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2024/05/18[土曜版]新聞書評を読んで読書の幅を広げよう。朝/毎/日経/東京各紙の書評欄は宝の山


Clubhouseに於いて、新聞書評欄の本の紹介の開催のお知らせです。
下のリンクよりタイミングの合う方はご参加ください。
チャット、または直接スピーカーになっての参加も大歓迎です。

2024/05/18 20時スタート ※約90分間

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Clubhouseに於いて新聞書評欄の本の紹介を、ほぼ毎週土曜日に音声ライブ配信。本の選者と私(ほぼツッコミ役)の2人でこつこつ開催しています。

こんばんは、今日は次の本を紹介したいと思います

今日の書評リストです。

2024年5月18日掲載 新聞書評

●朝日(5/18)
にっぽんのスズメ」小宮輝之監修、中野さとる写真、ポンプラボ編集 カンゼン 1650円 2022年
『音』と『声』の社会史 見えない音と社会のつながりを観る」坂田謙司著 法律文化社 3080円
失われた絵画を再生する - デジタル技術を用いた復元への挑戦
木下悠著 中央公論美術出版 3960円

●毎日(5/18)
やまと言葉の人間学」竹内整一著 ぺりかん社 3300円
苦しくて切ないすべての人たちへ」南直哉(みなみじきさい)著 新潮新書 920円
AIを生んだ100のSF]大沢博隆監修・編、宮本道人、宮本裕人編 ハヤカワ新書 1166円
名言・失言の近現代史 上・下」村瀬信一著 吉川弘文館 各1980円

●日経(5/18)
脳科学で解く心の病」エリック・R・カンデル著 大岩(須田)ゆり訳 築地書館 3520円
「スペシャルティコーヒーの経済学」カール・ウィンホールド著 古屋美登里、西村正人訳 亜紀書房 3080円
さまよえる真剣」玉岡かおる著 新潮社 2420円
子ども若者抑圧社会・日本」室橋佑貴著 光文社新書 946円
ゴーイング・ゼロ」アンソニー・マクカーテン著 堀川志野舞訳 小学館文庫 1298円

●東京(5/18)
味なニッポン戦後史」澁川祐子著 インターナショナル新書 968円

●読売(5/12)
「<共働き・共育て>世代の本音 新しいキャリア観が社会を変える」本道敦子、山谷真名、和田みゆき著 光文社新書 968円
陰謀論はなぜ生まれるのか Qアノンとソーシャルメディア」マイク・ロスチャイルド著 慶應義塾大学出版会 2970円
流れと対応がチャートでわかる! 子どもと大人の福祉制度の歩き方」浜内彩乃著 ソシム 2200円

●産経(5/12)
あかるい花束」岡本真帆著 ナナロク社 1870円


その他・追加情報など(※トーク中随時更新)

■文庫版が発売!

◾️バッタを倒しにアフリカへ【虫画像抜き版】 (光文社新書)
虫画像抜き版だとぉ…。
そして、実は児童書版もあるのです!
イラストの迫力・再現性が凄いバッタ。

【5月17日発売】虫が苦手な方に朗報です。あの25万部突破の新書大賞受賞作に、【虫画像抜き版】が加わります。通常版より100円お得になってもいますので、これまで躊躇していた方々はぜひお買い求めください!

https://x.com/kobunsha_shin/status/1789928777482387458?s=46&t=3_ri8AGDckAp8_kZBhXttw

■高校生直木賞
教科書には絶対に載らない作品?
高校生が選ぶ作品の特徴とは。
2024/05/19に発表!

■筆一本で世にはばかる文士(作家)とその仲間が集まって、芝居をします。文士劇は130年以上の歴史を持ちますが、大阪では実に66年ぶりの旗揚げ公演です。
https://nanigeni-bunshigeki.com

著者によるラジオ放送(全4回)
『レディ・ムラサキのティーパーティ らせん訳「源氏物語」』
新シリーズでは100年程前に出版された「源氏物語」の英訳本「ザ・テイル・オブ・ゲンジ」を、日本語に戻し訳した毬矢まりえさん(俳人・評論家)が登場します。イギリスの東洋学者アーサー・ウェイリーが全英語翻訳してできた、この本が当時どれほど世界中で高い評価を得たのか、またその英訳本の戻し訳に、なぜ毬矢さん姉妹が取り組むことになったのか、日本学者・ドナルド・キーンさんとの関わりなども含めて語ります。
↓リンク先から聞けます


映画


■「花束みたいな恋をした」
映画の中で本が沢山出てくる作品。
主人公2人のそれぞれの語りが本を読んでいるような印象。
書評家の三宅香帆さんがご自身の新刊『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』この映画の紹介していて興味を持ち見ました。
気になる誰かが紹介している作品がすぐに見られる、手に届く世界に感謝。

『花束みたいな恋をした』を観たあと、「麦くんに、本を読みたいな、と思ってもらえるような本を書きたい」と思ったんですよね。そこが『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』の原点なんです。

https://twitter.com/m3_myk/status/1783888604751860212

噂の天才は天才だった。
映画界で注目を集めるカナダのグザヴィエ・ドランが監督・脚本を手がける映画『たかが世界の終わり』
今年もカンヌ国際映画祭が開催されています。
第69回カンヌ国際映画祭でこの作品はグランプリエキュメニカル審査員賞を獲得しました。
ドラン監督の一番最初に見る作品としてもおすすめです。

※下にちょっとネタバレ感想書いてます。
↓↓↓ 知りたくない方は高速スクロールを




タイトル通りの映画を久しぶりに見た。
カメラワークが独特でその美しさに画面を凝視してしまう。
顔の表情をこれでもかと写す。それだけに俳優陣の演技力に圧倒される。
自分も映画の世界に中に入り込んで、後ろからそのやり取りを見ている気持ちになる。台詞のない場面も多く「間」に意味を持たせてくる。画面から目を離すことができない。表情が台詞の代わりを担っているから。
目や皺のひとつ口の端の微妙な動きが言葉となる。伝わってくる。
言語化して台詞にすることだけが、見るものに表現を提供することではない。
映画というものの表現の素晴らしさ豊かさ改めて感じた作品。

当たり前なのだけど例え自分が死んでも時間は止まらないことに気づく。

鑑賞後、印象的なルイ役を演じたギャスパー・ウリエル 検索して唾を飲み込む。
また考えさせられた。


■終わったあとの私的雑感
ウォッチパーティーを開催します!
アフタートークで最近私が見た映画について
あまりに熱く語ったことからウォッチパーティーをすることが決まりました。色んな小道具・暗示・記号が仕組まれた映画でもあるので
それを紐解くためにも皆さんの知識、経験などお伺いしたく存じます。
取り合えす私を含め2名の参加はあります!
詳細は下のリンク先よりご確認くださいませ。

おまけ
「おっちん」て赤ちゃん言葉とは思っていても、まさか地域限定の言葉て思わへんやん?

おしまい。


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