MAP(現代応用心理学)を紹介してみる 【Ep1】
Modern Applied Psychology(MAP)=現代応用心理学とは?
MAP(現代応用心理学)とは、
・積極的に比較的新しい心理学の理論や知識を用いて、
・人々が日々抱える実際の悩みを解消するために、
・人間の行動の理由や心の動きを解明する助けとなる実用的な心理学
です。
MAPを学んだらどうなるの?
身近な事例に様々な学派の理論を当てはめ、
① 自分に気付き、
② 自分を管理し、
③ 他者に気づき、
④ 社会に良い影響を与える人になる
ことで人間的な成長を目指します。
もう少し詳しく説明しますね。
そもそも心理学(Psychology)とは?
わたしは、心理学を「人の行動の理由や心の動きを説明する学問である」と理解しています。
現代心理学(Modern Psychology)とは?
では、「現代」の心理学とは何でしょうか?思うに、対になる概念として「古典心理学」とでもいうべきものを考えるとわかりやすいかと思います。
古典心理学とは、ずっと前から提唱されている有名な理論(例えば、フロイトの「氷山モデル」など)を学ぶものというイメージです。
反対に、「現代心理学」と言った場合、移りゆく現代社会の「今」の状況を踏まえて登場した、比較的新しく、明確な理論体系が出来上がっていないものでも心理学の知識として積極的に取り入れていくイメージです(もちろん、中にはきっちりとした理論として仕上がっているものもあります)。
応用心理学(Applied Psychology)とは?
そして、「応用(英語ではApplied)」が意味するところは何でしょう?
これは、単に理論を知ることにとどまらず、現実世界のリアルな状況に当てはめて、何かしらのアウトプットを生み出すことを意図している、と言えばイメージしやすいでしょうか。もっとくだけて言えば、使える心理学=実用的な心理学という感じです。
わたしのように悩み多き人生を歩んでいると、「これ、学んでも何の役に立つの?」ということは多々あるのですが(色んな考えを知ること自体は楽しいけれど)、その意味では、「応用心理学」であれば、自分の当てはめ次第で、色んな理論や知識を悩みの解消することに使うことができるのです。
現代応用心理学(Modern Applied Psychology:MAP)
ここまでくると、MAPをイメージしてもらえたのではないでしょうか。
つまり、MAP(現代応用心理学)とは、冒頭で書いたように、
・積極的に比較的新しい心理学の理論や知識を用いて、
・日々抱える実際の悩みを解消するために、
・人間の行動の理由や心の動きを解明する助けとなる実用的な心理学
だと、わたしは考えています。
さらに、心理学に存在する色んな学派(例えば、行動心理学派、認知心理学派、人間性心理学派など)の思想をバランスよく取り入れていることも特徴の一つです。
まとめ
MAP=Modern Applied Psychology(現代応用心理学)
MAPを実践することで、①自分に気付き→②自分を管理し→③他者に気付き→④社会に良い影響を与える自分になれる
MAPは、比較的新しい理論や知識を使って、日々の悩みを解消するのに役立つ実用的な心理学
終わりに
さて、今回の配信は、何よりもまず、「MAPとは何か」を説明させていただきました。
MAPは、日々の悩みを解消するという点で「実用的な」心理学です。
今後の配信では、例えば、「英会話ができるようになりたい。でもなかなかできない。これは“学びを制限“しているものがあるから」というような日々の悩みを取り上げ、MAPのアイディアで悩み解消の糸口を見つけられたらと思っています。
しかし、MAPは「実用的」なだけではないのです。
MAPの最終地点は、「社会に影響を与える自分になること」「社会に貢献する自分になること」だからです。
このことは、MAPを学ぶ前のわたしはない感覚でした。
それは「自分が幸せになりたい」とばかり考えていたからです。
しかし、MAPを学んだ今、「社会に貢献する」という視点が光って見えます。
環境問題、グローバル化、人生100年時代、働き方改革…変化の激しい時代を生きる私たち。一緒に、「わたしの人生」を「わたしたちの人生」に変えてみませんか?
さぁ、はじめましょう!
※なお、わたしの説明は、Udemyの『Modern Applied Psychology』の講座を、自分なりの理解で解釈し、まとめたものですので、その点だけどうぞご承知おきください。また、この講座は全編英語のため、日本語訳に不出来なものもあるかと思います。その点をご理解いただき、楽しく読んでもらえたら嬉しいです。
【参考:Modern Applied Psychology(現代応用心理学)】
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