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番外編:オランダに行ってきました(帰りが大変だった後半編)

オランダで楽しい時間を過ごした事は、前回の記事で書きました。週末楽しかったので、またイギリスに帰って研究を頑張るぞ!と思いながら帰りのユーロスターを目指して、スキポールへ!

アムステルダムでの渋滞


と、向かっていたのですが・・・なんと、まさかの幹線道路(A9というスキポールへの最短経路)が通行止め。それも何の予告もありませんでした(いまだにどうして通行止めになっていたのかは不明です)。もちろんスキポールへの代替ルートは大渋滞です。普段なら、15分で着くため、それでも念の為早く出発したのに、全く進まない。どう考えても、予約していた便には乗れないと判断し、次の便に空きがあるかどうか見てみましたが、その日の便はどれも満席。それもそうです、日曜日の夕方のユーロスターなんて混んでますよね。航空便も探しましたが、とんでもないお値段の席しかありません。その日のうちに帰るのは諦めて友人の家にもう1泊させて頂き、次の日のユーロスターを予約しました。幸い、次の日に予定していたミーティングはオンラインだっため、オランダから参加しました。

ユーロスターのトラブル

そして、’Here we go again.’とばかりに、翌日スキポールには早めに到着し、待っている間に仕事などをして過ごしていたのですが、プラットフォームに向かうと、なんとスキポールとロッテルダム間の電気系統のトラブルのため、予約していた便がスキポールから出ないというではありませんか。急いでInternational ticket officeへ行くと、「あと3分で出るロッテルダムの列車に乗れば、予約していたユーロスターに乗れる」と言われ、プラットフォームへ走りました。しかし、残念ながら、目の前でその列車は発車してしまいました(涙)。また急いでInternaional ticket officeへ向かうと、今度は次のアムステルダム中央駅行きの電車に乗って、後から出るユーロスターに乗せてもらって!と言われました。そこで、アムステルダム中央駅へ。

アムステルダム中央駅に着いて、歩いていらっしゃったスタッフの方に聞くと、プラットフォームに行って車掌さんに聞いて!と言われ、ユーロスターのプラットフォームへ。そこで車掌さんに事情を説明、車掌さんも私が乗る予定だった便がトラブルがあったことはご存知で、空いている席に振り替えていただきました。しかし、ここで確保していただいたのはブリュッセル行きの便のみ(タリスですね)。ブリュッセルからロンドンまでは私の席が取れるかどうかは分からない、との事でした。

ひとまずブリュッセルへ


とりあえずこの便に乗りました。しかし、車内はエアコンが効いていなくて、暑い!(この日の気温は25度+)お水のペットボトルを配っていたので、私もいただきましたが、この係の方が、「今、車内38度あるのよ。Crazy!」と言っていました・・・そして、多くの人がこのトラブルの影響を受けているので、乗車率が100%を超えていまして、人もたくさん、という状況でした・・・

ブリュッセル行きの車内で、ロンドンまでの件については再度車掌さんからアップデートをいただきました。「ブリュッセルで、今夜のロンドンまでの席が空いていれば、割り振るけど、もし空いていなければ、明日の便になります。その場合はブリュッセルでの宿を手配します。」との事でした。まさかのブリュッセル泊になる事を覚悟して、とりあえずはブリュッセルに行くしかありません。この時点で、今日のうちにロンドンには着けても、滞在先のオックスフォードには戻れないことが確定しましたので、ロンドンにいる研究仲間に、もしロンドンまで着けたら泊めていただけるようにお願いしました。

ロンドンへ

今回のトラブルの影響を受けている旅行者は、私以外にもたくさんいらっしゃいますので、ブリュッセル駅ではその対応策は取られていました。まずは、ブリュッセル発ロンドン行きの便の発車を遅らせる、そしてその便の席がまだない人(私)には席を振り分ける、というものです。私はカウンターで新しい席に振り替えてもらうことができました(おそらく一人で旅行していたのも幸いだったと思います)。

あーこれで今日ロンドンに帰れる・・・と思うとほっとしました。(そして車内でワインを頂きました)

ロンドンは土砂降り

ブリュッセル発ロンドン行きのユーロスターは、定刻通りにロンドンSt Pancras 駅に着きました。さあ、今日泊まる研究仲間の家までもうすぐ!と思ったのですが、ロンドンは土砂降り。アムステルダムでは快晴だったのですが・・・ロンドン(というかイギリス)が雨が多いのはよく知っていますので、もちろん傘は持っていましたが、駅までの少しの距離を歩くのもかなり濡れまして、研究仲間の家に着く頃にはびしょ濡れに・・・研究仲間が「おかえりー!大変だったね・・・」と迎えてくれて、ほっとしました。

ユーロスターはこれまで何回も利用していましたが、こんな事は今回が初めてでした(そもそも事前にアムステルダム周辺の渋滞情報を掴んでいれば、こんな事にはならなかったのですが・・・)。これも良い旅の思い出(教訓)になりました。

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