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【本質】仕事でお金がもらえるのはなぜ?原始時代を想像して考える”仕事”の本質

仕事をしてお金がもらえるのは、何か価値を提供したからです。

人は「これがほしい!」と思ったことに対してお金を払います。
ほしいという気持ちが満たされることは、その人の欲求を満たします。
欲求が満たされるということは、その人にとって価値になるということです。

渡した価値の対価として、お金が支払われます。

サラリーマンは労働時間という価値に対して給料が支払われます。
つまり、この人の時間単価は高いと会社から認められれば、
給料が上がります。

お金が無かった原始時代はどのように価値を得ていたか?

お金が無かった時代はどのように価値の交換をしていたのでしょうか。

想像するに物々交換していたのではないかと思います。
交換するのであれば、同じ価値のものを交換するはずです。

魚1匹と野菜2つ、大きな魚1匹と果物4つ といった具合です。
(トレーディングカードの交換とも似ていますね笑)


価値が釣り合わなければ、等価交換が成り立ちません。
価値を高めるためには、数や頻度を増やすか、質を上げる必要があります。

魚の価値を上げるためには、
・魚の数を増やす
・魚を渡す回数を増やす
・魚1匹あたりの大きさを大きくする
・料理してから渡す
などが考えられます。


つまり、自分の仕事の質を上げ、提供する価値を高めることができれば、
相手は多くの価値を渡してでも提供する価値をほしくなるのです。

お金の登場

物々交換では、食べ物は時間が経つと価値が下がってしまったり、
ほしいものでないと交換できないという問題がありました。

物々交換の次は物品交換が行われていた時代がありました。
物品というのは、価値の下がらない布や砂金、貝などのことを指し、
物品交換は、欲しいものと物品を交換するというやり方です。

この物品交換にも問題がありました。
それは自分で作れてしまうということです。
貝などは拾って来れば誰でも増やすことができてしまいます。

この問題を解消するためにお金が生まれました。

日本での最古のお金は、中国の開元通宝という貨幣をモデルに708年(和銅元年)に作られた「和同開珎(わどうかいちん、わどうかいほう)」といわれています。

和同開珎は710年に新しく都となった平城京造営に伴う、労賃や資材購入などの支払いのために発行されたと考えられています

お金は現代においても価値の対価として支払われています。
紙幣制度は1000年以上歴史があるのです。


仕事の本質とは…?

何か価値を提供してお金よりも先にもらえるものは何でしょうか。

それは「感謝」です。

原始時代でもきっと食べ物などを交換した際にはお互いに感謝の気持ちを伝えていたのではないでしょうか。

原始時代の物々交換を考えてみると何か価値を提供して、
その対価として、同じ価値の物や物品、お金がもらえます。

周りの人になぜ仕事をするのか?と質問すると、
「稼ぐため」
「生活するため」
「推しに貢ぐため」
と回答がありました。

少し寂しい気がしませんか?

仕事を通じて相手に何か価値を提供することで「感謝」をもらえます。

提供する価値をより高めることができれば、
またほしい!と思ってもえます。

自分の提供する価値が高まり、より収入が増えます。

より高い価値を提供することができれば、
相手は喜んでくれるわけです。

私は
“相手に喜んでもらえる価値を提供するために仕事をする”ということが
仕事の本質と考えています。

バイトをお金のためにするのも良いですが、
相手に喜んでもらうために働く、
自分が価値を提供するということとはどういうことなのかを学ぶ
といった目的を添えても良いのではないでしょうか。

■まとめ
仕事の本質は
“喜んでもらえる価値を提供すること”

ここまで読んでいただきありがとうございました。
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