マガジンのカバー画像

Censoyclopedia:センサイクロペディア

582
表現の自由と弾圧・規制に関するあらゆる用語を、作品名・法律用語・人名・団体名問わずに収集するWeb事典です。 できるだけ多くの人に知って欲しいため実質無料ですが、本文後に投げ銭用…
表現の自由と弾圧・規制に関するあらゆる用語を、作品名、法律用語、人名、団体名問わずに収集するマガジ…
¥100
運営しているクリエイター

記事一覧

固定された記事

目次~index of Censoyclopedia~

※作品のネタバレを含む項目があります。 ※一部項目が『シンカ論マガジン』の内容と重複するため、そちらへのリンクとなっているページがあります。 あ行あ 【会田誠展:天才でごめんなさい】 【アウディRS4広告写真】 【あえてその名を語る愛】 【あおいさん延長お願いします】(※『シンカ論マガジン』記事へのリンクです) 【碧志摩メグ】 【赤ちゃんの写真】 【茜さや】 【あからさまに性的なタマネギ】 【アクセス権】 【アクセル・ワールド】 【アザーワイズ賞】 【アツギ】 【アート

¥100

【ネトゲ戦記】

 インフルエンサーである暇空茜氏の自伝。2024年2月21日にKADOKAWAより刊行。  著者の「高校を中退して伝説のネットゲーマーとなり、ゲームクリエイターになってベンチャー会社を立ち上げたら裏切られて死にかけて、7年かけて逆襲し6億円をゲットした」(序文より)過去を綴ったものである。  取り扱いを予定していた「アニメイト」は同月16日、理由を明示せず「諸般の事情により」取り扱いを中止するむね発表した。  背景として、本作の出版は左派・フェミニストから盛んに反感を買っ

【モナ・リザ】

 知らない人はいないであろう、女性の肖像画(油彩画)。イタリアの芸術家レオナルド・ダ・ヴィンチの作で、1503~1506年ごろ制作。現在、ルーブル美術館(フランス)に所蔵。  題意は「私の貴婦人」という意味で、個人名ではなく、モデルが誰かというのは美術史上の大きな謎とされる。 「世界で最も知られた、最も観られた、最も書かれた、最も歌われた、最もパロディにされた美術作品」と称されている。  それだけに社会活動家などによる【ヴァンダリズム】の標的に遭ったことが多々あった作品でも

【JKと六法全書】

 2024年4月~6月にテレビ朝日系列「金曜ナイトドラマ」枠で放映されたテレビドラマシリーズ。史上最年少で司法試験合格を果たし、学校生活と弁護士活動の二足のわらじを履く女子高校生・桜木みやびの活躍を描く。  第一話の題材が気に食わなかったフェミニスト女性らによる「炎上」攻撃を受けたが無視し、全話を無事放送完了した。  その題材とは「痴漢冤罪」である。 「冤罪より痴漢の方が多いのに」?  当たり前である。   魔女狩りのように、その「犯罪」問題そのものが社会的ヒステリーや

【パジャマッコリ】

 2010年に放送されたJINRO「マッコリ」のTVコマーシャル及び、その中で流れるCMソングで連呼されている言葉。  主婦連合会と日本アルコール問題連絡協議会(ASK事務局内)の連名で、眞露ジャパン株式会社と国税庁に「要望書」と称する抗議文を送りつけた。  内容は眞露ジャパンに対しては放送中止を、国税庁にCMの法規制を求めるものである。CMの法規制を国税庁に求めるのは不可解であるが、酒税を担当する役所との接触を誇示することで何らかの恐怖心を与えるもくろみがあったのかもし

【「ウメッシュ」TVCM(1994)】

 蝶矢(当時。現・チョーヤ梅酒株式会社)の人気アルコール飲料「ウメッシュ」のTVコマーシャルのひとつ。  1994年10月、酒関係のCMやキャンペーン、果てはフィクションにまでクレーム活動を繰り返している迷惑依存症団体「特定非営利活動法人ASK」が抗議をおこなったむね、ASKのサイトに掲げている。 「1994年の、女性が出演しているウメッシュのCM」ということだけなら複数のバージョンが存在する。  しかしASKと頻繁で抗議活動を協力している「主婦連合会」が2009年7月30日

【男女共同参画推進フォーラム2023】

 ここでは、2023年11月11日に、東京都の品川区立総合区民会館「きゅりあん」で開催される予定だったフォーラム。  フェミニストとして著名な田嶋陽子氏が「みんなの当たり前ってなんだろう?~偏見の壁を越えて一人一人が輝ける社会へ~」と題して講演を行う予定であったが、中止となった。  品川区はウェブサイトで「諸事情により中止」とのみ告知したが、後に原発処理水についてのTV番組での発言が判断理由になったと、東京新聞の取材に対し以下の通り理由を明かしている(強調は引用者)。  

【日本の大学教育を考える】

 2024年5月18日、東京大学の学園祭である「五月祭」で開催された、成田悠輔氏による講演会。  成田氏は経済学者であるが、増大する社会保障負担の問題について、高齢者の「集団自決みたいな」方法が必要だと持論を持っており、その上で安楽死が解禁されると予想している。  これに対して反発が起こり、学生有志を名乗る「No成田in東大」というアカウントが活動を開始(プロフィールによれば3月から)。また「#成田悠輔を五月祭に出すな」というハッシュタグが発生し、それを掲げた立て看板が駒場

【おいなりさん~江戸庶民の信仰と食~】

 2023年10月15日に江東区深川江戸資料館で開催された、坂梨カズ氏による講演会。氏は一般社団法人全日本いなり寿司協会の理事であり、「いなり王子」の別名を持つ熱烈ないなり寿司の愛好家である。  同年9月10日に資料館のツイッターアカウントが本講演会の告知をすると、LGBT系の活動家から中止要求があった。  というのも坂梨氏はいなり寿司愛好家としての活動のほか、バイセクシャルであることも公表しており、LGBT当事者の立場からトランスジェンダリズム(性自認至上主義)に反対し

【スイッチ噴射剣ロケットブースター】

※【ロケットダガー】からも転送されます。  2008年7月26日に株式会社バンダイから発売された短剣型の玩具。当時放送されていた児童向け特撮番組『炎神戦隊ゴーオンジャー』の劇中でヒーローが使用していた武器を玩具化したもの。スペースシャトルをデザインモチーフとしている。  劇中では。航空機をモチーフとしたヒーローであるゴーオンウイングス(ゴーオンゴールド・ゴーオンシルバー)が使用し、使用時に武器の名前を叫ぶシリーズ恒例の演出が入っていた。  ただし劇中での名称は「ロケットダ

【初夜の海】

この記事はマガジンを購入した人だけが読めます

【H&MオーストラリアFacebookスポンサー広告】

 2024年1月、アパレルブランドのH&Mがオーストラリアで展開したキャンペーン広告。ピンクの背景に、見返りポーズの2人の少女の写真に、”Make those heads turn in H&M's Back to School fashion.”(H&Mの新学期ファッションで注目を集めよう)という煽り文句をつけたものである。  これが「児童を性的に表現している」との炎上被害に遭い、1月19日にH&M社は謝罪させられた。  日本語ではこれを「女児の【性的対象化】」という言

【香港に栄光あれ】

 原題『願榮光歸香港』(英題はGlory to Hong Kong)。  2019年6月、香港で犯罪容疑者を中国本土に引き渡す「逃亡犯条例改正案」に対して大規模な反政府デモ活動が起こり、これをきっかけに作られた楽曲。なおこの改正案は同年9月に撤回されている。  本曲はThomas dgx yhl(仮名)に作詞作曲され、香港のネット掲示板『連登』ことLIHKGに投稿された後、LIHKGユーザー等の参加も経て完成。8月31日にYouTubeにアップロードされ、各地の抗議デモや集

【神都あかり・鈴鹿翔琉】

※【三重交通公式キャラクター】からも転送されます。  「神都あかり」、「鈴鹿翔琉」のこと。  2024年1月26日、三重交通株式会社が創立80周年記念事業の一つとして発表したキャラクター。外見と設定は事前に決まっていたが、名称を一般公募。この公募をX上でも宣伝したところ、フェミニストが襲撃。   言いがかりは要するにあいもかわらず、この女性運転士の服装(「運転士の服装」である)やポーズが性的だというものである。  どうやら【戸定梨香】さんに「警察の制服だったら問題なかっ