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【第三章】泣き虫少年がゴミ拾い生徒会長になったわけ

こんにちは。北村優斗(きたむらゆうと)です。

いよいよ最終章となる今回は長野高校に入学してからのお話を書いていこうと思います。今までは人に話してこなかったようなことも将来の自分のために書いていこうと思うので物凄い文量になりそうですが、ぜひご覧頂けると特にこのコロナ期間中に出会った方々は僕がどうして今に至ったかがわかるのではないかと思います!

受験から開放され再び天狗に豹変

まずは高校入学前の春休みのお話から。

僕が通っていた信大附属中からは毎年かなり多くの人が長野高校に進学することもあり、入ろうと思っていたソフトテニス班にも先輩が何人かいたので特別に入学前から練習に参加させてもらっていました。中学の最後の大会では北信大会を勝ち抜いて県大会に出場できたので、高校では先輩を抜かしていく勢いで頑張ろうと考えていたのでしょう。先輩にかなり失礼なLINEを送ってしまったり、受験でも430点を取って合格したことから、かなり調子に乗っていました…振り返るのが恥ずかしいくらいなのでこれくらいにしておきますが、今思うと中学に入学した時と全く同じ道を辿っているように感じるので大学入学の際は気を付けたいです(笑)

初めての恋人と勉強への覚醒

ここからは入学後のお話です。実を言うと、高1の前半は生徒会や校外活動には目も暮れず、普通の高校生活を満喫していました。毎日遅くまでテニスをして、帰ってからもゲームをしたり、友達とLINEでくだらない話をしたり…とにかく楽しかったですが、堕落した生活に少し嫌気も差していました。

そんな生活を続けていた7月、ある出会いをします。その方は小学校の同級生で、3年ぶりに文化祭で再会して、そこから連絡を取るようになり、意気投合。初めてのお付き合いすることになりました。とにかく楽しくて、一緒に映画を見たり、お祭りに行ったり…毎日がキラキラしていたことを今でも覚えています。しかし、学校が違ったため、夏休みが終わるとお互いのスケジュールが合わなくなり、すれ違いが生じてしまい、お別れすることになりました。別れた当初は素直になれずに伝えられなかったのですが、今思うとあの夏の思い出が自分の中では大きな財産になっています。本当にありがとう!

思い出話はこれくらいにして…

実はお付き合いしていた時にもう一つ大きな出会いがありました。それは…

スタディプラス

study plusとの出会い

です。study plusは自分の勉強時間を記録・管理でき、友達の記録なども見ることができるアプリなのですが、それが僕にとっては猛烈に合っていたようで、それを教えておらった9月9日以来、猛勉強するようになりました。夏休み明けのテストでは学年120位くらいだったのが、study plusを始めてから2か月で学年20位まで上がることができ、最終的には2月のテストで14位を取ることができました!平日は毎日6時間、休日は班活がないときは13時間以上やるのが当たり前になっていました。最近はサボってしまっているのでまたこの頃みたいに勉強しなきゃなぁ…でもこの頃は要するに、学校と家と図書館という狭いコミュニティの中で暮らしている至って普通の高校生だったのです。

2回目の色恋沙汰と校外活動の始まり

この事はあまり今まで人に話したことがないのですが、そろそろ1年経つので時効ということで書こうと思います。

勉強に目覚め、軌道に乗ってきた高1の11月。

9月くらいからなぜか毎日LINEが続いていた同じクラスの女子がいました。その人とはゲーム実況者のキヨさんがお互い昔から好きだったことや、共通点が異常に多かったことから話が盛り上がっていたのですが、ちょうどその頃僕がお別れしたり、向こうも中学の頃から付き合っていた人とトラブルがあったりして、恋愛のことを相談しあう仲になりました。

そこで僕たちの大好きなキヨさんが同じゲーム実況者のレトルトさんと一緒にやっていた「全身ラジオ」みたいにいろんな話を電話でしよう!ということになり…

テストや模試が終わった後に毎回夜9時から朝までオール電話や寝落ち電話をするようになりました。

全身ラジオ

↑めちゃめちゃ面白いのでぜひ聞いてみてください!

電話を重ねる度にどんどん仲は深まり、初詣や灯明祭り、湯田中や柏崎の恋人岬などいろんなところへお出かけしました。スキー教室の夜も友達がみんなswitchで遊んでいる中、夜中までLINEしたり、学校主催の学習合宿でも、休憩時間に小さいメモ用紙で文通したり…まさに青春してました(笑)

でもこの時、勉強と班活と恋愛が全てうまくいっていたからこそ、2月8日のあのイベントに参加し、人生が変わったのかもしれません。そのイベントとは…

意識高い系から意識高いヤツに チラシ

「意識高い系」から「意識高いヤツ」に!

このイベントが人生の中で最も大きなターニングポイントでした。

そもそもこのイベントに参加しようと思ったきっかけは、当時生徒会長を務めていた薛孝豊先輩と「もっと生徒会と生徒との距離を近づけるにはどうすればいいのか…」とお話していた時に、このチラシが配られ、「学生発の企画運営の秘訣」という項目があったのでヒントをもらいに行ってみるか!という軽いものでした。

イベント当日。僕は薛先輩と一緒にイベントに臨む気マンマンだったのに、先輩はずっと同級生と話していて僕は誰も知り合いがいない状態でポツンと取り残されました。どこに座っていいのかもわからないし、体が震えてきて、とにかく緊張していました。

「なんでこんなところに来てしまったんだろう…」

「早く帰りたいなぁ」

イベントが始まるまではこの超アウェーな場に来てしまったことをとても後悔していました。

しかし!!イベントが始まり、自分と同じ世代の学生が校外で活動している姿を映像で見たり、ゲストの方々のお話を聞いているうちにどんどんワクワクしてきて!そして、迎えた後半のグループワークでそのワクワクは「僕もこんな風に活動したい!」という確信に変わります!

そのグループは「チームよしよし」と名付けられたのですが、社会人4人大学生2人高校生は僕だけ、という今考えればなかなか珍しい構成で、「夢」について語り合いました。まず初めに紙を二つ折りにして、上に自分の夢ややりたいことを書いてそれを発表し合いました。当時僕は「日本一信頼される政治家」を目指していたので、それについて語ると、今まで家族や周りの人には煙たがられていたその思いを初対面なのにたくさん褒めてもらえて!また、年上の方がキラキラと目を輝かせながら夢を語っている姿は本当に魅力的で何より楽しい時間でした。

イベントからの帰り道、興奮冷めやらぬまま「生きててよかったぁぁぁ!」と叫びながら自転車を漕いだのを覚えています笑(嘘のように思えるかもしれませんが実話です。めちゃくちゃ変な目で見られました笑)

その後は2か月はチームよしよしのグループLINEでイベント情報を教えてもらい、とにかく様々なイベントに参加しました!春休みはほぼ毎日午前4時間テニスしてそのままイベントに参加し、夜は8時とかに家に帰るという生活をしていたことで、勉強と恋愛に割く時間がどんどん無くなってしまい、それまで両立できていたものがどんどん疎かになっていきましたが、自分の世界と人脈が広がっていく感じがとても楽しくて校外活動にどんどんのめりこんでいきました。

想像以上に校外活動を始めるまでのお話が長くなってしまったので、これが最終章の予定だったのですがもう1章書こうと思います。次はいよいよ学生団体設立や生徒会長当選、中澤君との出会いなど最近の話になってきます!お楽しみに!


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