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続・私は弱虫じゃなく、自分の本音を認めてあげられなかっただけかもしれない

この記事の続きです。

本音を認めてあげて、やりたい仕事に就いたのに・・・

前回記事では、3回転職した後、本音でやりたいと思った仕事に就いて2年、
「私には無理だ、辞めよう」と決意したところまで書きました。

当時の仕事は、学生時代のボランティア活動と同じ分野だったので、仕事には楽しく取り組めていました。

一方で、人間関係には苦労していました。
なぜなら「人の目を気にして自分の意見を飲み込んでしまう」ことを繰り返して、吐き出せない感情を自己卑下に向けて、自分の心を何度も傷つける癖は治っていなかったから。。

仕事は楽しい、やりたい業務も多い。尊敬できる先輩もいる。
でも、苦しい。

もっとこうしたらいいのに、と思っていても言えない。
一人で仕事を抱えて休日出勤までしているのに、手伝ってと言えない。
自分は苦手な仕事だから得意な人に代わって欲しいのに、言えない。
みんな大変そうなのに、私だけ定時に帰ります、とは言えない。

言えない、
言えない、
言えない・・・

積りに積もった感情が、2年後に自宅玄関で爆発(泣)

今思うと滑稽です笑

本当に認めるべきは弱虫の自分だった

実は、この会社には私の苦手がトリプルコンボでした。

自分の機嫌次第で感情的に怒る人自体が苦手」

横柄で威嚇するタイプの人が苦手」

ブスッとして愚痴や文句を言う人が苦手」

苦手なタイプが揃いも揃った会社、自分の意見が言えないのは当たり前ですね。。
苦手な人を自覚して、苦手な原因も理解できた今だったら、このタイプと出会っても「そういう人なんですね」と冷静に関わることができると思うし、
そもそも、そういうタイプと関わらない選択をします。

当時は、人の顔色ばかり気にする自分を弱虫だ、と否定して見ないふりしていたので、仕事はやりたいことでも人間関係でダメにしてしまっていました。

本当に変えるべきは仕事じゃなくて、苦手な人がいる弱虫の自分。
なんでこのタイプが苦手なのか?を紐解いて、原因を明確にできれば転職しなくても済んだのかもしれません。

苦手な人がいてもいい

自分の苦手な人を自覚できるようなり、職歴を冷静に振り返れるようになって思うのは、誰にだって苦手な人はいる、ということ。

自分だけが苦手なのではないし、合わない人がいても全然大丈夫!

そして、今受けている精神構造分析のセッションで「何でこのタイプが苦手なのか?」を紐解き、「言えない」の根本原因を探ってみて、目から鱗の発見がありました。
苦手な人に怯える弱虫の自分が出来上がった原因は、家系にあったのです。

詳しくは個人的な家族の話なので書けませんが、3親等くらい(曾祖父母)まで遡って家族の性格や関係性を見ていくと、自分の生きづらさの原因が分かりました。

仕事だけが人生じゃない


私の場合、生きづらさは職場で起きることが大半でした。
職場で「言えない」ことが重なって、何度もメンタルを崩して転職をしてしまっていました。

けれど、その経験のおかげで今、自分の弱虫と真正面から向き合うことができています。

転職の原因は、職場の人でも仕事の内容でもなく、私自身の問題でした。

もし、何度も転職したり、職場に苦手なタイプが居て辛い毎日を送っている方がいるのなら、自分や他人を否定するのではなく自分自身の幼少期と向き合うことが先かもしれません。

何度も失敗しているので、偉そうなことは言えないのですが、
自分を責める前に、第3者目線で自分の家族関係を見てみると新たな発見があるかと思いますので、おすすめです。

最近は、仕事だけが人生じゃないと思っています。
プライベートで好きなことをやっていると、心が軽くなって元気になります。
これからは、自分の好きなことをやる時間を増やしていきたいな、と思っています。

長文を読んでいただいた皆さん、ありがとうございます!

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