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「コミュ力」に悩み続けたわたしが、たどり着いたひとつの結論。

コミュ力って??

コミュニケーション能力、略してコミュ力。
いつの間にか市民権を得て、聞き馴染みのある言葉になりました。

自身の勉強も含めて、定義を確認しておきましょう。

社会生活において、他者と円滑に意思の疎通が行える能力。コミュ力(りょく)。「—が高い」
weblio辞書より引用

ネットで調べてみると、上記のような検索結果が。なるほど、「他者」と「円滑」に「意思の疎通が行える」能力。「意思の疎通」っていうのが納得させられました。会話などの言語コミュニケーションに限らず、ボディランゲージや表情などの非言語コミュニケーションも内包しています。

わたしは学生時代、誰とでも仲良くできて、人を笑わせることができる人がコミュ力が高い人だと思っていました。事実、その認識は間違っていないと思います。

しかし、本質を捉えているワケではないのかなぁ、なんて社会人になって思い始めたのです。


話を聞けない子ども、そしておとな。

わたしは某スポーツクラブでテニスコーチをしています。
そこでは、下は3歳半、上は還暦を迎えた方まで幅広い年齢層の方達とレッスンをしています。年下の学生の子とも、年上の上司とも、いろんな年齢の方と接する機会があります。

そこでわたしは気づくわけです。

話を聞けない人が多いな?


自分の話をしたいおとなたち。

子どもは話が聞けなくて当然です。
学校とは違った、運動をするための習い事の場。

開放的な気分になってしまうのは仕方ないし、注意力も散漫になるでしょう。そのため、子どもを集めて話をするときには、必ず言う言葉があります。「あとで、質問コーナーの時間を取るから、まずはコーチの話を聞いてね」

分からないことは後でちゃんと聞く、というスタンスを示すことで、割と落ち着いて聞いてくれます。

……それでも聞いてない子はいますけどね(笑)

ただ、驚くのはおとなでも話してる途中に口を挟んでくる人がいること。
業務の説明などをしていても、「それって、○○なパターンはどうするんですか」とかね。

いや、お前が遮らんかったらそこも説明しとったんじゃ。


そして辿り着くひとつの結論。

「人を笑わせる能力」に代表されるように、コミュ力って発信する能力だと思っていました。けれど、仕事で1,000人は下らない人たちと接する中で気付いたのは、コミュ力は受け取る能力だということです。

コミュ力の高い人は「話を最後まで聞く」のはもちろん、「こちらが話しやすい雰囲気をもっている」と思います。
聞き上手を越えた「話させ上手」です。

「昨日見た夢の話」みたいな他愛のないことでも、この人になら話したくなる。そんな人、周りにひとりはいませんか?


人は誰でも自分のことを知ってほしい

Twitterやインスタグラムに代表されるように、世界中の人々が手軽に発信できる時代。これらが隆盛を極めているのは、やっぱりみんなが「発信したい」からだと思います。

人前での発表は嫌でも、気心知れた人には自分のことを知ってほしいんじゃないでしょうか。本質的に人は「発信したい生き物」だと思っています。でなければ、SNSがこんなに流行るワケないし、カウンセラーや占い師という職が存在できるワケありません。

もちろんわたしも、自分を発信したいためこうやって記事を執筆しています(笑)

コミュ力の高い人の特徴

話が横道に逸れてしまいました。
改めて、コミュ力の高い人の特徴を考えてみたいと思います。職場にふたりほど、「話させ上手」の人がいるため、ふたりに共通することを挙げて、わたしも「話させ上手」を目指したいと思います。

・まずは肯定
・話を遮らない
・いつも機嫌がいい
・リアクションが大きい
・なんでもない話でも笑顔で聞いてくれる

うーん、書き出してみるとやっぱ凄いな…
人間、体調や心の調子があるので、「いつも機嫌がいい」のは不可能に近いと思うんです。でも、そう見せているというのはどこか気にかけている部分があると思います。

いきなりは全部は無理なので、

・まずは肯定
・話を遮らない
・リアクションは大きく

この3つを気をつけていきたいと思います!

みなさんの「コミュ力」についての考えも教えてくださいね。

-ヒトカツ。-

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