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読書感想文 『大泉エッセイ~僕が綴った16年』 大泉洋

羊です。いかがお過ごしですか?

今回の本はこちら

わたしは北海道生まれ、北海道育ち。
今や伝説のローカル番組「水曜どうでしょう」はわたしの青春だ。
学生時代の飲み会の席では「どうでしょう、見てる?」なんてことで話が弾む。
さいころがあれば振って車に乗ってみる。
カントリーサインの旅に出かけてみる。
長距離バスで旅してみる。
そしてわたしはミスター派。
と語ればきりがないこのモンスター番組から
羽ばたいた大泉洋さん。
まさに、北海道が生んだ大スター(笑)。

時間つぶしに入った図書館で、見つけたのです。
他の本を借りる予定が、手に取ってしまった。

大泉さんという人は(知り合いでも友人でもありませんが)
とにもかくにも愉快な人だ。繊細だったりもする。
北海道に帰省すると、必ずテレビでお目にかかる。
なのでやっぱり北海道では大スターだ。
他の地域の方にとってどうゆう存在なのかは分からないのですが
彼をテレビで見かけると
どこかほっとし、懐かしくなり、心がほっとする。
まさに北海道を体現しているのではないだろうか。

おっと、エッセイの話だった。
大泉さんは年代が近いので、やっぱり懐かしさを感じました。
彼は有名人ですので、わたしの生活とリンクすることはないですが
有名になっていくこと、将来のこと、家族のことなどなど
条件は違えど、自分も感じるような心の葛藤があったんだな。
なんてことを思いながら読んでいました。
内容はくすっと笑えるものが多いのですが
最後の最後で爆笑してしまいました。
この人は、この人を取り巻く人たちは本当に愉快な人たち。

プロフェッショナル。
そんな厳しい世界で自分らしく覚悟を持って…
そんなストイックなところは見せなけれど
きっと頑張っている人なんだと思います。
苦しい努力ではなく、まっすぐ、素直な努力。
そして、たくさんの方に育てられ、育ったまさに愛すべき人。

羨ましくもまぶしくもあります。
きっとこれからもわたしはテレビで大泉さんを見かければ
手を止めて、くすっと笑って、
勝手に、わたしも道外で頑張ってるぜ!!なんて元気をもらうのでしょう。

今の今まで気づきませんでしたが
わたし、大泉さんのファンなのか?子猫ちゃんたちなのか?
「どうでしょう」の新作が見たくなってきた…。

師走にほっこりしたい方にお勧めです。

今日もありがとうございました。
                       羊でした。

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