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習慣化するには、ほかの人の視点を入れよう

こんにちは。

今回は、「複利で伸びる1つの習慣」の書籍についてご紹介します。

在宅勤務・外出自粛の生活が長引き、多くの方が今までのご自身の「習慣」について改めて見直す機会が多くなったのではと思います。例えば、在宅勤務になったから、通勤時間を筋トレにあててみよう。外食していたけれど、料理の時間に変えてみよう。…

昨年の緊急事態宣言以降、皆さんが立てた目標や、始めてみたことって今も続いているでしょうか?結局スマホをダラダラ見る生活に変わっていませんか?

もしこの記事を読んで下さった方で「げ!」と思われた方、ぜひ読み進めていただき、ご自身の日々の習慣について改めて考える機会になればと思います。

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(画像プレビューが表示されないので、リンクでご紹介)

この本の要約

この本は、習慣の力について強く提唱されています。

ただ、習慣について述べられた他の本と異なる点は今の自分の習慣を得点表にして分析をした上で、現状続けている習慣を今後も続けていくべきか否かを判断することを提唱されています。その論を元に多くの事例を用いて説明されています。最後にリンクを載せていますが、著者James Clear氏の公式サイトにてメールマガジンに登録すれば、「ビジネスに役立てるには?」「子どもの教育に役立てるには?」を解説されています。

これは、家計簿をつけたり、Apple Watchで消費カロリーを計算したり、体重計に乗って体重を計ることと同じように、日々習慣を数値化して現状分析し「次はこうしよう」と対策を練ることと一緒だなぁと感じました。


私がこの本から学んだこと3つ

1. 行動を繰り返すことで、その行動に関するアイデンティティが強められる

【アイデンティティ】
アイデンティティとは自己と同一化している要素の事である。国語等で扱われるアイデンティティの喪失とは、その要素が無くなることである。 また、さまざまな立場における自分自身の在り方について、「これがほかならぬ自分なのだ」というまとまりをもった確信のことである。
- Wikipediaより

例えば、毎朝家の周りを10km走る人がいれば、その方は「10km走る」という行動を毎朝繰り返すことになります。

アイデンティティが何であろうと、それを信じているのは「証拠」があるから。「証拠」とは、毎日ある分野について勉強しているなどの行動を指す
- 「複利で伸びる1つの習慣」より

この引用を元に挙げた例で考えると、毎朝10km走るという「証拠」によってアイデンティティを信じることができると解釈できます。

1日だけでは多くの人が10km走る行動をしていますので、自分のアイデンティティにはなり得ないかもしれません。けれど、それを毎日繰り返すことにより、その行動を繰り返す人の数はだんだん少なくなってきます。そのうちに「自分ができること」として自分の中で認識されていきます。これがアイデンティティと私は考えます。

習慣とアイデンティティとの関係性について、著者は双方向の関係があると言います。習慣がアイデンティティを形成し、アイデンティティが習慣を形成するのです。


2. 習慣を身につけるための4つの法則

どんな習慣も、下記の4つのステップで繰り返されます。

1. きっかけ:習慣をはっきりさせる
2. 欲求:魅力的にする
3. 反応:易しくする
4. 報酬:満足できるものにする
→1〜4にかけて時間が経過

1. で述べた「毎朝10km走る」習慣を例に考えてみましょう。

【きっかけ】
下記3. の項目とも関連しますが、「習慣得点表」のテンプレートを用いて、今の習慣と優先順位を明らかにします。「毎朝10km走る」ことは、生活するにおいて、走らなければ死ぬことはないと思いますが、走った方が健康的に過ごせることは分かります。では、ほかに副業やブログを書くとかの仕事と比べたらどうでしょうか?ご自身の中で優先順位を考えてみてください。

【欲求】
「毎朝10km走る」ことを「しなければならない行動」として認識するのではなく、「したい」と思わせるきっかけはなんだろう?と考えてみましょう。
・毎朝10km走る→体脂肪が減る→好きな女の子にモテる!
・毎朝10km走る→Twitterで毎日投稿できるネタになる→Twitterフォロワー数増えるんじゃないか!?

【反応】
「毎朝10km走る」ことの優先順位が高めだと感じたら、継続できるような魅力的な面を考えてみましょう。自発的に毎朝10km走りたい!と思い、実際行動を起こせるような仕組み作りを行います。
・目覚ましをスマホから、Apple watchに変更する
・Apple watchを玄関(もしくは走る靴の中)に置いておく→靴を履かないと、止められない仕組みを強制的に作る

【報酬】
1度「毎朝10km走る」ことを達成したら、自分へご褒美をあげましょう。
よく「ラーメンを食べる」など高カロリーのものを食べると、カロリー±0になって効果的ではないのですが…笑


3. 習慣を見直すには、他者の視点を入れるべき

習慣は無意識なものなので、誰かのフィードバックが必要です。何も考えずに習慣を行っていては何も改善されないからです。

ではどうやってフィードバックをするのか?と言えば、「習慣得点表」の作成を書籍ではお勧めしています。習慣に得点をつけ、自分の習慣の行動が自分の目標にとって優先順位が高いことなのか?を見直すきっかけになります。


私の学び:一番「他者の視点を入れること」が鍵

自分で自分に厳しくすることは、とても難しいです。ストイックな性格にならなくてはいけないのか?と感じてしまいます。

けれど、3. で述べたように他者の視点を介在させることで「行動」が「習慣」に変わるのです。「他人に見られているから頑張らなきゃ」と思わせられるからです。

その好例としてSNSがあります。TwitterやInsagramで毎日更新をすることで、「あの人頑張っているな」とフォロワーに認識してもらえます(宣言することもいいかもしれませんね)。けれど途切れてしまうと、「あれ?あの人サボっているのか?」と思われます。そこで言い訳するのはとてもカッコ悪い。笑

私の場合は、noteを毎日更新し続けることを始めTwitterでも毎日発信をすることでより多くの方に読んでいただけるようになりました。「読んでいただける方々を裏切ってはいけない」という思い、そして「より多くの人に私の考えを知って欲しい」という思いがあり、毎日更新をする習慣を作り上げることができました。

参考:著者James Clear氏の公式サイト

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