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『株式会社劇団』が「地方」を盛り上げるために「世界」を目指しはじめた話をします。

むくり。
桑原です。

今回は、弊社『株式会社劇団』が「地方」を盛り上げるために「世界」を目指しはじめた、というテーマでお話をします。

株式会社劇団とは2018年に私が立ち上げた会社でして、社名とは関係なく、フリーランス、個人事業主、中小企業に向けた経営や採用のコンサルティング、ブランディング、アウトソーシングなどを行なっている会社です。

↓株式会社劇団のHPはコチラ↓


そんな会社ですが、現在、5期目を走っております。

「創業5年の企業の生存率」は40%とも、10%とも言われている中でよくぞ生き残っています。

・・・なんて自慢することでもなく、ただただ、博打をうっていないだけです。
設備投資が莫大に必要な仕事でもありませんし、社員もほとんど抱えたこともなく、いただく案件があれば、その都度チームをつくって外注で乗り越えてきただけです。


起業からフリーランスの経営コンサルタント、業務代行、人材紹介などをやってきましたが、そんな中、私が活動の拠点にしている「山口県」では、若者の人材流出が止まりません。

企業も特に若手人材の確保に悩んでおりましたので、当時、起業したばかりで刺激を求めていた私は、大手ナビサイトが主催するような就職活動のイベントを独自に開催しつつ、就活生と企業をマッチングするサービスもコツコツとやってまいりました。

大手人材企業やナビサイトまでの規模感はないまでも、山口県で「新卒のダイレクトリクルーティング」の文化を少しずつ広めていくことはできたのではないかと、最近になって実感しています。


しかし、この度、弊社劇団は、「世界」を目指そうと考えております。

今まで、超地方で、超小さなマーケットを、超小さな会社が、超コツコツとやってきたのに、いきなり「世界」かよ・・・と、私自身も突っ込みたくなります。


それでも、ここからは「世界」というキーワードは、劇団のどこを切っても突いても出てくるほどに、大事にしていきます。


そのように考えたきっかけは、先述しましたとおり、
「地方の人口流出」です。


最近の山口県の状況をざっくりいえば、人口130万人くらいで、
毎年5,000〜10,000くらいの人が減っています。
(本当に、ざっくりです)


山口県も良いところはたくさんあります。
自然や特産物、歴史などなど。
しかし、
特に県外に出ていく若者を引き止める理由には足りないのが現状です。


私も福岡や東京、大阪など行く機会もありますが、圧倒的にエンタメ不足ですし、若者が働きたくなるようなワクワクした仕事や企業が少ないことも原因です。


個々にみれば魅力的な要素はあれど、そんな状態なので、若者はどんどん都市部に出てしまい、若者がいないからエンタメも減り、さらに若者は外に出ていくという、見事な悪循環に陥っている気がします。


さらにいえば、企業で頑張って働いている人々も、半ば諦めムードです。

「どうせウチの会社に若者はこない」

なんてセリフ、平気で社長や採用担当者も口走ります。
気持ちはわかりますが、人材会社としては
「そんな会社に学生を紹介なんてしたくない・・・」
って気持ちになります。


せめて、ファイティングポーズはとってほしいと、そう思います。


そんなことも思いながら、コツコツと大学生を中心に人材事業をやってきましたが、最近になって地域おこし協力隊の方とお話をする機会があったり、コロナ禍による人類強制オンライン移行もあったり、アーティストの方々とのプロジェクト、Web3.0やNFTブームなども重なり、ああ、そろそろなのかもしれないと思いました。


このままコツコツと目の前の若者や企業の課題を解決し続ける道もあるのですが、もちろん、そこも200%の力でコミットしていくのですが、


人材の仕事をやっていく先にいつか地方が盛り上がって、
いつか世界につながる


のではなく、


世界から逆算した行動も起こして、
世界の人を巻き込んで、地方を盛り上げる


という方向性で進みます。


肌感覚ですが、
世界で流行ったものがまずは東京にやってきて、
東京で流行ったものが1年後に福岡や広島あたりにやってきて、
さらにその3〜5年後にやっと、山口などの地方に届くスピード感です。


目の前の仕事や作業は、きっと、どんなことでもチマチマした大切なものの積み重ねではありますが、いつまでも、地方でチマチマした私みたいな人間が、チマチマし続けていたら、チマチマしたままに地方も人の一生も終わってしまいそうな気がします。


ここまでなんやかんや語りながら、私自身はバリバリに福岡県出身であり、山口県や地方の課題感に対してバチバチ責任を感じる立場ではないのですが、目の前で関わるクライアントや若者が、もっとワクワク地方でも安全に、安心に生活していくことができればいいなと、自分の大切な人たちが長く楽しく生活できれば嬉しいなと、そう思います。


「世界」を目指すのにも、圧倒的な資本があるわけでもありませんが、ベンチャー企業だからこそ、カーブでアクセルを踏み込む気持ちや決裁スピードの速さで、細く、鋭利に、尖って、コンテンツをいくつもチクチクしていこうと思います。


「世界」は誰でも目指せることを証明していきたいので、ワクワク、ドキドキ、ハラハラしたい人は、ぜひ一緒に何か面白いことをやっていきましょう。


劇団の事業カオスマップ


集客、ブランディング、SNS運用、採用、育成、カウンセリング、コミュニティ運営・・・大体なんでもできそうなので、モヤモヤしていることがあれば、気軽にご連絡ください。



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