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青木裕子さんの本を読んだ。

最近地元の図書館に週3で通っている。
今まで入館する度に連絡先を記入されることが求められていたので馬鹿らしくて足が遠のいていていた。
久々に覗いたら消毒液が飾ってあるだけに変わっていた。(使う人は使っていた)

やっと、気軽に入れるようになった!

本棚を眺めて、気になる作家さんの本を手に取る。今回はNHKでドラマ化されていた「これは経費で落ちません!」で有名な青木裕子さんの「派遣社員あすみの家計簿」を借りてみた。

軽く読める内容なんだけれど、非正規雇用のあり方はリアル。そして、若い女性を取り巻く仕事のあり方が参考(?)になった。

主人公は環境に恵まれすぎて、恵まれていたことにも気づかず、一気に金欠になる若い女性、でも苦労が彼女を成長させていく。

ちょっと、過去の私に似てるんだよね。…第二新卒で入った会社は、上司に恵まれていた。結婚を機に辞めて、転職や、派遣であちこち働いて、気づけたことは多い。少ない収入から何とか貯金しようと食費を削って生活していたり、付き合う友達や、自分自身の肩書きを気にしていたのも、まさに昔の私。

最新刊では、フリーランスか正社員かの選択を迫られる。
そこには正社員になれば大丈夫という訳ではない、という考えが見える。

お気に入りの作家さんがまた一人増えた。
続編が楽しみ。


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