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私の読書記録

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私が過去に読んだ本の記録です。イベントレポも入っています。また、勉強になったnoteも収録しています。
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#読書感想文

働き方のヒントを得られたら〜「もっと早く、もっと楽しく、仕事の成果を上げる方法」

「もっと早く、もっと楽しく、仕事の成果を上げる方法」の読書感想文です。もとやまさんのnoteでこの本の存在を知り、読みました。 本に書かれている内容決定的に人と差がつく仕事の仕方 いったん課題を正しく設定できたら、もう問題は解決したも同じ。手慣れたコンサルタントは、このことをよく知っている。 コンサルタントに新たな、斬新な手法を求めるのは間違い。経営や組織といった人に絡む問題の解決策は、できるなら古典的の方がいい。なぜなら、古典的な解決策は、過去に様々な会社がトライして

発信を続けたいけど続かない方への処方せん〜「書くのがしんどい」読書感想文

先日、書くnoteの勉強会に参加してきました。そこで紹介された本「書くのがしんどい」を読みました。その読書感想文です。 5つほどの章に分かれていますが、私は主に2つの章を注意深く読みました。 伝わらなくてしんどいひとつずつ伝える、文は短く。まず結論から言う。そのあと、詳細や具体例を入れる。 本で書かれていた内容は以上です。 ここから、もう少し私の考察も含めて考えてみましょう。 私は普段、寝る前にNHKのラジオニュースを聴いています。 NHKラジオでは、約2時間ごと

【読書感想文】どこでも誰とでも働けるには?~転職当たり前時代に役立つ考え方

こんにちは。「どこでも誰とでも働ける」の読書感想文です。 今転職が当たり前になっている時代、色んな本が出ていますが、キャリアを自ら選択していくことの重要性そして考え方を具体的に書いている本でした。 本の要約「どこでも誰とでも働ける」の定義 1.どんな職場で働いたとしても、周囲から評価される人間になる 2. 世界中のどこでも、好きな場所にいながら、気の合う人と巡りあって働ける これからの働き方を変える世の中の大きな変化 1. 社会やビジネスがよりインターネット化する

「幸せ」をお金で買うとは〜「幸せをお金で買う5つの授業」読書感想文

こんにちは。「幸せ」とお金の関係は、皆さんはどのようにお考えでしょうか。よく討論番組のネタになりますよね。今回は「幸せをお金で買う5つの授業」という本を読んだ読書感想文です。 本の要約ハッピーマネー5つの法則 経験を買う ご褒美にする 時間を買う 先に払って、後で投資をする 他人に投資する 最近の研究では、富を増やしても、より幸福になれるわけではないことが示されている。富を得ることを考えただけで、人は他人を遠ざけるようになり、幸福を台無しにしてしまう場合がある。

高くても売れるのはなぜ?〜「高くてもバカ売れ!なんで?」の読書感想文

こんにちは。円安の言葉が飛び交う今日この頃。物価高で、今まで買えていた物を買わなくなった…という方もいらっしゃるのでは。しかし一方では"メディアで高くても人気です"と報道され注目されている商品やサービスも存在します。 このような商品やサービスが売れるのはなぜか?を考えたことはありますか。マーケティング関係の仕事をしている人はもちろん、価格変動に関心のある方にぜひお勧めしたい一冊です。文章もかなり簡潔に書かれているので、スラスラ読めます。 要約高売れキーワード ・アガる

LTV(顧客生涯価値)の事例をまとめてみた

こんにちは。マーケティングに携わる方は、もう耳にタコだよ…とは思います。今回LTVの事例について、私なりに分析しているnoteです。 LTVとはLTVの用語解説については、こちらの2つのnoteをご覧ください。 簡単にまとめると、Life Time Value=顧客生涯価値と言われ、企業が顧客の取引開始から取引終了までに得られる間に、企業が得られる利益を指します。顧客との取引を1回に帰結するだけでは売上が成り立ちません。事業をより長く継続させるために、企業はLTV向上の施

"LTV"の意味をきちんと理解する〜「LTVの罠」読書感想文(後編)

こんにちは。前回のnoteの後編です。昨今、経営陣(もしくは経営企画部門)やマーケティング部門で言われることが多い「LTV(ライフタイムバリュー)」という言葉。私はこの本を読んでLTVの意味を改めて考えることができました。このnoteでは、「LTVの罠」という本を読んでの私の考察を書いています。 LTVのそもそもの意味LTV(ライフタイムバリュー)は、日本語訳をすると「生涯顧客価値」と訳されます。でも、生涯顧客価値ってパッと言われて意味を理解できる方は果たしてどれくらいいら

"LTV"の意味をきちんと理解する〜「LTVの罠」読書感想文(前編)

こんにちは。マーケターの方は1度はご覧になったであろう「LTVの罠」という本を読みました。昨今、経営陣(もしくは経営企画部門)やマーケティング部門で言われることが多い「LTV(ライフタイムバリュー)」という言葉。私はこの本を読んでLTVの意味を改めて考えることができました。 本の要約LTV向上施策はら長期的に顧客とのコミュニケーションを改善するものが多く、即座に売上や利益に反映されない。また、LTVを分解すると「客単価×購入頻度×継続購入期間」だが検証に時間がかかる。 あ

顧客へのヒアリングの心得~「小規模企業支援の基本」の読書感想文

こんにちは。私は、中小企業診断士の資格取得をなんとなく考えています。今回紹介する本は、中小企業診断士の資格取得のための方法論ではなく、中小企業診断士になったあとの仕事の方法、心得について書かれた本です。決して中小企業診断士にしか分からない話が書かれているわけではありません。主にコンサルやカスタマーサクセスの部署に所属の方も、よく理解できるような内容です。 本の要約資格を取っただけでは、仕事は取れない 中小企業白書を10年分を読み込むと良い。その上で、以下のサイクルを回す。

ファンマーケティング施策にちょっと待った!〜「未顧客理解」読書感想文ver.2

こんにちは。数年前に、「未顧客理解」の本を読んだ感想をnoteに書いていました。しかし前編のまま更新せずにおりました…。 数年経った今、仕事で培った経験もあり、本で書かれていた内容がより身に染みて理解できるようになったので、ver2としてまた書きます。 ◾️前回のnoteをご覧になりたい方は、こちらもどうぞ 本の要約未顧客理解の定義 あなたのプロダクトやサービスに興味関心のない人、今まで買ってくれなかった人 この本の副題「なぜ、買ってくれる人=顧客しか見ないのか?」の

価値を考える前に周りの動きを把握する〜「マーケターのように生きろ」読書感想文

こんにちは。「マーケターのように生きろ」を読んだ読書感想文のnoteです。マーケターの方に限らず、キャリアを考える人に役立つ本です。 本の要約マーケティングとは: 相手にとっての価値を生み出し、それを伝え、相手の持つ価値と交換してもらうこと。ここでの価値とは、「相手が感じることのできる価値」を意味する。 マーケターの人に限らず、マーケターの考えを誰もが自分の人生のキャリアを考える際にすごく役に立つ。 【価値とはなにか】本書で定義する価値 1. 知覚価値: 相手が感じる

新旧ブランドが「新ラグジュアリー」の定義をつくる〜「新ラグジュアリー」の読書感想文

こんにちは。先日読んだ本「新・ラグジュアリー」の本を読んだ読書感想文です。ラグジュアリーブランドと聞くと、ルイビトンやGUCCI、CHANELなど欧州のブランドを思い浮かべる人が多くいらっしゃるかもしれません。しかし、昨今ではラグジュアリーの価値に関して大きな変化が生まれています。ラグジュアリーとは何かについて深く考えたい方にお勧めです。 本の要約"ラグジュアリー"の意味に変化が起きている理由は主に3点。 1. 自動車や体験型領域は先進国の中高年が主流という市場構造は変わら

コミュニケーションと信頼の力が営業の真価である。〜「シン・営業力」読書感想文

こんにちは。この本の帯に「キーエンス」の文字がありとても目の引くタイトルです。確かに、キーエンスで勤務されたことのある著者が書かれているので、とても説得力があります。 この本では、「シン・ゴジラ」のように、営業の仕事をポジティブに捉える考え方を提唱しています。 本の要約お客様のゴールを目指すのが営業であり、売上目標ではない。お客様のゴールを一緒に召さしていくことで、お客様と営業の関係はビジネス上のお付き合いから、戦友のような関係に発展していく。 法人営業は情報が命。お客

これからの時代に求められる能力〜「起業家の思考法」読書感想文

こんにちは。終身雇用の時代が終わると叫ばれる昨今、私は今からでも自分で稼ぐために日々どのような仕事をしたいのか、自分にはどんなことができるのか…云々と考えています。今回は"起業家"という切り口から考え方を学ぶために、この本を手に取りました。 起業家を目指す人に限らず、自力で仕事をしたい人にぜひ読んで欲しい一冊です。 本の要約自分の頭で考え、意思決定を行う。リスクを負って仕事をする。すごい起業家の5つの考え方(発見力、別解力、実現力、失敗力、成長力) 問題を自分で見つけ、