『ひとりとひとり(R)』ってなに?
はじめまして。
ひとりとひとり(R)編集長の廣川です。
当編集部は、家族がいてもいなくても「ひとりの時間を楽しむ」そんな【おひとりさま】に特化したマガジンの発行と様々な活動・情報を発信する日本初の「おひとりさまメディア」です。
活動内容▶出版・イベント・ボドゲ・検定etc…
①「ひとり」の【つながり】【いきかた】にフォーカスを当てた【みんなでつくる、つながる、ひろがる、支援&参加型マガジン(※)「ひとりとひとり(R)」】というペーパーメディア(フリマガ)を福岡から全国へ発信しています。
参加&支援者募集中👇
②「ひとり」と「ひとり」がつながる場として、オンラインイベント「ひとりを語るバー」「オンライン大人食堂」「ゆるっとおやすみヨガ」などを開催。
③ここ1年はコロナ禍で足止めを食らいましたが、
遊びながら問題を可視化し、解決へと導く、ボードゲーム研究開発チーム「つながらぼ」の運営なども行っています。
④2021年春から本格始動する〝講座型〟「おひとりさま検定試験(R)」の講座運営、検定企画・資格設計・運営等を行う、日本初の総合的な「おひとりさまメディア」がわたしたち『ひとりとひとり(R)』です。
「ひとりぼっちでも強く生きよう!」は推奨していません
私たちは「おひとりさまメディア」と名乗ってはいますが、「ひとりぼっちでも強く生きよう!」ということをことさら推奨しているわけではありません。
人は、どんな人でも結局は〝ひとり〟だと思っています。生まれたときも〝ひとり〟、亡くなるときも〝ひとり〟です。
しかし、人はひとりでは生きてはいけません。
だからこそ、孤立しない〝ひとり〟【おひとりさま力】のある〝ひとり〟がたくさん増えて欲しいという思いがあります。
それぞれの〝強み〟活かしたコミュニティ作り。
たとえば、一人ひとりのスキル、得意なことでつながり、強みを活かしながらコミュニティやビジネスの場を作っていける〝力〟が、私たちが伝えていきたい〝おひとりさま力〟です。
〝ひとり〟と〝ひとり〟がつながることで、その一人ひとりが自分にふさわしい可【いきかた】を見つけ・究め、生きるための選択肢を拡げていくことができるよう、「孤立無援」の生き方ではなく、お互いの「個」、まさに〝ひとり〟と「〝ひとり〟が支え合う、いわば「個立有援(縁)」の生き方が、どんな〝ひとり〟にも必要だろうと思っています。
なぜ、【おひとりさま】なのか?
1つ目のきっかけは、わたし(編集長:廣川)自身も〝おひとりさま〟だからです。
いわゆる「独身・ひとり暮らし」という意味での〝おひとりさま〟ではありませんが、子どものいない、年の離れた夫を持つ「おひとりさま候補」ではあります。
夫(安藤)は16歳上、順番通りに逝けば、わたしは将来〝ひとり〟順番が逆になったとしても、やっぱり夫が〝ひとり〟です。
亡くなった祖母の生き方(逝き方)
2つ目のきっかけは、亡くなった祖母の生き方(逝き方)でしょうか。
祖母はわたしの両親と同居していましたので、老人の〝ひとり暮らし〟という意味の〝おひとりさま〟ではありませんでした。しかし、性格的に強がりなとことがあり家庭の中で【孤立】していた時期があります。
これは、亡くなった後にわかったことですが、担当の医師や仲の良い看護師さんに「延命治療はしないで」と話しており、今で言う〝リビングウィル〟〝終活〟〝人生会議〟のようなことも祖母は〝ひとり〟でしていたようなのです。
家族ではない他者に最期のお願いをするという行為も、その当時はとても先進的な行動で考え方だったと思います。いまでこそ、〝リビングウィル〟〝終活〟〝人生会議〟という言葉を聞くようになりましたが、実践している人はどのくらいいるでしょうか?
自然に自ら準備をしていたのだと知ったとき、正直「すごい」と感じました。
祖母は、家族はいても〝ひとり〟であるという感覚があったのだと思います。
ソロ活をあたりまえの〝価値に〟
少し堅い話ばかりになりましたのでネタのような話もさせてください。
わたしは、ひとりでどこでも行ってしまう〝ソロ活〟という意味でも〝おひとりさま〟です。
最近は少なくなりましたが、若いときは旅行先や飲み屋でも(自死?)の心配されたりするのも日常でした(笑)
「しくじったな〜」と思うことも実は結構あって、某有名テーマパークが大好きで年間パスポートを持っていた時期があるのですが、クリスマスやバレンタイン当日にひとりでパークにに行って(※無意識で行っています/笑)周囲のカップルの視線が痛かったことが何度もあります(正直ほっといて欲しいですけどw)
結婚してからは「旦那を置いてひとり旅なんてよくできるね」なんて、いろんな人に言われました。未だになにが悪いのかさっぱり分かりませんが、結局、結婚して家族がいても、〝ひとり〟の時間は大切にしたいと思っています。
〝生きづらさ〟の自己理解へ
また、HSP、HSCという言葉をご存じでしょうか。気にしすぎと言われて傷ついたり、共感性が高く繊細という特性を持つ人たちのことです。実は4人に1人がこの気質の持ち主なんだそう。
実は、わたしもどうやらHSPらしい、ということを最近知りました。
そして、その中でも少数派であるHSS型でもあります。
知ったからといってナニも変わりませんし、誰かに知って欲しい、HSPだから優しくして欲しいとも思いませんが、なるほど、これがわたしの「生きづらさ」の原因か。くらいは知っておくと、自分自身が生まれ持った資質をいちいち否定することも少なくなりました。「まぁ、わたしこんなもんだよ」と受け入れて、人生が少しスムーズになるという感じはしています。
ちなみに、
26歳で〝パニック障害〟
28歳で〝うつ病〟
29歳で〝仕事を辞めて独立〟そして、〝パニック障害もうつ病も克服〟といった、怒濤の20代も過ごしてきました。
この話はおいおいどこかでするとして、幼いころから「生きづらさ」を抱えて生きてきた〝ひとり〟でもあることだけお伝えしておきます。
「おひとりさま力」を発信する場
そのような思いや経験の中で、同じ思いのある人、境遇・環境の人たちと【つながり】たい、みなさんが、どのように考え、どのように生きているのか〝ひとり〟であることの楽しみや面白さ、〝ひとり〟であることの悩みや不安などを【いきかた】として共有したい。
否定も肯定もせず、それぞれの【いきかた】を発信し【つながる】ことで、孤独な〝ひとり〟が少なくなればいい。
【いきかた】のヒントにして欲しい。
そんな思いで新しいメディアを作ることにたどり着きました。
そして、はじめてみると視野がどんどん広くなっていきました。
私たちが取材をする人は、ご自身の問題や課題に向き合い、解決するために活動されていたり、場作りをされたり、課題解決をビジネスとして展開されている方が多いです。
読者さんの中には、〝こたえ〟が欲しいんだ、もっと〝手続き〟や〝仕組み〟を知りたい、人の成功体験など「ただの自慢話!」とおっしゃる方もいらっしゃいます。
しかし、誰ひとりとして、同じ方法で解決された方はいらっしゃいません。
そう、おひとりおひとり抱える問題や環境が違うのに〝こたえ〟がひとつしかない、だれにでも当てはまる魔法の〝手続き〟や〝仕組み〟なんてことはあり得ないのです。
だから、私たちがお伝えしていきたいことは〝こたえ〟ではなく〝ヒント〟です。
創っているのはこんな人
当編集部のスタッフはみな、本業持ち(実際にフリーランスの自営だったりサラリーマンだったりします)のダブルワーカー、トリプルワーカー、コロナ禍になる前からリモートワークが当たり前の「新しい働き方」をしている面白い団体でもあります。
ちなみに、社員という意味では2名。
編集長の廣川は、デザイナーとカメラマンを兼任しています。
スーパーバイザーの安藤は、ライター兼編集を担当しています。
※ちなみに、この2人は夫婦です。(それぞれに本業もあり、安藤は東京の会社の会社員でもあり、通常は福岡で活動しています)
他、当団体の名刺を持って活動してくれているクリエイターと専門家、社会人インターン 他、外注スタッフ10名程度の小さな小さな出版社です。
・デザイナー
・イラストレーター
・編集者
・臨床心理士/認定心理師
・コピーライター
・司法書士
・ワークショップデザイナー
・コーチ
・ヨガインストラクター
などなど、さまざまな職種の仲間がそれぞれの〝強み〟を活かしながら活動しています。
「ひとりとひとり®」のテーマは【いきかた】
私たちが提案するのは、もっとその人の人生や生活に密着した【いきかた】そのものです。
「ひとりとひとり®」の特徴は【つながり】
人はひとりでは生きてはいけません。
だれかに〝助けられながら、支えられながら〟生きています。
いわゆる独身・独り暮らしの〝おひとりさま〟に話しを聞くと必ず「人に迷惑をかけたくない」とおっしゃいますが、衣・食・住、どれひとつとっても「ひとり」では、限界があるはずです。
ですから、「できるだけ最小限の迷惑」で、自分にあった【いきかた】と【つながり】を身につける、それが本当の〝おひとりさま力〟だと考えます。
恩送りをしたい
私はパニック障害の発作でぶっ倒れて駅員さんになんどもおんぶしてもらったことが何度もあります(笑)案外みんな助けてくれます。優しいです。
しかし、彼らに何かお礼をする、お返しをするということはありませんでした。
ただただその時は生きることに必死でした。
迷惑をかけたくないと〝引きこもる〟よりも、かけた迷惑は、他の人が困っているときに助けることで返そう、そういう気持ちに切り替えたとき、考え方が変わりました。人を助けたいとき、自分が元気で、体力があって、余裕があるときでないと、できないなって。
だから、まずは自分を大切にして、いつも元気でいる。
そして、困っている人を見たら助ける。
そういうシンプルな〝恩送り〟をするように心がけていて、その気付きのシェアをメディアや検定試験を通じて社会に還元したいと考えています。
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