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 ハードSMの世界で知られたAV女優。旧芸名は久我かのん。
 2020年3月、とあるフェミニストが「ハードSMのAVが『乳首に釘』と【検索したら出た】」とツイート。

 何がしたくてそんなワードで検索したのか不明だが、そもそもアダルトビデオでは当然ながら、ハードSMであろうとも本人の意思で出演している。そもそもSMは好きな人がやっているもので、それは加虐(S)側に限らず被虐(M)側においてもそうである。
 実際、そうした性癖を持つ者はフェミニスト女性にすら存在する。

 そして実際に、フェミニストが禁止を叫ぶ「残虐AV」を自分の意志でやっているTwitter上で敢然と表明したのが、この美らかのん氏である。彼女はこの「乳首に釘」発言に際し、以下のツイートで堂々と主張を発言したところ、フェミニストから誹謗中傷を受けた。

 後の2022年、【高校生AV出演解禁デマ】に始まるAV新法の議論で幾人ものAV女優が証言したときもそうであったように、ポルノを「男性による女性への加害」としたいフェミニストにとって、最も目障りなのがこうした「自分の意志」でやっていることを主張する当事者女性である。
 フェミニストにとって、ポルノや萌え絵をはじめとする男性社会による(とフェミニストは思っている)女性の描かれ方は【性的客体化】という言葉が常用されることでも分かるように、主体性を奪われた女性の「被害」でなければならないからだ。
 しかし実際には、特に2017年にAV人権倫理機構の設立以降、その加盟業者によるいわゆる適正AVでは単なる形式的同意ではなく、相当に面倒な契約書と説明手続きが存在する。
 そのため、実際には強い主体的意志で出演する女優でなければAVに出ることは難しいのである。

 そのため彼女たちは堂々と自分達の立場と嗜好について発言し、だからこそますますフェミニストの憎悪を受ける。

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