北村 優斗

気取らず、見栄を張らず、等身大の言葉を紡ぎたい。

北村 優斗

気取らず、見栄を張らず、等身大の言葉を紡ぎたい。

マガジン

  • 【全4章】泣き虫少年がゴミ拾い生徒会長になったわけ

    出生から現在に至るまでを回顧録としてまとめています。

  • 真価を見つけ、進化を遂げた自己内省期間

    休校期間中に自分の中に生まれた劣等感や焦燥感に対して、自己内省を通して自らの原点に返ることができた文章が詰まっています。

最近の記事

択び、選りすぐった2022。3つの角度で欲を観る2023。

ー社会の荒波に揉まれてきなさい。 誰もが想像に容易い、"ふつうの"大学生になることができず、両親がこれまで身を切り詰めて貯めてくれた学費を無駄にしてしまった背徳感に苛まれる一方、起業家として生きていく覚悟は煮え切らない。 そんな状態で父親に詰められ、号泣しながらも昨年の大晦日に下った休学の許し。楽しみにしていたRIZINの試合を顔も心もぐちゃぐちゃになりながら観戦し終え、始まった2022年。 振り返れば、自分の意思で登る木を択び、手や足をかける枝を選りすぐった1年だった

    • 【申し込みはこちら】清走中~Run for trash~2021年3月に長野県内5地域で開催決定!

      学生団体Gomitomoは2021年3月9日~3月21日の期間に、長野県内5地域にてゲーム感覚ゴミ拾いイベント「清走中~run for trash~」を開催することをお知らせいたします。 ◆清走中とはフジテレビの人気バラエティ番組「逃走中」と「ゴミ拾い」を組み合わせたゲーム感覚ゴミ拾いイベントです。 制限時間内に拾ったゴミの重量、イベント中にLINEで送信されるミッションの達成度、ゴミ拾い終了後の逃走中で逃げ残ったメンバーの数で優勝チームを決定します。 昨年7月に長野市

      • 動揺する新時代の黎明期に生徒会長として学んだこととは

        こんにちは。北村優斗です。 先日、10月9日の令和2年度第4回生徒大会をもって全日制生徒会長を退任しました。 令和という新時代の黎明期ともいえる今年度に生徒会長を務めさせて頂き、1年前に就任した頃には想像すらできなかった困難と学びが計り知れずあった中で、大きな満足感と達成感を感じて退任させて頂けたこと、本当に嬉しく思います。 このnoteでは、人生の新たな章に向かっていく糧としてこの1年間の経験を精神的価値として整理・蓄積しながら、未来の自分がこの文章を振り返った時に、

        • 【論文】長野県から考える海洋プラスチックゴミ問題解決に向けた多世代型環境教育とは

          お久しぶりです。北村優斗です。 この度、約2か月に渡って執筆してきた自身初の研究論文が完成したのでnoteにも投稿しようと思います。僕のこれまでの活動の軌跡と思いを詰め込んだので1万字を超える大作となっていますが、 この記事に出会ってくださった全ての方に海洋プラスチックゴミ問題を知る一助となれば幸いです。 1.はじめに現代に生きる私たちの日常に欠かせないプラスチック。利便性と耐久力、汎用性を兼ね備え、安価に生産できる20世紀最大の発明品と言っても過言ではない。しかし、近

        択び、選りすぐった2022。3つの角度で欲を観る2023。

        • 【申し込みはこちら】清走中~Run for trash~2021年3月に長野県内5地域で開催決定!

        • 動揺する新時代の黎明期に生徒会長として学んだこととは

        • 【論文】長野県から考える海洋プラスチックゴミ問題解決に向けた多世代型環境教育とは

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        • 【全4章】泣き虫少年がゴミ拾い生徒会長になったわけ
          4本
        • 真価を見つけ、進化を遂げた自己内省期間
          4本

        記事

          僕がこの1か月で得た財産とは

          SNS休止宣言から1か月。 休校期間中に異次元の世界で輝く多くの同世代と出会い、刺激され、 「もっと頑張らなきゃ」 と思う一方で、 「東京の高校生はレベルが違いすぎる…」 「なんで自分は活動してるんだろう」 といういわば自己嫌悪に駆られ、辟易し、自信を完全に失ってしまっていた自分がいました。 しかし!現在は毎日壁にはぶつかっているものの、 自分のアイデンティティを理解し、自分の未来に対して希望を抱けるようになり、自分のことが好きになりました。 僕がこの1か月

          僕がこの1か月で得た財産とは

          パッションベースで生きていく

          こんにちは。北村優斗です。 先週のnoteで「長野の高校生」というアイデンティティを再発見できた僕ですが、この一週間は 「長野の高校生というブランドを最大化するにはどうすればいいんだ?」 という新たな問いにぶつかっていました。 なかなか答えが見えず、自分はもう校外活動をやめ、受験生として勉強に励むことが高校生としての責務ではないか、将来に役立つのではないか。そんな考えまでもが脳裏をよぎり、思考を放擲したくなりました。 しかし、今日久々に同郷の同世代の既成概念にとらわ

          パッションベースで生きていく

          コンプレックスをアイデンティティに。

          こんにちは。北村優斗です。 SNSを休止し、校外活動を極力最小限に抑え、勉強と文化祭の準備に奔走するといういわば’’普通の’’高校生の生活に戻ってから1週間が経ちました。 この1週間は自己内省に加えて、この2か月間で生まれた劣等感の根源であり、いつしかコンプレックスになってしまっていた 「長野の高校生」 であることの価値や首都圏の高校生にはなくて僕にはあるもの、今後の人生を生きていく上での長野との関わり方など様々なことを考えたので、今からそれらを言語化していこうと思い

          コンプレックスをアイデンティティに。

          【新章】僕がこれから歩む道

          こんにちは。北村優斗です。 日頃からお世話になっている皆様にご報告があります。 約3か月に渡る休校期間で、全国、世界で活躍する同世代と繋がり、語り合えたことが僕にとってはかけがえのない財産になりました。 しかし、それと同時に他人とばかり自分を比べてしまっていて本当の自分に向き合うことや自分の価値を見出すことができなくなってしまっています。 そこで、この現状を打破するため2020年6月は SNSを休止して、自分だけの価値を創造します 進路を決める入試が迫ってきている

          【新章】僕がこれから歩む道

          【最終章】泣き虫少年がゴミ拾い生徒会長になったわけ

          こんにちは。北村優斗です。 3章に渡って綴ってきた僕の歩みの軌跡も、本章が最終章となります。自分の未来のために書き始めたものが、多くの方にお褒めの言葉を頂けて非常に嬉しいです! 今回も等身大の北村優斗で僕の校外活動を始めてからの軌跡を、僕の人生に大きく影響を与えた4人のお話も交えながら文字を刻んでいきます! 最終章ということもあり、かなりの文量になると思いますが、ぜひ最後までお読みください! 暇ならとにかくイベントに参加した草創期前章で書かせて頂いた2月8日のイベント

          【最終章】泣き虫少年がゴミ拾い生徒会長になったわけ

          僕らのゴミゼロ戦記

          皆さん、今日、5月30日が何の日かご存じでしょうか? そう、「ゴミゼロの日」です! 今日は一年に一度のゴミゼロの日ということで、僕の最強のゴミ友こと長野大学環境ツーリズム学部2年 芋川史貴さんと一緒に長野駅から茶臼山恐竜公園まで(約12km)ゴミ拾いをしてきたのでその軌跡をブログ感覚で写真多めに書いていこうと思います! 前回のゴミ拾い旅 旅の始まりは長野駅から 7:30 長野駅からスタートしました! 小川や用水路が大好きな芋川さんは今日に向けてのウォーミングアップ

          僕らのゴミゼロ戦記

          【第三章】泣き虫少年がゴミ拾い生徒会長になったわけ

          こんにちは。北村優斗(きたむらゆうと)です。 いよいよ最終章となる今回は長野高校に入学してからのお話を書いていこうと思います。今までは人に話してこなかったようなことも将来の自分のために書いていこうと思うので物凄い文量になりそうですが、ぜひご覧頂けると特にこのコロナ期間中に出会った方々は僕がどうして今に至ったかがわかるのではないかと思います! 受験から開放され再び天狗に豹変まずは高校入学前の春休みのお話から。 僕が通っていた信大附属中からは毎年かなり多くの人が長野高校に進

          【第三章】泣き虫少年がゴミ拾い生徒会長になったわけ

          【第二章】泣き虫少年がゴミ拾い生徒会長になったわけ

          おはようございます。北村優斗(きたむらゆうと)です。 昨日投稿した記事がありがたいことに想像以上に反響があったので早速第二章で中学時代の回想をしていこうと思います。 希望に満ち溢れた中学入学と転落無事信大附属中に合格した僕は天狗になり、「チャレンジやってるし、勉強しなくてもそこそこ通用するだろう」と思っていました。そして、まだ友達が少なかったこともあり、入学して1か月くらいは平日は朝4時に起きてゲームをし、週末は小学校の友達と朝から晩まで善光寺の御開帳に行き、3DSのすれ

          【第二章】泣き虫少年がゴミ拾い生徒会長になったわけ

          【第一章】泣き虫少年がゴミ拾い生徒会長になったわけ

          こんにちは。北村優斗(きたむらゆうと)です。 様々な方のnoteを拝見して、僕も17歳の今感じたことを未来の自分のために、自分と同じ壁にぶつかるかもしれない後輩のために言葉として残しておきたいと思ったのでここに刻んでいきたいと思います。 まず初noteとなる今回は僕がどんな人間なのか、どうしてこんな人生を送っているのか、17歳時点での自己内省を3回に分けて刻みます。 北村優斗とはまず北村優斗がどんな人間なのか、簡単に表現すると 「ゴミを拾う生徒会長」 になるんですか

          【第一章】泣き虫少年がゴミ拾い生徒会長になったわけ