浪費家時代の「残高0ライフ」。無謀な暮らしの理由を知りたい方、集まれ。
こんにちは、高塚アカネです。
超・浪費家だった時代があります。この時期になると思い出すことは、「毎月25~28日は、口座残高が0になる日」…ということです。
私は本職がサラリーマンでして、毎月25日がお給料をもらえる日になっています。ところがクレジットカードの引き落とし日が、だいたいどれも26日~28日。
当時クレジットカードをなぜか5~6枚持っていて、つぎつぎに引き落とされていくクレジットカード利用額に、口座残高はきっかり、28日にもなると「ほぼ0」になっていました。
私自身の身の上としては、過去には貧乏学生で、欲しいものが買えなかった過去があったり、欲しいものが欲しかったあまり、親の財布から1000円札を抜き取ったことがあったり…。
お金への執着が脈々と育まれたまま会社員になってしまい、アルバイトとは比にならない初任給額に、金銭感覚が崩壊した、という部分はありました。
実体験だけを通せば、「欲しいもの」が多かったんだな。後悔を回収したかったんだな。…と、理由はいろいろとつけられる経過をたどっておりました。
ただ、浪費家人生を20年強送った後々の2024年。いよいよ、「これが!!あの浪費の理由か!!!」…という、衝撃を味わっています。
「浪費家」の背景
この記事は長くなってしまうので、回答を先に書いてしまいます。
筆者は必死にがり勉をし、導き出した回答はこちら。
浪費家は、自分の人生を自分の責任だと思ってない。
高塚アカネ。
本日の一冊:「お金の授業」
お金があまりにもどんどん出て行く暮らしが長かったので、はっきり覚えてます。2021年ごろ、「この蛇口からあふれる水を止めるにはどうしたらいいのか?」…と、真剣に思案を始めました。
当時は、徐々にですがお金に関しての学びがすごく容易に、簡単になっていき始めていた頃です。代表格は「リベ大」両学長の「お金の大学」。これの発刊が2020年でして、ちょうど発刊されてyoutubeで話題になり、中田あっちゃんなどをきっかけに大バズりする直前…という感じの世の中でした。
お金を貯めるには体系だったしくみがあって、それぞれ「向き」「不向き」なやり方があると。
そのうえで、だれもがやれば貯まる、「固定費削減」などの必殺技があること。
「お金の大学」でまずお金のしくみを頭で理解をし、まねできるところは全部まねをしました。携帯をahamoに替えたり、「三井住友カード」を作ったりしたことも。たしか、リベ大関連の情報だった記憶です。
押さえるところは押さえ、稼ぐ力を養えば、きっとお金はたまる。
そんな風に思っていた矢先に、稼げば稼ぐほどお金が出て行く「アドレスホッパー」になりました。「暮らしを改めようと思っていたのになぜ(;'∀')!?」…と思いながらも前向きに頑張ってみた結果、暮らしはあたかも東京大空襲のようになり。
巨額のお金をつぎ込んで「仕事」という絨毯爆撃から逃げ惑った結果、病気をしました(;'∀')。
私は自己犠牲をしちゃだめだな。この暮らしは病気になるな。と気づき、ひっそりと引退をし、4畳の部屋で再起をかけるべくお金の勉強をしていたときに、冒頭の1冊に出会います。
浪費家な人の謎の楽天思考
大石洋子著・「お金の授業」を読んで、まず筆者がハイライトマークを入れたのは、「浪費家な人は末っ子気質な人が多い」。
多分に漏れず、私も末っ子です(;'∀')。そしてその「浪費」の裏に考えている思考として、
「末っ子をほっとかないでしょ」
「家族のだれかが何とかしてくれるでしょ」
…と思ってる!!!(;'∀')
お金が無くなったとき、お金が欲しい時、確かに家族に救われてきました。
ただ、想像してみてください。お金が無くなって0円になったときに、
「ほら~。みんながほおっておくから、お金なくなっちゃったじゃん~」
…とか、思ってただろうか?
「お金なくなっちゃった末っ子が借金とかしていいの?(させないよね?)」
…とか、思ってただろうか?
無謀な暮らしをして、収入=支出の時代が長かったんですが、「なんとかなるでしょ」「私の人生はきっと誰かが助けてくれる人生だよ」…と、思ってただろうか。
過去、貧乏学生だったんですが、アルバイトで最低限の収入は稼いでいました。なのですが、アルバイター時代から稼いだお金は残っておりません。
正直、表面上の私は、「私の暮らしは私がまかなってる」と思っていた。…のですが、綱渡りの生活の長さは、嘘をつかない。
自立している、と思っていたのは、都合が良い「脳内劇場」だったかもしれませんね(;'∀')。
家族の気をひく手段だったかもな
「お金がない」というのは貧乏学生だった過去が語りますように、家族の口癖でもありました。
親も「お金がない」と言っておりましたし、「収入をもらえる会社はありがたい」というのが口癖でした。
その口癖でほぼほぼ家にいなかった両親。私は小さいころから、親の目を引くべく、「お金がない末っ子をほおっておくな!」…というワガママにて、お金に困っていたのかもしれません。
最近不思議なもので、病気をして収入が半減したにもかかわらず「ミニマリスト」化し、支出がとまったことで貯蓄ができる体質に生まれ変わっておりました。
その頃と時を同じくして、実家と疎遠になっております(;'∀')。
末っ子の独女なのですが、私がちょっと、ゆがんだ「甘えた」だったんでしょうね(;'∀')。貯蓄する=自立する、が出来てきたら、家族からも自立することになるとは…。
浪費家で困っている、やめたい、という方がいたら、筆者のこの体験談、伝えていきたいです。
この記事の学び:
▶浪費は「自分の人生は誰かが助けてくれる」と思うからできる。
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