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日本の起業数は約20万!開業率は約4~5%、廃業率は約3%~4%!
(1)起業率と廃業率
日本の起業率は約4~5%、廃業率は約3%~4%で推移
日本の起業率は国際的に低水準である一方、廃業率も低いという特徴があります。これは、日本産業の新陳代謝が低いことを示唆しており、日本社会の人口減少や少子高齢化の流れを考慮すると、新しい経済戦略が求められます。
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(2)起業のピラミッド階層
潜在起業家のうち、実際に新規起業に至る割合は、約1%
起業への関心や実際の行動は、異なるステージに位置する多くの人々の階層から成り立っています。
これを具体的に示すモデルが、「起業のピラミッド階層」です。このモデルは、以下の4つの階層から成り立ちます。
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(3)各階層の定義と数
各階層の数値は、『中小企業白書/小規模企業白書』(中小企業庁)や『2022年度起業と起業意識に関する調査』(日本政策金融公庫 総合研究所)などを参考に推計しております。
① 新規起業層
毎年新たに起業を果たす層です。
この層には、約20万人が含まれます(個人事業主含む)。
② 起業準備層
起業に強い関心を持ち、具体的な起業準備を進めている層です。
この層には、約250万人が含まれます。
③ 潜在起業層
起業の選択肢を考えているが、まだ具体的に準備をはじめていない層です。
この層には、約1,500万人が含まれます。
④ 起業無関心層
起業への関心が低い層です。
この層には、約8,000万人が含まれます。
(4)起業後の企業階層
中小企業庁が公表するデータに基づくと、日本には、約360万社(者)の企業が存在します。この内容については、以下の記事を参考にしてください。
(5)おわりに
この起業のピラミッド階層を参考にしつつ、各自の立ち位置を確認し、必要な情報やサポートを得ることが大切です。
同時に、起業支援を行う国・自治体や士業などアドバイザーにとっても、このピラミッド階層を理解した上で、各ニーズに応じた起業環境整備やアドバイスを行うことが重要となります。
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