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滅びの前のシャングリラ

滅びの前のシャングリラ

 凪良ゆう著「流浪の月」の読後、なんの迷いもなく「滅びの前のシャングリラ」を購入していた。面白い本に出会うと、その著者の本をもっと読みたくなる。「滅びの前のシャングリラ」はまさにそれだった。

 この話を一行でまとめるとするのなら「世界が終わるからこそ理想が叶った話」だろうか。

 いつかに夢見ていたそれぞれの理想。それは理想のまま終わるはずだった。世界の終わりが決まるまでは。

 地球に隕石がぶ

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本とどう出会うか。

本とどう出会うか。

 本屋に行った。こういうご時世だから3ヶ月ぶりくらいになる。それに加えてお気に入りの本屋が閉店してからは本の購入は通販がメインになっていたことも相まってのことだ。

 通販で本を買うようになってから途中で読むのを辞めることはほとんどなくなった。その理由はクチコミから今、読みたい本か吟味するようになったからだ。

 そんな事前に情報を仕入れてから本を買うことが習慣化してしまったからか、本屋に行っても

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