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掛け合わせは無限大、だから自分は旅にでる

ゲストハウスひとときで何度もインターンに参加してくれているなっちゃんから2022年のインターンの振り返りが届きました。
大学の春休みを利用してひとときにやってきたなっちゃん。西会津の冬時間の中で一体どんなことを考えて気づいたのでしょう。

何もしていない自分が許せない


ひとときに行こうと思ったきっかけは、哲学者のアラン・ワッツさんの

「今この瞬間を味わうことができなければ明日やその先の未来なんて決して重要になりえない」

という言葉でした。

大学が春休みに入り、自分の時間が増えました。暇な時間が増えました。この時間は私にとって、ネガティブな時間となってしまいます。生き方とか、働き方とかそんなことを、「どうしようどうしよう。」と考えてしまい、今何もしていない自分が許せない状態になります。ネットにアップされている、幸せ、豊かさ、生き方などなどのスピーチ見て、気づいたら泣いていたりしてました。「あぁ今、味わってないな」と感じ、ゆうこさんに連絡し、インターン生という形で1週間程度滞在させていただきました。ひとときは自分のやりたいことが実践できる場所だから行こうと思うのでしょうか。


しらたまをのせて


インターン生がくるたび進化するひととき

インターンのお題として、屋台を考えました。ひとときカフェスペースの内と外の曖昧な空間を作ることが目的です。自分がどこまで考えるのか、わからなくなってしまい、図面を書かなければ…だけど、リサーチしなくては…と自分の頭の中でゴチャゴチャ対話をしました。ゆうこさん、ゆうすけさん、なおちゃんはそれぞれ、やることがあって、お仕事がある。屋台を考える人がいることで、それに関連する会話や議論が発生する。なおちゃんの「インターン生が来てくれるだけでいいんだよ!」という言葉が嬉しかったです。屋台制作については、連絡を取り合って、関わらせていただきたいなと思っています。ひとときのカフェバーの再始動ワクワクです!
インターン生がひとときに来る度に、ひとときがどんどん進化する。会う人、話す人でひとときの人たちは、どんどん新しいアイデアが浮かんできて、新しいものが誕生していくのだなと思いました。

掛け合わせは無限大

ゆうこさんとなおちゃんと一緒に東北芸術工科大学の卒展に行きました。そこで、建築学科の講評会を聴きました。審査員をしていた、プロダクトデザイナーの方の「人は見たことあるものしか表現できないけど、見たものの掛け合わせが無限大なんです」という言葉が心に残りました。日常生活の中にヒントは溢れているんだなと。未来の自分が誰かの何かを一緒に考えたり、提案できたり、誰かをプチハッピーにすることができるように、もっともっと色んな土地に行って、人に会って、掛け合わせの素材を増やしていけたらなと思います。

雪道を走り、東北芸術工科大学へ


2022年2月なつお

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