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オフィス見学は学びの宝庫

私は学部一年生のProfessional Orientation (Built Environment)という科目を担当しています。この科目は、学問的な事を教えるのではなく、実践、それもキャリアや職業倫理を教え、早いうちからプロフェッショナルとして振る舞う基礎を作ってもらうことを目的としています。そのためには、同じ分野で活躍している方々がどういう風にキャリアを積んでいるか、日々仕事をしているかを知ることが大事です。また、建築や建設の現場で実際にどういう風にプロジェクトを進行していくのか、それぞれの専門家がどういうふうに協力し合いながら働いているのか、を知ることも大事です。

そのためには、実際の事務所を見学させて頂くのが一番、ということで、先週ー今週と建築事務所や建設事務所のオフィスにお邪魔しました。どこのオフィスも皆さん快く引き受けてくださり、学生にも良い刺激になったようです。

(Photo: Hitomi Nakanishi)

まだ1年生ですが、自分が何を目指しているのか、また自分が抱いていたその職業のイメージと実際はどう異なるか、など早い段階からチェックすることは大事です。

(Photo: Hitomi Nakanishi)

訪問した企業も、学生と年の近い若手の職員からのプレゼンもしてくださって、とてもありがたかったです。

実際に、行って、見て、聞く、って本当に大事ですね。コロナ禍ではこのような訪問はできなかったので、制限がなくなって学びの機会の幅もぐんと広がりました。


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