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魔女との文通から感じた生きやすい生き方

最近、とある魔女友と頻繁に連絡をとっている。(突然の魔女宣言に驚かれた方もいらっしゃるかもしれませんがそこはまた追々)

とある、と言っておきながら身元をバラすのですが笑

↑この記事を書いている友人と、魔法について、魔女の生き方について、しばらく長いこと連絡を取り合い、語り合っている。

LINEで普通に話しているだけなのだけれど、私にとって彼女とのLINEはとても心地がいい。というのも、LINEでの連絡ってなんだか焦らされてるような、効率よく話を進めていかないといけないようなそんな感覚に襲われるのは私だけでしょうか。既読にしたらすぐに返信して、できるだけ要点をまとめて、無駄な話はすぐ終わらせて、とりあえずスタンプで読んだよって伝えて・・・といったイメージがある私にとって、彼女とのLINEでの会話は別物で。LINEでの連絡というより、山の奥に住む魔女と細々と文通を交わしているみたいなのである。

返信は大体3日に1回で(というか遅い分には何日でも良さそうな雰囲気。笑)話す分量も1回におおよそ便箋1〜2枚くらいの内容。そんなに毎日を生き急いでいない私たちなので、報告することとかも考えて、少し間が空くくらいがお互いのアップデートにはちょうどいい。共感したり、情報交換したり、弱音吐いてみたり、人生で抱えていた大きな違和感を吐露してみたり、お互いの気づきから元気をもらえたり。そんなことを、もう1ヶ月弱くらい続けている。

彼女がどう感じているかを別に聞いたことはないけれど、勝手に私が感じたことを記してみようかなと思った。そして、こうして呼吸のリズムが近しいというか、心を作っている層が同じ順番で折り重なっているような感覚を覚える友人は、とても大切だなと。

そして、魔女の心の深層は魔女にしかわからない、というのも今回改めて感じた。とってもあやしいことを言っているようだが、本人はいたって真面目であることは明記しておく。

魔法は、そんなにものめずらしいものではなく、みんなそれぞれの魔法をちゃんと持っている。(気づいていない人がほとんどなのかもだけど)特に、HSP、エンパス、発達障害の人(スターシードと呼ぶこともある)がもつ魔法は、自分への評価がビックリするほど低かったり、周りから批判されたり押し殺されたりすることで見つけにくくなっていることも多いように思う。(あ、これが現代版魔女狩りなのかもしれない)

人と異なること、人と合わせられないことが日常でほとんどな私たちにとって、大多数と同じく生きることが正しいとされるこの世の中で魔法を発揮する、そしてそれを生かして豊かに生きるというのはとてもとても難しい。だからこそ、何よりも人と異なる自分をそのままで○として受け入れてくれる環境を選ぶこと、違って当たり前な人たちがたくさんいる場所を選ぶことを、何よりも優先すべきだなと感じた。

だって、人と同じく生きることを強制してくる人たちがいる中で生きる、日々を過ごすことは、あなたの素晴らしい才能を悪とし罰する(罰するまで行かなくても痛めつける、傷つけるも同義)、つまりその環境そのものが魔女狩りのようなもの。しかもその環境にいる人たちは魔女狩りを正義だと思ってやっている。魔女を狩ることが魔女のためにもなるとさえ思っていて、一切悪気がないのである。だからこそ、どちらも悪くないし、誰をも責めることなく、ただただシンプルに距離を置く、自分が身を置くべき場所にサラリと移ることが、魔女たちにとって魔女として生きられるかどうかのカギになるように思う。

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