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部活動でいじめ!学校のいじめにはもっと警察が介入すべきだと思う(我が子がいじめ被害にあって思うこと)

こんにちは、HitoniYoriです。

学校のいじめに対して、それがひどい場合、加害児童や保護者が手に負えない場合、警察はもっと学校の内部に介入すべきだと思います。

いじめに対して「子どものケンカに大騒ぎして」とみる人がいますが、断じて違います。いじめ被害児童はそのいじめにより一生を棒に振るかもしれません。一生が台無しになるのです。言ってしまえば凶悪事件と一緒です。

うちは子どもが二人ともいじめ被害により不登校になった経験があります。

HitoniYoriとはどんな人?

今回は上の子の部活のエピソードを交えてお話をします。上の子は中学校の部活動でひどいいじめを受けた経験があります。

学校内のいじめについて対応するのは基本的に学校です。しかし、学校がなかなか対応してくれないことがあります。

それは部活です。

※対応してくれる学校もあるでしょうが、うちの上の子が通っていた中学校は全くと言ってよいほど対応してくれませんでした。

部活はどこの管轄なんですか?どういう扱いなんですか?

部活内でいじめを受けたら誰に言えばいいんですか?

部活動の顧問には安全配慮義務はあるのですか?

下記は平成30年3月にスポーツ庁が出している「運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」です。

学校の運動部活動は、スポーツに興味・関心のある同好の生徒が参加し、各運動部の責任者(以下「運動部顧問」という。)の指導の下、学校教育の一環として行われ、我が国のスポーツ振興を大きく支えてきた。

運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン
https://www.mext.go.jp/sports/b_menu/shingi/013_index/toushin/__icsFiles/afieldfile/2018/03/19/1402624_1.pdf

P1:全文部分

 ↑ ふむふむ。学校教育の一環らしいです。

ア 校長及び運動部顧問は、運動部活動の実施に当たっては、文部科学省が平成25年5月に作成した「運動部活動での指導のガイドライン」に則り、生徒の心身の健康管理(スポ―ツ障害・外傷の予防やバランスのとれた学校生活への配慮等を含む)、事故防止(活動場所における施設・設備の点検や活動における安全対策等)及び体罰・ハラスメントの根絶を徹底する。都道府県及び学校の設置者は、学校におけるこれらの取組が徹底されるよう、学校保健安全法等も踏まえ、適宜、支援及び指導・是正を行う。

運動部活動の在り方に関する総合的なガイドラインhttps://www.mext.go.jp/sports/b_menu/shingi/013_index/toushin/__icsFiles/afieldfile/2018/03/19/1402624_1.pdf
P4:前文部分

 ↑ 4ページには「心身の健康管理」と書いてあります。

〈上級生と下級生、生徒の間の人間関係形成、リーダー育成等の集団づくり〉 ○ 運動部活動は、複数の学年の生徒が参加すること、同一学年でも異なる学級の生 徒が参加すること、生徒の参加する目的や技能等が様々であること等の特色をもち、 学級担任としての学級経営とは異なる指導が求められます。 指導者は、生徒のリーダー的な資質能力の育成とともに、協調性、責任感の涵養 かん 等の望ましい人間関係や人権感覚の育成、生徒への目配り等により、上級生による 暴力行為やいじめ等の発生の防止を含めた適切な集団づくりに留意することが必要 です。

運動部活動の在り方に関する総合的なガイドラインhttps://www.mext.go.jp/sports/b_menu/shingi/013_index/toushin/__icsFiles/afieldfile/2018/03/19/1402624_1.pdf
P16

 ↑ 16ページには「いじめ等の発生の防止を含めた適切な集団づくりに留意することが必要です。」と書かれています。

学校の顧問は部活動の部員にもっと目を配るべきではないのですか?

私たち夫婦は上の子の安全の為に部活の顧問に電話でお話をしたことがあります。その時に部活の顧問の先生に「ボランティアのようなものですから」そこまでは出来ません という意味あいのことを言われたこともあります。

公立小中学校の教職員は教育委員会に採用される地方公務員です。平日の部活動の時間は給料が出ません。

休日の部活については、部活動手当というものが出るようですが、それでも3時間以上で一律2千〇〇円というように満足のいく金額ではないと思います。

※これは地域によって時間や金額が違います。

本題に入ります。

私の子は部活動中にひどいいじめにあいました。

ハンドボール部です。1対1のオフェンスとディフェンスの時に思いきり体当たりをされるのです。
うちの子は何度も何度も地面に叩きつけられました。

地面に叩きつけられたあと、

「立てっ!!」と言われて、立ち上がるとハンドボールの練習と称してまた体当たりをされるのです。

うちの子が練習するための列を他の列に変えると加害児童はついてきて同じ列に入ります。

体当たりをされる前に避けようとすると

「真ん中に立て!!」

と怒鳴られるのです。

上の子にとって毎日つらい部活動でしたが、ちょうどその時、下の子が小学校でひどいいじめにあっており、そのことで私たち夫婦は悩んでおりましたので、上の子は自分のいじめのことを私たちに相談できずにいました。

妻が上の子のいじめ被害に気付いたときには体当たりが3か月も続いて、100回以上、地面に叩きつけられた後でした。

その時点で上の子の気持ちはかなり疲弊しています。

妻はすぐに部活動の顧問の先生に相談をしました。

しかし、顧問の先生の対応はかなり杜撰でした。加害児童に聞き取りをしてその結果。

「ハンドボールの初心者であり、一生懸命やった結果、あたりが強くなってしまったそうです」

と妻に言ったそうです。

そんなたまたまあたりが強くなってしまうことがが3か月も続きますか?それにそんな体当たりを食らっているのはうちの子だけなんですよ!!どう考えてもおかしいではないですか?

しかし、その時うちの子と加害児童は中学校1年生です。そしてその時の2年生が案外強く、次の大会で良いところまでいけそうだったのです。

顧問の先生は全く1年生の練習を見ていません。

そんな状態なら部活に出るのを控えれば良いと思うかもしれませんが、うちの子は小学校3年生の時からハンドボールをはじめて、ハンドボールが大好きなんです。部活を休むこともしたくないです。

そんなうちの子を大好きなハンドボールでいじめてくるなんてハンドボールに対する冒とくです。

他の記事でも書いていますが、教師の聞き取りが甘いと加害児童は頭にのってきます。加害児童のいじめは止まりません。

毎日毎日、体当たりを食らい、ある日部室で上の子の仲の良いお友達に加害児童が話しかけました。そして下記のように言ったのです。

「何か嫌なことがあったら言って、俺がボコボコに●●●●(うちの子のあだ名)ぶっ殺すから」

うちの上の子は次の日から不登校になりました。

妻が教頭先生や校長先生に相談をしました。しかし、回答は

「学校は調査機関ではないので、これ以上調査できない」

だったのです。うちの子が不登校になったので、もうこれ以上何も起きないと思ったのかもしれません。でもそれではうちの子はずっと学校に行けないではないですか?

学校の部活動を学校が調査できなければどこだったら調査出来るのですか?

うちの子は毎日体当たりを食らって地面に叩きつけられて全身アザだらけで帰って来て、最後には「ボコボコにぶっ殺す」と言われてうちで寝込んでしまったのです。

学校に言って調査できないなら、もう警察しかないではないですか?

学校内の部活の出来事であるのに、警察に被害届を出すことにしました。

正直、警察の少年係はもっとひどい事件を扱っているのか、いじめなどの被害届けを出そうとするとなかなか受理してくれません。

これはまた他の記事に書くつもりですが、こちらは子どもがひどい目にあって泣くような思いであるのに、被害届けもなかなか受理してもらえなくてさらに泣くような思いです。

しかし、その時のうちの中学校の管轄の警察署に子ども思いな課長がおり、しっかりと中学校に指導をし、相手側の加害児童にもきちっとした指導が入りました。

へんな話ですが、今の日本の学校にはいじめに対処できる能力がないところが多いと思います。

※個人的な感想です

たまに状況把握や聴き取りが上手な先生もおりますが、後から聞き取り内容を聞くとそのような聞き方で真実が分かるわけがない。その状況で目撃者が証言できるわけがない と思える聴き取り内容の先生もが多くいます。

それと学校の先生では加害児童側の保護者に強く言えないなどや、そもそも論としていじめの対応は本来の仕事ではないなどがあります。

私はもっと警察が学校のいじめに介入すべきと思います。

学校も警察から連絡が入ると途端対応が真剣になることがありますので。

この記事が世の中のいじめ被害で困っているお父さんお母さんの参考になることを願っております。



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