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悩みのファストフード店に駆け込まず、自分と向き合うことについて

執筆日:11月4日


「人の悩みはすべて人間関係が起因である」


『嫌われる勇気』でお馴染み、アドラーさんの言葉らしい。


一言一句正確な言葉じゃないかもしれないけど、「人間関係が原因で人は悩む」という意味の言葉が組めればそれでいい。


悩みにもいろいろある。


「幸せになりたい」
「楽して生きていきたい」
「胸を揉みたい」


「なんでこんなにも見てたアニメがわかりやすいことを書いてしまうのだろう」という僕の悩み。


だけど悩みにも「解決するべき悩み」「悩む必要のない悩み」ってのがあると思う。


例えば芸能人みたいな人気商売をしている人は、ファンと仕事仲間と新規に関しての悩みは「解決するべき悩み」である。


反対に自分のことを嫌っている視聴者、同業者に関しては「悩む必要のない悩み」だ。


何が言いたいかというと、その悩みは自分の可処分領域に入っているかってこと。


「可処分所得」って言葉は、税金やら社会保険やらが差し引かれた自分が使えるお金。


「手取り」とか「お給料」って呼ばれるやつだね。


それと同じ。


自分がどうにかできる領域のお話かってこと。


「幸せ」とか「楽な生き方」ってのは自分がどう感じるかだから可処分領域。


「胸揉みたい」は女性の了承を得ないとダメよね。


あなたが女性でも自分の胸を揉みたいのかな?


そこらへん考え出すとオナニーってのが絡んでくるからめんどくさい。


こんな感じで僕が男だから「女性」というのが出てきた時点で可処分領域外のお話になる。


つまり「胸揉みたい」に対する女性の心理を僕が悩むのは「悩む必要がない悩み」なのだ。


どうしてもそれについて悩みたいのなら、「僕はどうしたら胸を揉むに値する男になれるか」っていう可処分領域に持ってくること。


そうすれば「かっこよくなれ」とか「女性にアタックしまくろう」みたいな解決方法はいろいろ出てくる。


こうやって自分の可処分領域の内か外かを仕分けることが悩みを少なくする方法だ。


とは言っても、内外の二元論で語ってしまうと敵対勢力が多すぎる。


自分の可処分領域内でできることなんて限られているからね。


自分を幸せにすることはできても、日本国民全員を幸せにすることはできない。


だから政治には反対が付きものなのだ。


だから敵対勢力を分断する。


人は四つのタイプに分かれるらしい。


「4つのタイプ 岡田斗司夫」でYouTube検索すればいろいろ出てきます!


この4タイプに人を分けて、タイプ別の対処法を身につければ、「悩む必要のない悩み」を公式で捌くことができる。


人が悩むべき問題ってたくさんある。


だけど悩むべき問題は解決が難しい。


「幸せ」について考えるってめんどくさいでしょ。


だから可処分領域外の問題に手を出すのだ。


「どうしたら日本は良くなるか」
「あの人はどうすれば幸せになるか」
「この人はどうしてこんな態度をとるのか」


俯瞰的な問題を主観でバッサリ解決できる「悩みのファストフード」的な存在なのだ。


そうやって自分なりの回答を出して手軽にドーパミンを出したい。


でも肝心な「解決するべき悩み」は解決されないまま放置される。


そうやってほったらかしとくと「解決されない」という解決するべき悩みが溜まっていき、悩みのファストフード店へ通い詰めることになる。


だからまず、可処分領域の内か外かを分ける。


そして外側の問題をタイプ分けして悩みを小さく分断統治。


あとは自分の可処分領域内の問題を一つ一つじっくり解決していく。


「自分と向き合う」ってのの言語化アウトプット。


ということで終わり!読んでくれてありがとう。いいねやコメントよろしくね。


じゃあ、また。


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