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ガンダムSEED FREEDOMとわたし8

しあわせの、青い鳥は。

イングリットポジション、つらすぎ。

(価値の証明と無関心。

気が付けば来場者特典皆勤賞なほどには観に行ってるガンダムSEED FREEDOM。

推しメンたちのハッピーぱっぴぃ☆妄想を領域展開したいとこなんだけど、映画を観れば観るほど、小説を読めば読むほどイングリットが辛すぎポジションで。うおお早く下巻読みたいーー;;
描きたいネタはいつも交通渋滞だ!絵も文章もどっちも使って表現したい!!

いろんなテーマがギュギュッと濃縮されているガンダムSEED FREEDOMだけれども、
でっかいテーマのひとつである「愛」のうち、イングリット→オルフェ間(あと、アグネス単体も)で描かれていた愛は、
「愛の反対は憎しみではなく、無関心。」だとラクスが言っていたように、無関心だったのかなあと。

・愛される資格の有無。
・使命を果たせなければ生きる意味がない。
・お前の価値を証明してみろ。等々

作品のなかで出てくるこれらのフレーズや思想。

役割。役目。

宿命、運命、天命に使命。

宿命・運命・天命に使命…?


…ヤマトナデシコ七変化…?(じゃない

(純情・愛情・過剰に異常!

ていうか青い髪の女は不幸(負けヒロイン)ジンクスってなんだよ!やめたげてよぉお!!(涙

個人間での愛と無関心は、特に恋愛や性愛で起きやすく、表現しやすく広く伝わりやすい。

もちろん恋愛や性愛だけが愛ではなく、もっともっと大きな意味での愛。その反対の”無関心”が積もり積もった超拡大版が、戦争なのではないか。

戦争に愛だの恋だの持ち込むなよってのもわかるんだけど、戦争×恋愛って実はめっちゃ関係深いし親和性が高いなあと感じる。
性欲は三大欲求の一つだし。



「もういいのよ…オルフェ。」
「わたしは、知っているから。」

イングリットが最期にオルフェに伝えた言葉だ。

"わたしは知っている。"

アコードって、人の心を読んだりテレパシー的な能力があるけれど、
イングリットはオルフェに対して、自分から勝手に干渉することは最後までしなかったんじゃないかなあと思っていて、(それが出来る状況、状態であったとしても。)

「わたしは知っている」のは、そんな能力を使わなくてもオルフェの事はいつも見ていたし、気にかけていたからで、あえて言葉にして伝えたのも、
言葉にしないと”伝わらない”んじゃなくって、”伝えられないこともある”から(ってアスランも言ってたよね。)の体現じゃなかろうか。

オルフェに関しては、最期の最期までイングリットのことは無関心だったし、彼女の言葉は届いていないだろうと思ってる。
仮に生存していたとしても、彼女の真意や想いが伝わるまで相当時間がかかるのでは。
(そんな簡単に気が付けたらあんなことにならんはず。)

いままで誰にも、大事な本心の部分を精神干渉されないよう努めてきたイングリットが、
最後の最後に自分の想いを自分の意志と言葉で伝えられたのは良かったし、自由の表現としてわたしは受け取ったよ。

…とはいえ、なんでオルフェなん…なんであの男なん…もっといい相手いるじゃんよ…。
あなた(イングリット)は知っているのかもしれないけど、でも…なんでや…。
生きて、しあわせになってほしかったよ;;という気持ちはやっぱり拭えないのであった。

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