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2024/06/15[土曜版]新聞書評を読んで読書の幅を広げよう。朝/毎/日経/東京各紙の書評欄は宝の山

Clubhouseに於いて、新聞書評欄の本の紹介の開催のお知らせです。
下のリンクよりタイミングの合う方はご参加ください。
チャット、または直接スピーカーになっての参加も大歓迎です。

2024/06/15 20時スタート ※約90分間・録音ナシ

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Clubhouseに於いて新聞書評欄の本の紹介を、ほぼ毎週土曜日に音声ライブ配信。本の選者と私(ほぼツッコミ役)の2人でこつこつ開催しています。


こんばんは、今日は次の本を紹介したいと思います。
2024年6月15日掲載 新聞書評

●朝日(6/15)
すべて真夜中の恋人たち」川上未映子著 講談社文庫 748円
SF少女マンガ全史 昭和黄金期を中心に」長山靖生著 筑摩選書 2200円
わたしのeyePhone」三宮麻由子著 早川書房 2090円
「君の顔では泣けない」君嶋彼方著 角川文庫 858円
あいにくあんたのためじゃない」柚木麻子(ゆずきあさこ)著 新潮社 1760円 2024年3月21日(4月6日に紹介済み)

●毎日(6/15)
鴎外の花」青木宏一郎著 八坂書房 2640円
「忘れられた日本史の現場を歩く」八木澤高明著 辰巳出版 1760円
谷から来た女」桜木紫乃著 文藝春秋 1870円

●日経(6/15)
「ルポ年金官僚」和田泰明著 東洋経済新報社 2420円
人類学者のレンズ」松村桂一郎著 西日本新聞社 1760円
小説編集者の仕事とはなにか?」唐木厚著 星海社新書 1595円
ティラノサウルスを発見した男 バーナム・ブラウン」ローウェル・ディンガス・マーク・A・ノレル著 松本隆光訳 坂田智佐子監訳 国書刊行会 3300円
ジャーナリストの条件」ビル・コバッチ、トム・ローゼンスティール著 澤康臣訳 新潮社 2750円

●東京(6/15)
女性の階級」橋本健二著 PHP新書 1265円
東京ハイダウェイ」古内一絵著 集英社 1980円
駅メロものがたり 人とメロディの中心に鉄道があった」藤澤志穂子著 交通新聞社新書 980円
「NHKは誰のものか」長井暁(ながいさとる)著 地平社 2640円

●読売(6/9)
モディ化」するインド 大国幻想が生み出した権威主義」湊一樹著 中公選書 1980円

●産経(6/9)
かわいないで」加納愛子著 文藝春秋 1650円
「一生食べ続けられる中華そば」小野員裕(おのかずひろ)著 八重洲出版 1650円
いろいろな幽霊」ケヴィン・ブロックマイヤー著 市田泉訳 東京創元社 2640円
「銀のちろり」遠山勝雄 第一歌集 角川文化振興財団 2860円



その他・追加情報など(※トーク中随時更新)


第12回「河合隼雄学芸賞」受賞!
焼き芋とドーナツ 日米シスターフッド交流秘史』湯澤規子著
【河合隼雄学芸賞とは】優れた学術的成果と独創をもとに、様々な世界の深層を物語性豊かに明らかにした著作に与えられる。

無言館を知って言いますか
戦没画学生の作品を集めた無言館の共同館主に内田也哉子さんが就任。
創設者・館主である窪島誠一郎さんは作家・水上勉(代表作「雁の寺」など)の実子。

■価値ある一冊
本文の全ページを、かつて出版技術の中心を占め、現在は徐々に失われつつある「活版印刷」によって印刷。なかでも全250篇の“ことば”は、鉛合金から鋳造されたひとつひとつの活字を手作業で拾い、組み上げて、印刷用の活字組版を作成した。

■国語教育の危機
前回の国語教育についての現場の声を伺い、こちらの本を手に取りました。
PISAショックてなんだろうから始まり、自分の国語力について顧みる機会にもなっています。「言語の本質」の著者今井むつみさん(専門,認知科学,言語心理学,発達心理学)も登場します。
・石井光太さんの話題のベストセラー『ルポ 誰が国語力を殺すのか』(文藝春秋)から、冒頭部分を抜粋してお届けします。

■嫌いなら呼ぶなよ 綿矢りさ著
国語力(「考える力」「感じる力」「想像する力」「表す力」)の危機がリアルに小説化されたような作品
相手の言ったことについて曲解したり、また世代間ギャップからくるコミュニケーションのズレについて書かれているオムニバス小説。
相手のことを想像することができなさとはこういうことかと。
そして自分にも心当たりのある描写もあり共感もする。

■「書いてはいけない」のあとがき・森永卓郎さん
「2023年12月、私はステージ4のがん告知を受けた。
告知の瞬間、私は、何を食べたいとか、どこかに行きたいとか、そんなことは微塵も考えなかった。
なんとか自分の命のあるうちにこの本を完成させて世に問いたい。そのことだけを考えた。
その意味で本書は、私の40年にわたる研究者人生の集大成であると同時に、私の遺書でもあるのだ。」

■有隣堂て何?
私のおすすめYoutubeに表示されたのでポチるとハマった。
鳥さんの頭の回転の速さに関心し、ぎりぎりの会話にドキドキする。
つまりおもろい。


■大阪の生活史 岸政彦編
150人が語り150人が聞いた大阪の人生。
先日、本屋で鈍器本のこちらを見かけたのでページをめくって驚いて本屋で声出た。聞き手に知った名前があった。
もしかしたら皆さんの中にもこの本で、知り合いの名前をみつけるかもしれない。そしてひとりひとりの人生になにを思うか。

東京の生活史
https://www.chikumashobo.co.jp/special/tokyo_project/

■第171回「芥川賞・直木賞」の候補作が発表されました!
地雷グリコ読みたい!



・ 終わったあとの私的雑感
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