですから。
なので発信側は極端に気にしない方が良いと思いますね。それよりも、発信側はチャットツールでメンション付けて発信する、逆に受け手側はなるべく何かしら反応を返す。これだけでもリモートワークを行う際に信頼関係が生まれやすくなると思いますよ。
こうしたマインドセット・スタンスといった話も、ガイドラインに入れても良いかもしれない。

さて、ここまで職場ですぐに実践可能なオンラインコミュニケーションのコツもお伝えしてきましたが、皆さんにとって参考になるポイントはありましたでしょうか?
オンラインコミュニケーションに限ったことではありませんが、ちゃんと返信するという当たり前のことだったり、チャットツールをフル活用するといったことだけでも、リモートワークが快適なものになるのではないでしょうか。
働き方について関心の高いサロンメンバーでも、まだまだチャットツールをフル活用出来る人は多くありません。ツールの使い方やリモートワークをするにあたってのマインドセット、スタンスについては、ガイドラインで提供できればと考えています。お楽しみに!





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