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詩集

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よくもわるくも ぜんぶわたしの制作物。
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記事一覧

あいにくの雨

夕立とともに 明日への闘志は消えた 明日も、雨か。 形や情景は好きなのだが 人間には不得意…

ナナ
3年前
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筆折りループ

偏屈な自身の文章が許せないために 筆を折った 癇癪などと軽率な言葉で片付けるような ぬる…

ナナ
3年前
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手駒と愛情と

わたしの心をかけぬけた ドキリとした気持ちはきっと 気のせい 目配せして手繰り寄せた男は 1…

ナナ
3年前
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幸せのひそひそ話

そっと 誰にも知られないように ひっそりと 声に出したいことがある 誰かに知られたいけど 知…

ナナ
3年前
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他愛もない日常の思考回路図

わたしは、揺られていた。 ふいについた降りますランプは 子どもがわからずつけたらしい わた…

ナナ
3年前

正体

煙が揺らめいている 薄暗い部屋の傍ら 床に灰を散らす 酔いどれのMr.XXX 待受は若い女かと思…

ナナ
3年前
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リセット

ぼんやりと生きたい日の ゆるやかな時の流れは とても素敵だ。 音楽もかけず ただ空を眺めて 意識もまるで離脱したかのように 遠くに飛ばしたまま 門限もないので帰りが遅い。 しかしながら 喧騒から回収された時の わたしの耳は とても重たい沈黙で満たされ 目を閉じても 自動再生される残像に ため息を漏らすことは 鎮痛剤と同じで 一時的な安定でしかならない。 気がついたら 音のない深夜になっていて わたしはまた 自動再生される残像と戦うことになる。 過去なんてサッパリ忘れてし

月曜日の憂鬱

ゆっくりと沈んでゆく 空気の泡は段々と減り 小魚たちは僕を避けるように 群れを束ねてゆく …

ナナ
3年前
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