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秋の田んぼとSDGs

一日ついたちの氏神詣の帰り道

澄み渡る空を見上げて散歩道

水路沿いを歩いて出会ったのは

昔ながらの田んぼの景色


たわわに実った稲を根本から刈りとって

田んぼに建てた竹竿に袈裟懸け天日干し

お日様と秋風を受けて十分に乾いたら

実の部分だけを千歯扱せんばこきできとって、

籾殻もみがら付きの美味しいお米へ


実を取って残った部分も捨てることなく有効利用

稲藁いなわらは家畜の餌や畑の優れた保温保湿材として

精米して出た籾殻は田んぼでいぶして肥料へと

先人の知恵は現代の科学でも舌を巻く

SDGsと声高に新しいことを始めずとも

地球と仲良く生きていく術はここにあるかも

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