幼稚園の撮影が好きだと思う
幼稚園の撮影をさせてもらうことがある
色々な撮影があるなかで、私は、この幼稚園児を撮るという撮影が好きだなと思う
もちろん、責任も感じるし、こう撮るにはどうしたら良かったのだろうと反省することもある、とてもある
なぜ、好きなんだろう
こどもたちが園で過ごす時間というのは、人生において少しの間だ
3、4年を長いとみるか、短いとみるかは、人それぞれだけど
世界に産まれ出てきて、母と過ごす時間がほとんどだった子供達が、母と離れて社会というものに入っていく感じ
そこで、どのように過ごしているのか、どんな表情を見せているのか
日々、どうして忙しいんだか分からないけど、何だか結局忙しい、
そんな時間を過ごしているお母さん、お父さんたちに、子供たちの園生活という社会での姿を見せてあげたいという気持ちがあるのかもしれない
純粋に、子供の真っ直ぐな感情が好きだというのもある
歳を重ねることの素敵さは、もちろんあるし、自分自身、歳を重ねることに対して前向きな方だと思う
それでも、子供のような真っ直ぐな感情に出会うと、ほわぁって嬉しさが生まれるのだから、子供特有のものなのだろう
大人が、人と関わっていくうえで、いつでも感情真っ直ぐ出しまくっているわけにもいかないので、それを少しずつ手放していくことも大切なこと
悪いことだというわけではなくて
子供と接し、子供の表情を写真におさめる時間の中で、子供の真っ直ぐな感情が、自分に力を分けてくれてるようにも思う
真っ直ぐに感情を出すことを許されている存在が、キラキラして見えて魅力的なんだろう
こんなところだろうか、「好きなのはなぜか」な話
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