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5月の北海道は福岡の3月|博多幸福論#047
『博多幸福論』と題しておきながら、あちこちあちこち飛んでばかり・・・
福岡空港が近くてよかった!!!!!これに尽きます。
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実家の用事があり、5月末の北海道へひとっ飛び。
毎年だいたいゴールデンウィークか7〜8月に帰省するので、この季節の札幌はかなり久しぶりでした。
札幌近辺は例年ゴールデンウィークの終わりのほうに桜が咲き、そこから三寒四温で徐々に気温が上がるのだけど、この感じはまさに関東以南の3月。
どんな服を持って行くかが本当に難しい。しかし出発地である福岡はTシャツでいい気持ちの気候。5歳の娘が長袖を着ていくわけはなく、TシャツにスカートのTHE・夏☆コーデで新千歳空港に着いたら気温は17℃。さぶ〜っ!
迎えにきてくれた両親が娘に長袖のスウェットを用意してくれていた。
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諸々の用事を済ませて少し時間ができた日。
昔さんざん待ち合わせしたロビ地下があったロビンソンがcoconoに建て替わったというので見に行ってみたり、新しい建物がたくさん建ってすっかり様子が変わった狸小路を歩いてみたり。
すっかり土地勘をなくしてしまった私たちは、ランチをするにもどこに行けばいいのか全くわからなくなっていた。新しいビルの飲食店街はきっと混んでいるだろうから、とりあえず狸小路を西に進んでみる。早く入る店を決めないと娘が怪獣になるよ・・ウゥーン。。
すると、夫「士別バーベキューだ!大泉くんが紹介してたとこー!!」
同じ大学を卒業したと言うだけで「大泉くん」といつも親しげに呼んでいる。
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士別のサフォークといえば高級なブランドらしい。
…らしい。
そう。北海道の人は、日常でそんな高級なラムは食べない。
週末のホットプレートや焼き肉で食べるのはだいたいオーストラリア産のラムだった。おそらく大半の家庭がそうだった。
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それゆえ、こんなかたちでラム肉と対面するのは初めて。
ここ20年ぐらいで美味しい生ラムが売っているのをよく見かけるようになったけれど、ロインはなかなかない。
君、ほんとに羊くん?
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1年に一回食べるか食べないかの上等な北海道産の羊肉。
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オーストラリア産のお皿が来た瞬間、夫と目を見合わせて「これこれー!!」と言ってしまった。いつものはこれだよね。
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高級なお肉をうやうやしく一枚ずつ焼く私たち。。
「うーん・・・」
「うーーーん・・・・」
たしかに美味しい。これはもう、私たちが生まれてから今まで食べてきたラムとは全くの別物。脂身がなめらかでまったくしつこくない。
だけど。だけど・・・。
オーストラリア産ラムを食べたら、「懐かしいー!!やっぱこれだよねー!」となってしまった。懐かしいけれど、このオーストラリア産ラムも子どもの頃食べたラムより遥かに美味しいものだ。
北海道産ラムを前菜に、オーストラリア産ラムはメインに。
これが私たちの最適解だった。
道民もきっと楽しめると思う。
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子連れで来るようになってから、ニッカおじさんのふもとで夜遊びできる機会がめっきり減ってしまった。
今度こそ・・今度こそ夜のススキノで飲みたい・・・!
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