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孤独。


どん底に落ちた時

周り全てが暗闇に感じる

出口が見えないトンネルの中

無数のコウモリたちが目を光らせている。

逃げても逃げても逃れられない

誰かに手を引っ張って連れ出してほしい

けどどこに逃げればその手があるのかわからない

僕にはその手がないという事実に

気づきたくなかった

だから助けてなんて言わない

僕を見つけてくれる人なんていないから

僕は助けてなんて言わない


抜け出した人は言うだろう

1人じゃないって、光は必ず見えるって

分かってるんだ

だけど、怖いんだ。動けないんだ。

1人じゃないって言うなら助けに来てよ。

君がいる場所はまだ僕には眩しすぎるんだ

ただただ隣にいてくれるだけでいいんだ
独りにしないで。ただそれだけなんだ。

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