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クラウドファンディングの基礎を知ろう
ECサイトををより発展させるために、クラウドファンディングの仕組みを勉強しています。
クラウドファンディングの基礎と事例を学ぶべく、「日本人のためのクラウドファンディング」を読みました。その感想と、考えたこと(考察)です。
要約
クラウドファンディングの強み
1. 予約販売サイトとして利用できる
2. テストマーケティングが行える
3. 販売ルートの開拓ができる→販売店の方から、直接声をかけてくれる可能性がある→新たな営業手段としても
4. 応援者を集めることができる
5. 将来の顧客になり得る層の囲い込み
6. 話題になれば、メディアへの露出も増える
7. 社会的信用・ブランド構築に役立つ→クラファンを立ち上げたときの情報が、ネット上にずっと残るため、知らない人でもネットで調べれば出てくる
↓
クラファン成功の3つのポイント
1. 開催期間の設定(推奨: 45日間)
2. 目標金額の設定
3. タイトルのつけかた(推奨文字数: 30~40字)
日本独自の人気カテゴリー「フード」
→ふるさと納税が後押し?
事例) 九州 ジャーケーキ専門店
可愛い容器で買いたい!というコメントが多数あります。
アメリカ発の「ジャーケーキ」の文化+ケーキの仲間に詰めるのは九州特産のもの、ということです。
写真の映え+美味しそう+新しい商品の感じ(アメリカ発のジャーケーキが日本に上陸している感じ)も、魅力としてありそうですね。
最も伸びるカテゴリー: 「プロダクト」
最初の1週間で目標金額の25%集めると、達成率は5倍にUP?
欧米圏では、とくにIT系の新商品に注目が集まるようです。
合わせて考えたい。ふるさと納税とは違う?ガバメントクラウドファンディング
すべての寄付がふるさと納税の対象となる、政府(自治体)が行うクラウドファンディング。
ふるさと納税の寄付金の「使い道」をより具体的にプロジェクト化し、そのプロジェクトに共感いただいた方から寄付を募る仕組みです。
ふるさと納税は、各自治体が返礼品として様々な商品を出品し、住民税が控除されるメリットも後押ししたことで、多くの人に広まってきました。
一方、ガバメントクラウドファンディングは、返礼品という商品を買うための寄付ではなく、図書館を作るプロジェクトであったり、消防団結成の事例もあります。まちに還元をする、公共サービスを更新していくための寄付の意味合いも含まれるのではないでしょうか。
鳥取県
鳥取県のガバメントクラウドファンディングの場合、各企業からプロジェクトを募集。鳥取の自然を体験するツアーや、鳥取県内の事業者の事業を応援しています。
大阪府八尾市
八尾市では、消防団の強化のためのプロジェクトであったり、コミュニティセンターの改修のプロジェクトが実施されています。
こうした自治体の取り組みは、プロジェクトを進める自治体に住む住民に限りません。
例えば今は東京にいるが地元がその自治体である人も、プロジェクトが実施されているサイトに登録し寄付をすることができます。
そもそも、なぜ自治体がこうした取り組みをしているのか?というと、総務省が後押しをしているからです。
企画次第で、運営資金を集めることができる、素晴らしい時代になりましたね。
下記のnoteでも、クラウドファンディングについて書いています。
![](https://assets.st-note.com/img/1663551460245-95rLFFfvfY.png?width=800)
読んで下さった皆様の背中を押せるようなコンテンツを発信し続けます。ありがとうございます。